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2019.07.14

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犬と過ごす幸せな時間

ミニチュアブルテリアの心配な病気を知ろう。性格・犬種の特徴も

ミニチュアブルテリアという犬種を見たことはありますか?ブルテリアはもともと闘犬として活躍していた歴史がありますが、育てている方はあまり多くないため、散歩で見かけることも少ない犬種です。ミニチュアブルテリアと暮らすために飼い主が知っておきたいことを知ることで、既に一緒に暮らしている愛犬との違いや、これから犬を迎える上での参考にしてみてくださいね。ミニチュアブルテリアの身体的特徴・性格・育て方のポイントをご紹介します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいミニチュアブルテリアのこと

ミニチュアブルテリア

ミニチュアブルテリアはブルテリアに容姿が似ていますが、犬種が生まれた歴史や性格などに違いはあるのでしょうか。ここではミニチュアブルテリアの歴史や特徴についてご紹介します。

ミニチュアブルテリアの歴史

ミニチュアブルテリアの祖先犬はブルテリアと同じ、スタッフォードシャー・ブル・テリア、オールド・イングリッシュ・テリア、イングリッシュ・テリアなどです。犬種名の通り、ブルドッグとテリアの交配で生まれた犬です。ブルテリアは大きい犬から小さい犬までおり、その中の小さい犬を「ミニチュア・ブル・テリア」と呼んでいたようです。

ブルテリアはもともと闘犬として繁殖されていました。1835年にイギリスで闘犬が廃止されたときに、ブルテリアの愛好家が犬種を残すべく活動をし、性格も家庭犬向けへと改良されていきました。1860年にホワイト・イングリッシュ・テリアとダルメシアンの掛け合わせにより生まれた白い犬をブルテリアと名付け、1873年にはミニチュアサイズのブルテリアがショーで優勝を収めました。

小型化しすぎたブルテリアは体が弱く、一時は絶滅の危機までになりましたが、愛好家やブリーダーの努力が実り、1939年にイギリスのケネルクラブに「ミニチュアブルテリア」の犬種登録がされました。

ミニチュアブルテリアの特徴

ミニチュアブルテリアとブルテリアはもともと同じ犬種で、ブルテリアの中で小さい犬たちのことを指していました。闘犬として活躍していたブルテリアですが、闘犬が廃止され、家庭犬を目指し改良されていきました。ここでは、現代のミニチュアブルテリアの体型・体質、毛色・被毛・抜け毛、寿命・かかりやすい病気についてご紹介します。

体型、体質

体型はがっしりとしていて、骨格にしっかりと筋肉がついています。体長と体高がほぼ同じのスクエアタイプの体で、立った耳と頭部のストップがない特徴的な顔をしています。体重は11~15kg程度、体高は25~35cmの中型犬です。

毛色、被毛、抜け毛

毛色はホワイトとブリンドルなどの有色があります。被毛は短毛でシングルコートです。抜け毛は比較的多いため、こまめなケアが望ましいです。長毛種に比べて抜け毛があっても気が付きにくいので、2~3日に1度程度ブラッシングをしてあげるといいでしょう。ブラッシングにはマッサージ効果もあるため、リラックスさせてあげることができます。ピンブラシ、ラバーブラシなどを使用し、愛犬とのコミュニケーションの時間にすると良いかもしれませんね。

寿命、かかりやすい病気

ミニチュアブルテリアの平均寿命は11~14歳です。平均寿命は遺伝的要因や生活環境などにより変わりますので前後します。犬とできるだけ長い時間を一緒に過ごしたいのであれば、できるだけストレスをかけないような生活を心がけましょう。清潔な生活環境、適度な運動、栄養価の高い食事などが望ましいです。

ミニチュアブルテリアが心配な病気としては「水晶体脱臼」「腎炎」「上皮小体機能低下症」「聴覚障害」が挙げられます。

水晶体脱臼は水晶体が何らかの原因によりあるべき場所から外れてしまう病気で、4~5歳の若さで発症することが多いと言われています。緑内障などの目の病気から発症することもあるため、目に何らかの異常が見られるのであればできるだけ早めに動物病院を受診しましょう。

腎炎は腎臓が何らかの原因により炎症を起こすことです。腎臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど、病状が進行してから出ないと症状が現れない臓器です。そのため、症状が出てからの治療では手遅れということもあります。食欲の低下、嘔吐、元気がない、尿量の変化などが見られたときは出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。

