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2019.07.07

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犬×食べ物を知る!

犬に豚肉を食べさせても大丈夫?与える際の注意点と調理法をご紹介

現代の犬が雑食なのは広く知られていることですが、実は食べさせてしまうとNGな食材もあります。例えばジャーキー等に代表される肉類は、犬が大喜びする食べ物で、一般的に販売されているドッグフードなどにも肉類は多く含まれています。では、肉類の中でも豚肉はどうでしょうか?今回は豚肉を愛犬に食べさせる際の注意点や調理法などをまとめてみました。

#Foods

Author :docdog編集部

犬は豚肉を食べても大丈夫?豚肉に含まれる栄養成分とは

犬 豚肉

ドッグフードに豚肉の成分が入っているものが多いことからも、犬には豚肉を食べさせても大丈夫です。ただし、生の豚肉は危険を伴いますので、NGとなります。

実は犬にとって欠かせない栄養素が豚肉には多く含まれ、市販のドッグフードの中にも豚肉を主原料とする商品が数多くあります。 その栄養素として、まず動物性たんぱく質は、血や骨、ホルモンなどを作るのに欠かせない栄養素のひとつで、各種ビタミン群は本来の活力を維持し、体を健康的に保つためには必須の栄養素です。また強い抗酸化作用を持つセレンも多く含まれています。(※1)

ただし豚肉が原料だからといって、ソーセージやハムなどは与えないでください。人間の味覚からすればちょうどよい塩気でも、犬にとっては塩分が高すぎる可能性があります。特に犬の味覚はしょっぱさを感じにくいようになっているので気を付けてあげましょう。

犬に豚肉を与える際の注意点とその調理法

犬 豚肉

犬にとって大切な栄養素を多く含む豚肉といっても、食べさせる際には注意すべき点があります。
まず豚肉が生の状態では、トキソプラズマという寄生虫が寄生している場合があり、ストレスがあったり免疫が低下している犬が感染してしまうと、脳障害や痙攣、呼吸困難など重篤な症状を引き起こすことがあります。猫と違って人への感染はほとんどありませんが、絶対に生の状態で与えないことが大事です。(※2)

また、調理法としてはなるべく細かく切って与えるようにしてください。人間の歯と違って臼歯で咀嚼することができませんので、丸飲みしても喉が詰まらないようにしてあげることも大切です。

豚肉には脂肪分も多いため、なるべく赤身肉を選んであげるか、余分な脂肪は切り取って与えるようにしましょう。豚肉を「焼く」より「煮る」ほうが余分な脂も落ちますので、ヘルシーになります。

豚肉を原料としているドライフードも数多く市販されていますが、新鮮な豚肉はやはり栄養価も高いものです。
たまには愛犬に手作りご飯を食べさせてあげるのも新しい発見があって良いかもしれません。

豚肉でアレルギー症状が出ないかをしっかりチェック!

犬 豚肉

人間だけでなく犬にもアレルギーの症状が出ることがあります。犬によって個体差があるので、食材によってどのアレルギーの因子が含まれているのかは一概に言えませんが、豚肉の場合もアレルギー症状が出る可能性のある食材だということを覚えておきましょう。

まずは豚肉を食べさせる際にアレルギー症状が出るのか?出ないのか?をきちんと見極めてあげることが大切です。まずは少量を食べさせて皮膚を痒がったり体調に異常が出ないか?などを確認するようにしてください。

この方法を『除去食試験』と言いますが、犬のアレルギー因子を見つけるには最もポピュラーな方法だといえるでしょう。またリンパ球反応試験といって、食物アレルゲンに反応するリンパ球を見つける血液検査を動物病院等で行うことも有効な手段の一つです。そうすることでアレルギー因子を持つ食材を特定することができます。

もし、豚肉に対してアレルギー症状が出るのであれば、代替となる食材はいくつかあります。比較的アレルギー症状が起きにくい食材としては、ルーミート(カンガルー肉)やゴート(ヤギ肉)などが挙げられますので、試してみるのも良いと考えられます。

犬にとって豚肉はスペシャルフード!

犬 豚肉

豚肉は、もちろんアレルギーの問題もありますが、きちんと加熱さえすれば犬にとってごちそうです。また牛肉などに比べれば比較的低カロリーなので、きちんと適量さえ守っておけば大変ヘルシーなメニューになると思います。たまには新鮮な豚肉を使った手作りごはんで愛犬を喜ばせてあげるのは、いかがでしょうか?

(※1)参考文献:厚生労働省 eヘルスネット
(※2)参考文献:日獣会誌(近畿及び四国の一部地域の臨床上健康な家庭犬におけるトラソプラズマとネオスポラに対する抗体保有状況)

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