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2019.07.04

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犬と過ごす幸せな時間

毛色がたくさん変わるコも。ケアンテリアの歴史・特徴・性格・育て方

ケアンテリアはテリアならではの外貌を残しており、特にテリア好きの愛好家たちに愛されている犬種で、嗅覚や視覚が優れています。活発で勇敢ですが、テリア気質ですので飼育には少しコツが必要となります。犬を飼い始める前に、犬種のことをよく知っておくようにしましょう。ここでは、ケアンテリアの歴史や性格・育て方のコツまでの基本情報をまとめてご紹介します。

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Author :docdog編集部

最初に知っておきたいケアンテリアのこと

ケアンテリア

犬を飼育する際には、その犬種についてよく理解しておく必要があります。ケアンテリアはテリア種の性質を色濃く次いでおり、扱いづらい面もあります。ケアンテリアの歴史や特徴などを知り、本当に飼育できるのかよく考えてみてください。

ケアンテリアの歴史

ケアンテリアはテリアの基礎となったスコティッシュテリアにいちばん姿が近く、テリアの中でも最も歴史が古い犬種とも言われています。

1873年頃にスコティッシュテリアからスカイテリアが誕生し、1888年頃にスカイテリアからハードヘアードテリアが誕生しました。このハードヘアードテリアから誕生したのがケアンテリアでした。

ケアンテリアという名前の「ケアン」は、原産国であるスコットランドの古い言葉で積まれた石を意味します。スコットランドにある石塚(古代人の墓)に棲みつくウサギやキツネを狩る猟犬として活躍していたため、この名前がついたといわれています。

ケアンテリアはその後、家庭犬として改良されていきましたが、愛犬家たちが祖先のテリアの姿を求めたため、他のテリア種に比べテリアらしい外見と気質を保持しています。

1939年にはアメリカで公開されたオズの魔法使いという映画で主人公ドロシーの愛犬としてケアンテリアが登場し、一躍有名になりました。

ケアンテリアの特徴

ケアンテリアは体高が体長よりやや長く、短いマズルと黒い鼻をし、立ち耳で幅広い頭部を持っています。尻尾はまっすぐと伸びており、背中に背負うことはありません。四肢は頑丈で、前足に体重をかけるように前傾姿勢で立ちます。

体型、体質

ケアンテリアのジャパンケネルクラブでの犬種スタンダードは、体高は28~31cm、体重は6~7.5kgです。体長より体高がわずかに長いスクエア型の体型で、がっちりとした筋肉質の体つきをしています。

毛色、被毛、抜け毛

ケアンテリアの被毛の色はクリーム、ウィートン、レッド、グレー、ブラック、ブリンドルなどがあります。耳やマズルはどの色でも黒となります。ブリンドルは成長する過程で7回色が変わると言われているほど、成長とともに色が変わります。

ダブルコートですので換毛期の抜け毛は多いですが、換毛期以外は比較的抜けが少なく、お手入れしやすいと言われています。

寿命、かかりやすい病気

ケアンテリアの寿命は12歳から15歳で、罹患しやすい病気としては緑内障や白内障などの眼病や皮膚疾患、慢性腎不全などがあげられます。

緑内障は視神系が阻害され視野が狭くなる病気で、白内障は水晶体が白く濁る病気です。眼病は重症になると失明する場合がありますので注意が必要です。

ケアンテリアはテリア種のトリミング法であるプラッキング(美しく堅い毛を作る技法)による皮膚疾患が発生する場合があります。

慢性腎不全はシニアに多く発生する病気で、腎臓の機能が低下し老廃物を排出できなくなります。定期的に健康診断を受け、早期発見・早期治療を心がけるようにしてください。

ケアンテリアの性格

ケアンテリア

続いて、ケアンテリアの性格を見ていきましょう。個体差もありますので、あくまで参考としてみてくださいね。

活発で好奇心が旺盛

ケアンテリアは活発で好奇心旺盛な子が多いようです。陽気で、家族には愛情深く接してくれますし、愛犬と一緒にスポーツを楽しみたい人にもぴったりです。

頑固で怖いもの知らずな一面も

ケアンテリアはテリア気質な面が多く残っているため、頑固で怖いもの知らずな面もあります。他の犬との相性もありますが、攻撃的ではありません。

ケアンテリアの育て方

ケアンテリア

ケアンテリアを飼育する場合、環境や運動量、しつけ、ケアの方法などを学んでおく必要があります。

環境

ケアンテリアは暑さにも寒さにも比較的耐えられる犬種ですが、室内の温度管理はきちんとしてあげましょう。また、フローリングなど滑りやすい床材は足腰に負担をかけてしまうため、滑りにくいマットや絨毯などを敷いてあげるようにしてください。

穴掘りが好きな犬種でもありますので庭遊びなどの際に花壇を掘られたりしないよう対策を取る必要があります。

運動

ケアンテリアは活発で運動量を多く必要とする犬種です。1日2回30分以上の散歩を行ってください。途中でボール遊びなどを取り入れてあげるととても喜んでくれます。狩猟本能により散歩中に出会う小動物を追いかけてしまうことがありますので、しっかりリードをつけて防ぐようにしてください。

しつけ

ケアンテリアはテリア種ですので根気よくしつけを行う必要があります。頑固で気の強いところがあり初心者ではしつけを行うのは難しいと言われています。トレーナーさんに相談しながら性格を生かしたしつけを行ってください。上下関係を築くことから始めるといいでしょう。好奇心が強い犬種ですので、その好奇心を活かした方法もおすすめです。

ケア

ケアンテリアはダブルコートの犬種ですので換毛期には抜け毛のケアをしてあげる必要があります。他の換毛期のある犬種に比べると抜ける量は少なめでケアは楽ですが、手を抜くと死毛が絡まり汚れが溜まり皮膚病を発症してしまう場合があります。楽な分しっかりブラッシングしてください。換毛期以外のシーズンは週に2、3日の頻度でブラッシングを行うようにしてください。

ケアンテリアはプラッキングで美しく堅い毛を保ちます。プラッキングとは毛を抜くことで新陳代謝を促しテリア種本来の硬い毛を保つトリミングの技法です。ケアンテリアはプラッキングによる皮膚病が発症する場合がありますので注意してください。

プラッキングはカットと比べてトリミング料金は高めですが、プロが行うと痛みはなくトリミング中に寝てしまう子もいるそうです。

シャンプーはプラッキングをする1週間前は避け、月に1回程度行ってください。

ケアンテリアと過ごす幸せな時間

ケアンテリア

ケアンテリアは初心者では飼育が難しい面もありますが、愛情深く家族には忠実な犬種です。適切な飼育方法で育ててあげれば小さな頼もしいパートナーとして暮らすことができるはずです。毎日の運動を欠かさず、愛情いっぱいに育ててあげてくださいね。

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