上皮小体機能低下症とは頚部にある上皮小体から出るホルモンが何らかの原因により分泌不足となる病気です。ホルモンの分泌不足により、全身性の発作や、過敏、顔面痙攣、麻痺、徐脈、発熱、嘔吐・下痢などの全身性の様々な症状が見られます。治療は長期間になることもあるため、首を圧迫しないように日常的に気をつけて生活するようにしましょう。散歩のときなどリードを引っ張る癖のある犬は胴輪などに変更するなどの対応をしたほうが良いかもしれません。

聴覚障害も遺伝病の一つになっている病気です。遺伝病は予防することが難しい病気ですので、犬がフラフラ歩く、ものや壁にぶつかるなどの様子が見られたときは早めにかかりつけの獣医師に相談しましょう。

ミニチュアブルテリアの性格

ミニチュアブルテリア

ミニチュアブルテリアは闘犬として活躍していたという歴史から、攻撃性の高さをイメージする方もいるのではないでしょうか。ここではミニチュアブルテリアの性格について詳しくご紹介します。

やんちゃで遊び好きな性格

やんちゃで遊び好きな性格をしています。そのため、ボールやおもちゃなどを利用し、たくさん遊んであげると喜びます。遊びながら体を動かすことでストレスを発散するので、時間があればできるだけ一緒に遊んであげましょう。

マイペースで頑固な一面も

明るく陽気な姿を見せる反面マイペースで頑固な部分もあるため、しっかりしつけをする必要があります。頑固でおもちゃなどお気に入りのものを離さず、飼い主の指示に従わないこともあるため、しつけトレーニングは指示を理解し覚えるまで根気強く教え込みましょう。

ミニチュアブルテリアの育て方

ミニチュアブルテリア

ミニチュアブルテリアはやんちゃで遊び好きで明るい性格をしていて、一緒に生活をするのが楽しくなります。ここでは、ミニチュアブルテリアの育て方についてご紹介します。育て方を知り、性格を踏まえた上で育てることができれば、お互いにとってストレスの少ない生活を送ることができます。

環境

ミニチュアブルテリアは遺伝病に聴覚障害が挙げられます。もし聴覚障害であることが判明したら、できるだけ床に荷物を置かず、慣れた環境で過ごせるように模様替えは控えましょう。居住空間となる部屋はこまめに掃除を行い清潔に保ちましょう。ミニチュアブルテリアが被毛が短いため、あまり皮膚疾患を患うことが少ない犬種ですが、不衛生な環境により皮膚のバリア機能が低下し、湿疹や皮膚の赤み・かゆみなどの症状が見られることがあります。

運動

ミニチュアブルテリアはミニチュアという犬種名ですが、中型犬に分類され、しっかりとした運動量を必要とします。1日2回30分~1時間程度の散歩に連れ出してあげましょう。散歩のときはリードを短く持ち、トラブルを避けましょう。

しつけ

もともと闘犬として活躍していたので、攻撃的な面も飼い主がコントロールしなければいけません。そのため、座れ・待て・伏せなどの基本的なトレーニングはマスターできるように教えていきます。一度間違ったことを教えてしまうと頑固な一面があり、訂正するまでに時間がかかることもあるので、しつけの方法を家族間で共有し、間違ったしつけをしないようにしましょう。しつけの方法で悩むことがあれば、ドッグトレーナーや動物病院で相談してみましょう。

ケア

ミニチュアブルテリアのケアはそこまで難しくありません。ブラッシングも1週間に2~3度でも問題ありません。ブラシはピンブラシやラバーブラシなどを使用しましょう。耳掃除・肛門腺絞り・爪切りは1ヶ月に1回程度でシャンプーと一緒に行うといいでしょう。

ミニチュアブルテリアと過ごす幸せな時間

ミニチュアブルテリア

ここではミニチュアブルテリアと暮らすために飼い主が知っておきたいことについてご紹介しました。ミニチュアブルテリアは家庭向けに改良を行っていますが、がんこで攻撃的な一面も見られます。子犬の頃からきちんとしつけを行い、飼い主の言うことをしっかり聞くようにトレーニングをしましょう。

さらに、ミニチュアブルテリアは中型犬で体力もある犬種なので、十分な運動量が必要です。運動量が足りていないと、ストレスが溜まり、噛む・唸るなどの攻撃行動を起こす可能性があります。初めて犬を飼育する方や、たくさん運動をさせてあげるだけの時間が取れない方には不向きです。犬と一緒にたくさん運動できる、しつけトレーニングも忍耐強くできる方におすすめの犬種です。

犬の性格や性質を理解し、育ててあげることで、犬と飼い主にとってより良い生活をおくることができ、素敵なパートナーになってくれますよ。

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