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2019.07.07

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犬と過ごす幸せな時間

イングリッシュマスティフの基本情報。スクエア型の頭部がトレードマーク

イングリッシュマスティフは闘犬として活躍していた犬種で、勇敢で攻撃性も高いため知名度の割に飼育率が低い犬種でもあります。パワフルでコントロールも難しいため、飼育する前には犬種についてよく知っておくようにしましょう。ここでは、イングリッシュマスティフの歴史や特徴・性格・育て方までをご紹介します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいイングリッシュマスティフのこと

イングリッシュマスティフ

犬を飼育する際には、その犬種についてよく理解しておく必要があります。イングリッシュマスティフは闘犬の歴史があり、攻撃的な一面が残されているとも言われていますので飼育には注意が必要です。イングリッシュマスティフの歴史や特徴などを知り、本当に飼育できるのかよく考えてみてください。

イングリッシュマスティフの歴史

イングリッシュマスティフは単にマスティフとも呼ばれており、チベタンマスティフが紀元前700年頃にアッシリアやエジプト、バビロニア、ペルシャなど経てイギリスに伝わり、イギリスで誕生しました。2000年以上の歴史を持ち、9世紀後半には密猟者から貴族の所有地や禁猟区を守る番犬として飼育されていました。

軍用犬としても活躍しており、勇敢でベア・ファイティングと呼ばれる熊と闘う競技に登場することもしばしば。ベア・ファイティングは一時は国技にまでなりましたが、1642年には廃止され、飼育数が減っていたイングリッシュマスティフはドッグショーを機に再興しました。

マスティフという名前はパワフルを意味するマスティーに由来していますが、多くの国では犬を意味する言葉であったそうです。

第二次世界大戦ではイギリスで数が激減しましたが、アメリカにかなりの数が持ち込まれたため、絶滅を免れたと言われています。

イングリッシュマスティフの特徴

イングリッシュマスティフの特徴はがっちりとした体型です。どの角度から見てもスクエア型の頭部に、筋肉質で頑丈な体躯、長方形の位置にある四肢とバランスのとれた犬種です。近年では胴体の太さが重視されており、四肢が長い個体は好まれないとされています。

体型、体質

イングリッシュマスティフの体高はオスで76cm以上、メスで70cm以上が理想とされており、平均は68~80cmです。体重はオス・メスともに75kgが理想で、平均は79~86kgです。

がっちりとした体をしており、全体的にバランスのある犬種です。

毛は短毛種ですので、筋肉質の体が目視できます。

毛色、被毛、抜け毛

イングリッシュマスティフのカラーはアプリコットフォーン、シルバーフォーン、フォーン、ダークフォーン・ブリンドルの4タイプで、マズル、耳、鼻、目の周りと顔にはブラックマスクが入っています。

ダブルコートで、密集したアンダーコートと、短毛で硬く真っすぐなアウターコートから成り立っています。

短毛種ですので長毛種ほど抜け毛はありませんが、換毛期がありますのでブラッシングは欠かさず行ってください。

寿命、かかりやすい病気

イングリッシュマスティフの寿命は8年から10年ほどで、罹患しやすい病気としては股関節形成不全、胃捻転 、先天性心疾患、眼瞼外反症、小眼球症などがあげられます。

股関節形成不全は大型犬に多く発生する病気の一つで、股関節の発育がうまくいかず、成長するにつれ股関節が変形し炎症が起こる病気です。生後4ヶ月~1歳ほどで発症します。

胃捻転も大型犬に多く発生する病気で、食後に運動を行うと起こりやすい病気ですので食後の散歩は避けるようにしてください。胃捻転は重症になると死に至りますので注意が必要です。

先天性心疾患は生まれつきの心臓の病気で、動脈管開存症、肺動脈弁狭窄症、心室中隔欠損症などがあります。血液の流れに異常があらわれるため全く症状がない子もいれば生後間で重篤な症状を示す子もいます。

イングリッシュマスティフの性格

イングリッシュマスティフ

イングリッシュマスティフの性格は飼い主に従順で愛情深いと言われています。また勇敢で攻撃的な一面もあるため、飼育には注意が必要となります。

飼い主に従順で愛情深い性格

イングリッシュマスティフは飼い主に従順で愛情深い性格をしています。落ち着きもあり、いかつい顔とは相反して温和な子が多いようです。

勇敢で攻撃的な一面も

イングリッシュマスティフは闘犬でもあったため勇敢で攻撃的な一面が残っているとも言われており、制御できないでいると大変な問題を起こしてしまいます。しつけは徹底的に行い、一貫した教育を心掛けてください。

イングリッシュマスティフの育て方

イングリッシュマスティフ

イングリッシュマスティフを飼育する場合、環境や運動量、しつけ、ケアの方法などを学んでおく必要があります。

環境

イングリッシュマスティフは暑いのが苦手な犬種ですので、室内飼育で夏場はクーラーが効いた部屋での飼育が必須となります。よだれをたらしやすいので、掃除が行いやすい床材を選ぶと片付けが楽になります。足腰の負担にならないよう滑りやすい床材は使用せず、マットや絨毯などを敷いてあげるようにしてください。

家族と一緒に過ごすのが好きですのでスキンシップの時間もしっかり確保してあげてください。

運動

イングリッシュマスティフは運動量も多く必要で、毎日1時間程度の散歩を2回ほど連れて行ってあげる必要があります。運動不足になると肥満になりやすくストレスも溜まりやすいため注意が必要となります。

暑さは苦手ですので夏場は散歩の時間に気を配る必要があります。散歩だけでなく遊びも取り入れてあげると満足してくれやすいです。

しつけ

イングリッシュマスティフは闘犬であったため、力と攻撃力が共に高く、制御が難しく、初心者の飼育は困難です。頭がよく飼い主には従順ですが、幼齢犬の頃からしっかりとしつけを行うようにしましょう。

上下関係をしっかり築けていないとしつけが行いづらいですため、綿密にコミュニケーションを取り、上下関係をしっかり築いていきましょう。

ケア

イングリッシュマスティフはよだれが多く垂れる傾向にあり、定期的に拭って清潔に保ってあげる必要があります。汚れたまま放置してしまうと皮膚病の原因にもなってしまいます。シワの部分は汚れがたまりやすいので固く絞った濡れタオルで定期的に拭ってあげてください。

短毛種ですので神経質になる必要はありませんので、運動後に獣毛ブラシで軽くブラッシングしてあげるようにしてください。ダブルコートですので換毛期は毎日ブラッシングを行ってください。

イングリッシュマスティフと過ごす幸せな時間

イングリッシュマスティフ

イングリッシュマスティフはいかつい顔をしていますが、性格は温厚でそのギャップが人気です。大型の犬種で闘犬であったため攻撃性も高いことから飼育が困難と言われていますが、しっかり制御できれば頼もしいパートナーとなってくれるはずです。

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