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2019.07.12

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犬と過ごす幸せな時間

狩猟犬の歴史を持つ、スタンダードプードルの基本的なこと

高い人気を誇るトイプードルに比べ、日本ではそこまで馴染みのない犬種であるスタンダードプードル。 犬種としての歴史は古く、実は狩猟犬としても活躍していました。今回は、インパクト抜群の外見を持つスタンダードプードルについて解説します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいスタンダードプードルのこと

スタンダードプードル

スタンダードプードルは、ドイル語で水猟犬を意味する「プーデル」という単語から犬名がついたとされています。 そんなスタンダードプードルの長い歴史や、特徴についてご説明します。

スタンダードプードルの歴史

ドイツ語が由来となっているスタンダードプードルですが、実は祖先は中央アジア北部やロシアであったと言われています。 その後、徐々にドイツやフランスへと入っていき、現在のスタンダードプードルに似た形になっていきました。 当時ドイツでは鴨狩りをする際の回収の仕事を任されており、大変重宝されていました。

スタンダードプードルの被毛をトリミングする、いわゆるプードルカットは水猟犬として活動しやすいように設計されていたという説があります。

17世紀頃には、スタンダードプードルを基準に様々なバリエーションのプードルが誕生し、トイプードルやミニチュアプードルなどの愛玩犬の人気が高まってきました。 ただ、ミニチュア化の経緯についてははっきりと分かっていません。

スタンダードプードルの特徴

スタンダードプードルは、体高と体長がほぼ同じというバランスの良い体型をしています。 プードルカットのスタンダードプードルは、高級感に溢れ様々な国で人気があります。

体型、体質

スタンダードプードルの体高は45~60cmとされており、体重は20~30kg前後です。 日本で人気の高いトイプードルとは、体高が倍かそれ以上になることもあります。

毛色、被毛、抜け毛

スタンダードプードルの毛色は基本的に一色だけで構成されています。ブラックやブラウン、ホワイトなどが一般的です。 ほかにもクリームやシルバーなど、様々な毛色のスタンダードプードルがいます。

抜け毛は少ないですが、きれいな被毛を保つためにも定期的なブラッシングをすることをおすすめします。

寿命、かかりやすい病気

スタンダードプードルの寿命は、12~15歳程だと言われています。

かかりやすい病気としては、プードル全般が気を付けたいアジソン病とクッシング症候群が挙げられます。

アジソン病は副腎皮質ホルモンが不足することが原因となり発症する病気で、食欲不振などの症状が現れます。 症状が重くなると命に関わる可能性もある病気です。 運動を嫌がるようなことがあれば、一度動物病院へ連れて行っても良いかもしれません。

クッシング症候群は、アジソン病とは逆に副腎皮質ホルモンの分泌量が増加することにより発症します。 いつもより食欲旺盛になったり、水を多く飲むようになればクッシング症候群を疑う必要があるかもしれません。 少しでもいつもと違う症状が見られたら獣医師に診てもらうことが、病気の早期発見に繋がるでしょう。

スタンダードプードルの性格

スタンダードプードル

スタンダードプードルは、狩猟犬として活躍していただけあり、とても賢い犬種です。 ただ、大型犬であるためしつけ方によっては手がつけられない犬になってしまう可能性も考えられます。

スタンダードプードルの性格をふまえた上で、しつけ方を考えていきましょう。

大変聡明で、運動能力があり、好奇心が強い

スタンダードプードルは狩猟犬であったこともあり、運動能力が高い犬種です。
アジリティーなどの大会にも出場していることが多く、好奇心旺盛であることも重なり、とても楽しくドッグスポーツを堪能してくれるでしょう。

家族に対して愛情深く、他人や他犬に対しても上手に接する

スタンダードプードルは家族に対して深い愛情を注いでくれます。 そのため、家族が犬に対してしっかりと愛情を持って育てると、犬も愛情を返してくれると思います。

知らない方や犬に対してもフレンドリーで、トラブルになることは少ないでしょう。 ただし、万が一喧嘩したときのためにも、最低限のしつけを行っておく必要はあります。

スタンダードプードルの育て方

スタンダードプードル

スタンダードプードルを飼うにあたり、飼育環境は大切です。 大型犬であるため、毎日の運動も必須ですし、しつけも行う必要があります。

スタンダードプードルの育て方についてご説明します。

環境

まず、スタンダードプードルは大型犬であるため、狭い室内で飼うことはおすすめしません。 できれば庭のある広々とした家で飼うことが理想です。

また、家族が大好きであるため、長い留守番も得意としません。 必ずいつも家族の誰かが家にいるような飼育環境が良いでしょう。

運動

スタンダードプードルは狩猟犬であったため、毎日の運動は不可欠です。 散歩の目安としては、朝晩2回、各1時間ずつを目安に行いましょう。

犬とのコミュニケーションのためにも、散歩中に一緒に走ったりしてあげることで、ストレス解消にも繋がります。

しつけ

スタンダードプードルは大変頭の良い犬種であるため、しつけをしっかりとしなければなりません。 頭が良いと、飼い主のことを一度下に見ると、犬の中での上下関係が覆ることは難しいと言えます。

そのため、生後半年前後の幼犬期には少しずつ服従訓練をしていくことをおすすめします。

ケア

スタンダードプードルの被毛の清潔を保つためにも、定期的にブラッシングをしましょう。 定期的なトリミングも必要であるため、月に1度はトリミングに連れて行くと良いでしょう。

家でシャンプーを行う場合でも、月に1度を目安にしてあげることで、スタンダードプードルの被毛を清潔に保つことができるでしょう。

スタンダードプードルと過ごす幸せな時間

スタンダードプードル

スタンダードプードルは、気品溢れる姿から、老若男女様々な人に人気の高い犬種です。
日本ではまだまだ見かけることの少ない犬種スタンダードプードルのことを知って、ぜひスタンダードプードルと過ごす幸せな時間に寄り添ってみてください。

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