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複数の茶色のアーモンドが麻布の上に載っている
食べもの
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2021.10.02

犬×食べ物を知る!

犬にアーモンドを与えて大丈夫?注意点や危険なナッツ中毒について紹介

アーモンドは栄養豊富な食材であり、アーモンドを使用したお菓子もたくさん販売されています。人には「健康に良い」「栄養が豊富」などと言われるアーモンドですが、犬に与えても大丈夫かな?と疑問に思う方も多くいらっしゃるのはないでしょうか。
ここでは犬にアーモンドを与えていいのか、与える際にはどのようなことに注意すべきなのか、もしアレルギー症状が出た場合の対処法など詳しくご紹介します。

#Foods

文:江野 友紀/認定動物看護士

犬にアーモンドを与えてもいいの?

白の毛の犬が器に入ったアーモンドを食べている

アーモンドは犬に与えることのできる食材です。しかし、与え方や与える量など注意点もあります。まずはアーモンドの成分について確認してみましょう。

アーモンドの主な成分

  • ビタミンE
  • ビタミンB2
  • ナイアシン
  • 葉酸
  • ミネラル
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • 脂質
  • タンパク質
  • 食物繊維

アーモンドの成分で注目したいのが、ビタミンE、ミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)、食物繊維です。
ビタミンEは抗酸化作用があり、皮膚の健康を維持するためにも必要な栄養素で、アーモンドはナッツ類の中で含有量が一番多い食材です。

他にもカルシウム、マグネシウム、りん、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれているので、体の細胞濃度の調節、赤血球の働きを助ける、骨の健康維持など体の様々なところで働いてくれます。
食物繊維はレタスの約9倍含まれており、便通の改善や、皮膚の機能や免疫力の向上などの効果が期待できます。

犬のアーモンドの与え方

犬に与えるためにスプーンにすくったアーモンド

アーモンドは犬が食べてもいい食材です。しかし、アーモンドの与え方には注意が必要です。
スライスアーモンドや人用調味料を加えたアーモンド、生アーモンドなどは胃や腸などの臓器に負担をかけ消化不良を起こす可能性がありますので、与えるときはアーモンドミルクアーモンドパウダーなどを使用しましょう。

摂取量はどれくらい?

犬におやつを与えるときの目安として主食の20%程度と言われています。
アーモンドの摂取量に細かい決まりはありませんが、主食の20%以上にならないように調節しながら与えるのが良いでしょう。

アーモンドを初めて与える場合はアレルギーの可能性もあるので、小指の先程度の量を与え、様子を見て、体調に問題ないようであれば少しずつ増やすようにします。
量を増やした時点で犬になんからの症状が見られる場合は、アーモンドを与えるのは控えましょう。

アーモンドを与えるときの注意点とは?

アーモンドを与えるときは犬の体調に十分注意し、そのままの大きさで与えないようにしましょう。
アーモンドは粒が大きいため、そのまま与えることで胃や腸に詰まリ腸閉塞を引き起こしてしまう可能性があります。
中にはアレルギー症状を起こす可能性があるので、下痢や嘔吐がないか、皮膚に異常はないかなど確認しましょう。

アーモンドを初めて与えるときは、何らかの異常があったときに動物病院をすぐに受診できるように準備をしておきます。
かかりつけの動物病院の診療時間を確認し、できるだけ午前中に与えるようにしましょう。

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犬にアーモンドを与えた際のナッツ中毒にご注意!

犬に与えるために木のまな板にアーモンドやナッツがある

アーモンドは犬が食べてもいい食材ですが、すべてのナッツ類を与えてもいいというわけではありません。与えてはいけないナッツの種類や注意点など、ナッツ中毒についてお話します。

ナッツ中毒の症状

中毒性のあるナッツはマカダミアナッツビターアーモンドです。これらのナッツを食べると、下痢、嘔吐、けいれん、発熱、ふらつくなどの症状が見られます。
ナッツ中毒の場合、適切な処置を行うことが重要ですので、出来るだけ早く動物病院で受診しましょう。

ナッツ類を食べてしまったときの対処法

中毒性があるナッツ類を食べてしまったときは出来るだけ早く動物病院を受診することが重要ですが、「いつ、何を、どれくらいの量食べたか」などを正確に伝えることも大切です。
まずは、動物病院に連絡し、今の症状や今後どうすればいいか指示を仰ぎましょう。

犬にアーモンドを与えても大丈夫!

白と茶色の毛の犬の前におやつのアーモンドが差し出されている

ここでは犬にアーモンドを与えていいのか、与え方、摂取量、ナッツ中毒について詳しくご紹介しました。
アーモンドはアーモンドパウダー、アーモンドミルクなどを選んで与えるようにしましょう。

また、過剰な量を与えると胃腸障害など様々な症状を引き起こす可能性がありますので、注意しましょう。
アーモンドは与えても問題ありませんが、マカダミアナッツやビターアーモンドは中毒性があるので、与えてはいけません。
犬にとって初めて食べる食材を与えるときはアレルギーの可能性もあるので、犬の体調をしっかり観察した上で与えるようにしましょう。

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  • 公開日:

    2019.07.25

  • 更新日:

    2021.10.02

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ライター・専門家プロフィール
  • 江野 友紀
  • 認定動物看護士
  • 地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。 ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。 普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。 ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

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