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2019.07.05

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犬と過ごす幸せな時間

ボーダーコリーの基本情報。犬種の歴史・特徴・性格・育て方のコツ

さらさらふわふわの毛に、凛々しいお顔と抜群の運動神経で、ドッグスポーツに興味があれば、知らない人はいないであろう犬種、それがボーダーコリーです。日本ではフリスビーやアジリティーなどのドッグスポーツにおいても活躍しています。高い運動能力や性格、被毛・育て方のコツまで、今回はボーダーコリーの魅力をたっぷりご紹介します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいボーダーコリーのこと

ボーダーコリー

日本ではドッグスポーツでも活躍しているボーダーコリーですが、もとは牧羊犬として重宝されていました。
ここでは、ボーダーコリーを飼う上で、知っておきたい犬種の歴史や特徴を解説します。

ボーダーコリーの歴史

ボーダーコリーの起源はとても古く、8世紀後半から11世紀にかけて、スカンジナビア半島にいたバイキング氏によってスコットランドに持ち込まれたトナカイ用の牧羊犬が祖先であると言われています。その後、イギリスの牧羊犬やラフ・コリーの祖先の血が入り、現在のような姿となりました。

犬種として認識され始めたのは1906年頃、ボーダーコリーという犬種名が採用されたのは1915年頃、そこから原産国であるイギリスで犬種として認定されたのは1976年頃です。牧場などで活躍していたため、都市に住む方に知られる機会が多くなかったことから犬種として認定されたのが遅かったと言われています。

また、ボーダーコリーの名前の「ボーダー」とは「国境」という意味で、スコットランドとイングランドの国境付近が原産であるため、この犬種名が付いたと言われています。岩場が多いエリアで、人が牧畜をまとめるのが困難であったことから、ボーダーコリーの力を借りたという説も。そんなボーダーコリーは、現在でもイギリスやオーストラリアなどで牧羊犬としても活躍しています。

ボーダーコリーの特徴

ボーダーコリーはしっかりとした身体付きをしており、牧羊犬の血が強いため、逃げるものを追う習性があります。 そのため、ボーダーコリーはボール遊びなどが大好きです。

体型、体質

バランスの良い体型をしており、体高はオスで約53cm、メスで約50cm程になります。
体重はオスが17~22kg、メスだと14~18kgくらいが目安になり、中型犬に分類されます。

毛色、被毛、抜け毛

毛色は、ブラック&ホワイト、チョコレート、ブルー、セーブルなど様々な毛色があり、毛質も長毛のダブルコートから、短毛のスムースコートまでと幅広く、ほかの犬種よりも個性が強い犬種であると言えるでしょう。顔や胸、腹や手足にホワイトが混じるのも特徴です。
抜け毛はそれなりに多いため、定期的にブラッシングをしてあげる必要があります。

寿命、かかりやすい病気

ボーダーコリーの寿命は一般的に12~15歳程と言われています。

かかりやすい病気として挙げられるのは、股関節形成不全・肘関節異形性・コリー眼異常などです。 股関節形成不全・肘関節異形性を発症していると、高いジャンプが難しくなるためドッグスポーツで力を発揮するのは難しくなってくるでしょう。
これらの病気は遺伝性・先天性であることもあります。

そして、1~3歳頃の若いボーダーコリーに発症しやすいと言われるセロイドリポフスチン症(CL症)は、主に運動障害、知的障害、視力障害などの症状が発現し、進行すると死に至ると言われている怖い病気です。
残念ながら、現在のところ治療法がありませんが、繁殖犬の遺伝子検査を行うことにより、この病気を発症するような子犬が産まれないような選択的な繁殖を行うことは可能です。

ボーダーコリーの性格

ボーダーコリー

ボーダーコリーを飼っている、もしくはこれから飼いたいと考えている人は、ボーダーコリーの性格の傾向を知っておきましょう。 犬種の性格を知っておくことで、しつけもしやすくなります。

大変頭がよく、活発で、作業意欲が強い

ボーダーコリーは数ある犬種の中でも、一番頭が良いと言われている犬種です。しつけ次第ではとても従順なコに育ってくれるでしょう。また、作業意欲が強いため、投げたものを持って来させるような遊び方をすると喜ぶ傾向にあります。

ただし、頭がいいからと言って、家に迎えた瞬間から、すぐに「マテ」等のしつけが出来るようになる訳ではありません。もちろん個体差もありますし、飼い主さんの教え方や犬との相性によっても出来るようになるまでの期間は異なります。

家族には大変愛情深い一方、知らない人や犬には関心が薄い一面も

ボーダーコリーは家族に対して深い愛情を持っています。一方、警戒心が特別強いと言うわけではないですが、知らない人や犬に対しては見向きもしないことがあります。

逆に言うと、フリスビーやアジリティーにはとても向いている犬種であると言えます。実際にドッグスポーツの舞台では、ボーダーコリーが中心となって活躍をしています。

ボーダーコリーの育て方

ボーダーコリー

ボーダーコリーは初心者が育てるには少しコツが必要な犬種です。 ひたすら可愛がるだけでは、ボーダーコリーは自分が飼い主よりも偉いと理解し、手のつけられない犬になってしまう可能性もあります。 ボーダーコリーを飼う上では、明確な「アメとムチ」が必要になってくるでしょう。

環境

ボーダーコリーは家族のことが大好きであるため、飼い主さんと長く一緒にいられる室内飼育が好まれます。

また、留守番を得意としていないため、常に家族の誰かが室内にいることができるのが理想的です。

運動

ボーダーコリーは大変活発な犬種で、牧羊犬でもあったため、毎日かなりの運動時間を必要とします。 目安としては朝晩2回の1時間ずつの散歩が必要です。

理想は散歩中に一緒に走ったり、公園でボール遊びをするなど、ボーダーコリーを走らせてあげることです。 週に1度はドッグランなどで思い切り走らせたり、一緒にドッグスポーツの練習をしてあげることで、運動不足とストレス解消をしてあげましょう。

しつけ

ボーダーコリーのしつけを行なう上では、時に甘く、時に厳しくと言った「アメとムチ」が必要になってきます。

しつけ次第では、家族のことが大好きなボーダーコリーでも攻撃的になってしまう可能性がありますので、飼い主さんのしつけへの意識がとても重要です。

基本的に、ボーダーコリーは人間と行う作業が好きであるため、ボールなどをうまく利用してしつけを行うことで、従順になってくれるでしょう。

ケア

毎日とは言わないまでも、定期的なブラッシングは必要です。
月に1度以上はシャンプーをしてあげることで、清潔な被毛を保つことができるでしょう。 定期的なブラッシングは愛犬とのコミュニケーションにもなるほか、病気や怪我の早期発見にも繋がります。

ボーダーコリーと過ごす幸せな時間

ボーダーコリー

ボーダーコリーは、しつけをしっかりと行うことで、犬と暮らすことの楽しさを教えてくれる、最高のパートナーになってくれるはずです。

犬を迎える前には、その犬種がどういう犬なのか?どれくらいの運動量が必要なのか?月々のお金はどれくらいかかるのか?等といったことを勉強する必要があります。そうすることで、愛犬にとっても自分自身にとっても「幸せな暮らし」を実現するための第一歩を踏み出すことが出来るでしょう。

犬と一緒に楽しむフリスビーやアジリティーなどのドッグスポーツはとても気持ちが良いものなので、 ボーダーコリーと暮らしている方・これから暮らしたいという方は、ぜひ1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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