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犬種図鑑

2020.03.11

犬と過ごす幸せな時間

ニューファンドランドの歴史・身体的特徴・性格・育て方のコツ

犬の大きさは、超小型犬・小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬に分類されることがよく見られます。超大型犬は普通に生活しているとなかなか出会う機会がありませんが、いつかは超大型犬と一緒に生活してみたいと憧れを抱く方もいらっしゃると思います。ここでは超大型犬、ニューファンドランドの歴史・特徴等をご紹介します。

#ニューファンドランド

Author :docdog編集部

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最初に知っておきたいニューファンドランドのこと

ニューファンドランド

大型犬は見かけることはあっても、超大型犬はなかなか見かけることもなく飼育頭数も少ないため、どんな犬か想像できない方もいるのではないでしょうか。ここではニューファンドランドという犬が生まれるまでの歴史や体の特徴などについてお話しします。

ニューファンドランドの歴史

ニューファンドランドはカナダのニューファンドランド島からその犬種名が付きました。祖先犬はカナダの土地に住んでいた犬や漁船などで持ち込まれたグレートピレニーズ、レトリバー系の犬ではないかと言われています。18~19世紀になると漁師などと一緒にイギリスに持ち込まれ、イギリスから周辺諸国にも人気が広がりました。

一方、原産国のカナダではニューファンドランドが大量に輸出され、絶滅寸前に追い込まれることになり、イギリスで積極的に繁殖が行われました。ニューファンドランドは泳ぐのが上手なため、世界各地で海難救助犬としても活躍している犬種です。

ニューファンドランドの特徴

ニューファンドランドはグレートピレニーズやゴールデンレトリバーを大きくしたような姿をしています。ここではニューファンドランドの体型・体質、毛色・被毛・抜け毛、寿命・かかりやすい病気についてお話しします。

体型、体質

ニューファンドランドは体高が71cm前後、体重68kg前後の超大型犬です。がっちりとした体に、足には水かき用の膜があり、とても泳ぎが上手です。

毛色、被毛、抜け毛

毛色はブラック、ブラウン、ホワイト&ブラックがあります。被毛はダブルコートでアンダーコートに水を弾くため皮脂を含んでいます。そのため、こまめにブラッシングやシャンプーをする必要があります。抜け毛も多い犬種なので、定期的にブラッシングを行い、換毛期は1日に1回は必ず行いましょう。

寿命、かかりやすい病気

ニューファンドランドの平均寿命は8~10歳前後です。超大型犬となると小型犬に比べると短命に感じますが、遺伝的要因や生活環境により変わります。清潔な生活環境、栄養価の高い食事、適度な運動を心がけ、過度なストレスを与えないように心がけましょう。

かかりやすい病気として、「心疾患」「股関節形成不全」「消化器疾患」などが挙げられます。

「心疾患」は病状が進行してから出ないと症状が現れないため手遅れになってしまうことが多い病気です。そのため定期的に心臓検査を行い、出来るだけ早く病気を見つけられるようにしましょう。

「股関節形成不全」は大型犬に多い遺伝性の病気で骨盤と大腿骨頭がうまくはまらずに外れやすくなってしまう病気です。完全に治すためには外科手術が必要になるため、かかりつけの獣医師と相談しながら経過を見ていきましょう。

「消化器疾患」は下痢嘔吐などの比較的わかりやすい症状が見られるため発見は早いです。消化器疾患では症状の進行が早く、下痢嘔吐などは脱水や栄養失調を引き起こしやすいため、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

ニューファンドランドの性格

ニューファンドランド

大型犬は温厚な犬が多いイメージが強いですが、ニューファンドランドはどうでしょうか。ここでは性格をご紹介します。

甘えん坊で人間が大好き

ニューファンドランドは甘えん坊で人間が大好きな性格をしています。基本的に人間が好きなので、人懐こく、誰にでも明るく接してくれます。子供との仲良くできるので家庭でも馴染みやすいでです。

穏やかで優しく、フレンドリーな性格

穏やかで優しく、温厚な性格なので、滅多なことでは怒りません。そのため、他の犬と喧嘩することも少ないため、多頭飼育でも問題が起こることもあまりないとされています。

ニューファンドランドの育て方

ニューファンドランド

ニューファンドランドは温厚な性格で育て方もそこまで難しくないように思いますが、実はかなりの運動量が必要です。他にもブラッシングなどのケアが必要です。ここではニューファンドランドの育て方についてご紹介します。

環境

ニューファンドランドはもともと寒い地域で生活していた犬種なため、寒さには強いですが、暑さには弱いです。そのため、熱中症になりやすい犬種です。生活環境では温度や湿度管理に注意し、快適な温度を保つようにしましょう。毛色がブラックの場合は余計に熱を吸収してしまうため、散歩も涼しい時間帯に散歩をし、こまめに水分補給をすることをおすすめします。

抜け毛も多いため掃除もこまめに行いましょう。体が多い分抜け毛も小型犬と比べて非常に多いです。掃除も1日に2,3回行うこともあります。不衛生な環境では皮膚疾患を引き起こす可能性がありますので、注意しましょう。

運動

超大型犬なので1日2回、最低でも1時間以上は運動が必要です。ニューファンドランドはもともと泳ぐのが好きな犬なので、犬も泳げるプールなどに連れ出してあげると喜びます。運動不足にならないようにドッグランなどにもこまめに連れ出してあげるなど工夫して運動時間を取れるようにしましょう。運動不足になるとストレスが溜まり、物を壊す、噛むなどの問題行動を起こす可能性があります。超大型犬なので、万が一人や犬に噛み付いてしまうと、最悪の場合、命を落としてしまうなんてことにもなりかねません。十分な運動量を取れるようにしましょう。

しつけ

基本的に穏やかで優しい性格ですが、しつけはしっかり行いましょう。座れ・待て・伏せなどの基本トレーニングの他にも脚側行進なども徹底して教えましょう。超大型犬は他の犬種に比べて散歩やドッグランなどで遊ぶときに注意することが多いです。犬が何もしていなくても責められてしまうこともあります。そのため、トレーニングは怠らないようにしましょう。

ケア

ニューファンドランドはダブルコートなのでブラッシングのケアが重要です。アンダーコートに皮脂が含まれているためすぐに被毛がベタつくため、こまめにシャンプーをしてあげましょう。ブラッシングには体が大きいため、とても時間がかかります。しかし、ブラッシングやシャンプーは適当にしてしまうと、皮膚疾患を引き起こす可能性があります。自分で行うのが難しいのであればトリミングサロンなどにお願いするのも1つの手です。

ニューファンドランドと過ごす幸せな時間

ニューファンドランド

ここでは超大型犬、ニューファンドランドについてご紹介しました。ニューファンドランドは超大型犬で、とても穏やかで優しい性格をしています。人が好きなので、どんな家庭でもすぐに馴染むことができます。家庭犬向きの性格をしていますが、かなり多い運動量を必要とし、ブラッシングもこまめに行わなければいけない一面もあります。迎えることを検討する場合は運動時間をどれだけつくれるのか、体のケアはどれだけできるのかなども含めて検討するようにしましょう。

  • 公開日:

    2019.07.17

  • 更新日:

    2020.03.11

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