magazine

クリーム色のスタンダードプードルが芝生の上に立っている
犬種図鑑
鉛筆アイコン

2021.10.01

犬と過ごす幸せな時間

スタンダードプードルは温厚な犬?ルーツから飼い方まで|犬種図鑑

トイプードルのもとにもなったスタンダードプードル。スタイリッシュな姿は品があり、頭数も少ないためなかなか見かけることができない犬種です。
人気のトイプードルより見かけることは少ないですが、実は犬種としての歴史は古く、狩猟犬としても活躍していました。
今回は、そんなスタンダードプードルの歴史や外見、性格などについてご紹介します。

#スタンダードプードル

文:KANAKO/トリマー

スタンダードプードル誕生の歴史・ルーツ

クリーム色のスタンダードプードルがカーペットの上で這いつくばっている

プードルの中で一番古い歴史を持つスタンダードプードル。その祖先はどのような犬だったのでしょうか。

名前のルーツ

ドイツ語で「水をバチャバチャと音を立てる」という意味の「プーデルン(pudelen)」からプードルと呼ばれるようになったと言われています。

活躍の歴史

フランス原産と言われているスタンダードプードルですが、ヨーロッパ各地でプードルのような犬がいたとされ、そのルーツははっきりとしていません。
スタンダードプードルの祖先は、カモ猟で獲物を持ってくる仕事で活躍していました。その後、フランスの貴族に可愛がられるようになったと言われています。

分類される犬種グループ

スタンダードプードルを含むプードルは、愛玩犬のグループに含まれます。

スタンダードプードルの外見の特徴

茶色の毛のスタンダードプードルがオレンジの服を着て立っている

スタンダードプードルは、体高と体長が同じくらいのスクエアな体型をしています。

適正体重・標準体高

体重15~20kg、体高45~60cmくらいが標準サイズとされています。

サイズ展開

プードルは4つのサイズがあり、スタンダードプードルは一番大きなサイズになります。他のサイズは以下の通りです。

この記事もチェック!

ココがチャームポイント!

スタンダードプードルのチャームポイントは、スラッと長い足ではないでしょうか。この足の長さで、どんなカットもカッコよく決まります。

被毛の特徴

スタンダードプードルならではの被毛の特徴をみていきましょう。

コートタイプ

しっかりとカールしたシングルコートです。抜け毛は少なく、クルクルとカールした被毛は絡まりやすく、毛玉になりやすい毛質をしています。

代表毛色

基本的に単色の毛色で、ブラック、ホワイト、レッド、アプリコット、シルバーなどのカラーがあります。

お手入れの方法と注意点

スタンダードプードルは体も大きいため、毎日のブラッシングは不可欠です。ブラッシングをさぼってしまうとあっと言う間に毛玉ができてしまいます。可愛いカットをキープするためにしっかりとブラッシングを行いましょう。

この記事もチェック!

スタンダードプードルの性格の特徴

茶色の毛のスタンダードプードルが芝生の上を走っている

スタンダードプードルはどのような性格をしているのかみていきましょう。

好奇心旺盛で物覚えがいい

さまざまなことに興味を持ち、遊びも運動も大好きです。覚えもいいので、アジリティーやフリスビーなどのドッグスポーツもできちゃいます。

警戒心から無駄吠えをすることも

飼い主や家族には優しいスタンダードプードルも、知らない人や犬に対しては警戒して吠えるようになってしまうこともあります。力も強いためトラブルにならないよう、しっかりとしつけることが必要です。

こんなしつけが必要

大型犬のスタンダードプードルは力も強くなるため、子犬の小さいうちからしっかりとしつけることが大切です。

信頼関係をしっかりと築く

犬のしつけをする上で一番大切なのが信頼です。お互いに信頼していなければ、いくらしつけを行っても覚えることはないでしょう。一緒に楽しいことをして、お互いの気持ちを理解することが大切です。

いろいろな経験をさせる

犬が社会性を身に着けるためには経験をさせることが必要です。公園やドッグランなどに連れて行き、ほかの人や犬に触れ合わせ、安心だということを知ってもらいましょう。

この記事もチェック!

スタンダードプードルの平均寿命と気をつけたい病気

茶色の毛のスタンダードプードル2匹が砂浜の上に立っている

スタンダードプードルを飼う上で知っておきたいのが病気についてです。少しでも長く一緒に過ごすためによく理解しておきましょう。

平均寿命

スタンダードプードルの平均的な寿命は12~15歳くらいで、大型犬の中でも長めの寿命です。

気をつけたい病気

大型犬のスタンダードプードルがかかりやすい病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

アジソン病

副腎皮質ホルモンの分泌が不足してしまう病気で、副腎皮質機能低下症(ふくじんひしつきのうていかしょう)とも呼ばれます。腹痛や嘔吐、体重減少などの症状があらわれます。

脂腺炎(しせんえん)

皮脂を出す腺が炎症を起こす病気で、最終的には機能しなくなる病気です。背中に乾燥したフケや脱毛があらわれる、遺伝疾患と言われています。

胃捻転(いねんてん)

胃が捻じれてしまう病気で、吐くしぐさや呼吸が苦しそうでぐったりするなどの症状があらわれます。処置が遅れると命を落としてしまうこともあります。

この記事もチェック!

スタンダードプードルはスタイリッシュで活発な犬種!

ベージュの毛のスタンダードプードルが道の上に立っている

プードルの中でも一番大きなサイズのスタンダードプードルは、トイプードルに比べると頭数も少ないため、なかなか出会えない犬種でもあります。
体が大きいためお手入れはちょっと手間がかかりますが、きれいにカットされた姿に魅了されてしまいます。
スタンダードプードルの性質を理解し、楽しい毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

参考文献
  • 公開日:

    2019.07.12

  • 更新日:

    2021.10.01

いいなと思ったらシェア
ライター・専門家プロフィール
  • KANAKO
  • トリマー
  • ミニチュアダックスフンド8頭と暮らし、犬にまみれた幸せいっぱいの生活を送っています。 普段は犬の服をハンドメイドで作ったり、トリマーとしての経験を活かしカットを楽しんだりしています。