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2019.07.10

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犬と過ごす幸せな時間

グレートピレニーズの魅力がたっぷり。性格・特徴・基本的な育て方

真っ白い被毛にがっちりとした体型が特徴のグレートピレニーズ。優しい顔つきで人気のある犬種ですが、大型犬ですので、力が強いのも事実です。ここでは、グレートピレニーズの歴史・性格の傾向や基本的な育て方をご紹介します。犬種の特徴を学ぶことで、快適な愛犬ライフを楽しみましょう。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいグレートピレニーズのこと

グレートピレニーズ

グレートピレニーズはゴールデンレトリーバーより一回り大きく、力が強いのが特徴です。歴史や特徴、罹患しやすい病気など犬種のことをよく知ることで、犬も人も怪我なく健康的な生活を送れるようにしましょう。

グレートピレニーズの歴史

グレートピレニーズは、ピレーネ山地で牧羊犬として生活していました。誕生の記録は残っていませんが、アジアのチベタンマスティフを祖先としていると言われています。

護衛犬としても活躍しており、中世ではフランスのルイ14世の宮廷に番犬として迎えられた歴史があります。

また、犬好きで有名なビクトリア女王やマリー・アントワネットが飼育していたという記録もあり、貴族にも人気のある犬種です。

17世紀になるとルイ14世に飼育された犬として伴侶犬としても人気となりました。そして19世紀にはイギリスで犬種として公認され、20世紀にはフランスで犬種標準(スタンダード)が定められました。

グレートピレニーズの特徴

グレートピレニーズの特徴は大きな体にふわふわとした被毛です。被毛で隠れていますが、体格がよくがっちりとしています。
体高は65~81cmとゴールデンレトリーバーよりひとまわり大きく、体重は50~60kgと思わず抱きつきたくなるような安定感を持っています。

体型、体質

グレートピレニーズは体高より体長がやや長く、骨太でがっちりとした体型をしています。雪山で生活していたため筋肉質ですが、ふわふわの被毛で隠されており、被毛により見た目が更にひとまわり大きく見えます。動きも堂々としており、優雅で威厳があります。

狼爪と呼ばれる爪が後ろ足に2本あるのがグレートピレニーズの特徴で、犬種の標準(スタンダード)とされていますが、近年では家庭犬として切り落とされることも増えてきました。

毛色、被毛、抜け毛

グレートピレニーズの毛色は白もしくはグレー、薄いイエロー、ウルフカラーです。オレンジ色の斑が頭部や耳、尻尾の付け根にあるホワイトもいます。

被毛はダブルコートで、換毛期には大量の毛が抜けます。大型犬のなかでもトップクラスと言われる抜け毛の量があり、毎日のブラッシングは欠かせません。

やや硬く長めのトップコートと柔らかく密集したアンダーコートの2層にわかれており、換毛期はこのアンダーコートが季節に合わせて生え変わることで起こります。

寿命、かかりやすい病気

グレートピレニーズの寿命は10~12歳です。

罹患しやすい病気としては、胃捻転や熱中症、股関節形成不全などがあげられます。

胃捻転は食後に運動を行うと起こりやすく、大型犬の死因として上位にランクインします。食後の散歩は避けるようにしてください。

熱中症に関しては、ピレーネ山地で生活していたため暑さに弱く、湿度が高い日本の夏は注意が必要となります。
股関節形成不全も大型犬によくみられる病気で、股関節の発育がうまくいかず、成長するにつれ股関節の変形や炎症が進行する病気です。生後4~12ヶ月ほどで症状があらわれます。

グレートピレニーズの性格

グレートピレニーズ

グレートピレニーズは優しく素直で思慮深い性格の子が多いようです。また寂しがりやで甘えん坊な一面もあるため、コンパニオンアニマルとして人気が高いようです。

優しくて素直で思慮深い

グレートピレニーズは非常に穏やかで優しい性格をしています。素直で思慮深い面もありますが、番犬や牧羊犬としての歴史からか警戒心が強い傾向にあります。テリトリーを守るため知らない人が来客したら吠えてしまう場合がありますが、その分、信頼した相手には従順で、子供とも仲良く遊ぶことができます。

寂しがりやで甘えん坊な一面も

グレートピレニーズは寂しがりやで甘えん坊な一面もあり、コンパニオンアニマルとしても人気があります。かといって甘やかしすぎると主従関係が崩れ、統制が取れなくなりますので、注意しましょう。

グレートピレニーズの育て方

グレートピレニーズ

グレートピレニーズを飼育する場合、飼育環境や運動量、しつけ、ケアなどに注意が必要です。

環境

グレートピレニーズはピレーネ山地といって雪山の地域で生活していた犬種のため、もこもこの豊富な被毛があります。そのため寒さには強いのですが、暑さには大変弱いのが特徴です。日本の夏は湿度も高く、クーラーが欠かせません。夏場など暑い時期には1日中、冷房で部屋を冷やす必要があります。

大型犬ですので飼育スペースも十分な広さが必要なります。

噛み癖がある場合は、電気のコードなど噛んで危険なものは噛み癖防止のスプレーなどを活用しておくのがおすすめです。

運動

グレートピレニーズは1日2回、1時間程度の散歩が必要となります。体力はもちろんですが、力が強いため引っ張られても制御できるだけの力が飼い主には必要です。

大きな体を支えるだけの筋肉は大切で、シニアになり筋力が低下すると寝たきりになる可能性がありますので、運動でしっかり筋肉を保持しておく必要があります。

また運動不足は肥満などの原因にもなりますので、肥満解消、ストレス解消のためにも運動は大切です。

しつけ

グレートピレニーズは大型犬ですので、制御がとても大切になります。特に人に飛びついたりしないように「まて」などは確実にマスターしておく必要があります。

しつけには主従関係と信頼関係が大切です。他にもおすわりやふせ、呼び戻しなども覚えておくといいでしょう。

ケア

グレートピレニーズは換毛期がある犬種で、毛が大量に抜けます。ブラッシングを毎日行うことで、換毛期のケアも楽になりますので、しっかりブラッシングを行ってください。
胸元はよだれや水を飲むときに汚してしまいがちですので、スタイを着用するなど対処してあげてください。
シャンプーは月に1回程度で、ご家庭でもできますが、体力が必要で犬にも負担となりやすいので、ペットサロンで行ってもらうのがおすすめです。

グレートピレニーズと過ごす幸せな時間

グレートピレニーズ

グレートピレニーズは真っ白なもこもこの被毛が特徴的な大型犬ですが、一緒に暮らす上では体力と力が必要となります。飼育スペースも広く必要で、夏場はクーラーが欠かせません。それでも性格はおだやかで、一緒に暮らせば、きっとかけがえのない存在になってくれるはずです。愛情たっぷりに育ててあげてくださいね。

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