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シュナウザーがおすわりをして飼い主さんのほうを見ている
犬種図鑑
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2021.11.08

犬と過ごす幸せな時間

シュナウザーの性格や特徴は?子犬から飼うための基本情報【犬種図鑑】

シュナウザーと言うと、ミニチュアシュナウザーが頭に浮かぶことが多いとは思いますが、そのルーツとなる犬がスタンダードシュナウザーです。

今回は、日本国内では飼育数があまり多くなく、ペットショップなどでも見掛けることはほとんどない、実は超希少犬の『スタンダードシュナウザー』について、ミニチュアシュナウザーとの違いなども含めて、簡単にご紹介します。

#シュナウザー

docdog編集部

シュナウザーってどんな犬種?

黒い毛をしたシュナウザーが芝生の上で伏せて休んでいる

シュナウザーは、ミニチュアシュナウザー、スタンダードシュナウザー、ジャイアントシュナウザーの3種類に分類され、スタンダードシュナウザーがオリジナルでありルーツの犬となります。

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シュナウザーの歴史

スタンダードシュナウザーはドイツ原産の犬で、14世紀頃には家畜を誘導したりネズミなどの害獣駆除をして、人間の役に立っていました。

スタンダードシュナウザーは、農場犬として使役していた時にはシュナウザーではなくピンシャーと呼ばれていました。呼び名がシュナウザーに変わるきっかけは、1879年に初めて出たドッグショーでした。

この時「ワイヤー・ヘアード・ピンシャー」として勝利を収めると、その時出場していた犬の名をそのまま取り「シュナウザー」と呼ばれるようになりました。元々ドイツ語でシュナウザーは「ひげ」を意味する言葉であったため、姿からしてもその名がぴったり合うとし正式な犬種名として認められることとなりました。

スタンダードシュナウザーは警戒心の強さや主人への忠誠心が買われ、第一次世界大戦の時には救護犬や伝令犬としても素晴らしい役割を果たしました。

シュナウザーの特徴

スタンダードシュナウザーの体型などの特徴を紹介します。

体型や体質

スタンダードシュナウザーは中型犬に属します。

  • 体高:45~50㎝
  • 体重:14~20㎏

ミニチュアシュナウザーと違う点としては、体高が平均で15㎝ほど高いことと、ただ大きいだけでなく全体的にガッチリとした印象を受けるところにあります。

シュナウザー独特のスタイルである、ヒゲや眉毛はスタンダードシュナウザーでも勿論同じですので、その親しみやすい雰囲気はミニチュアシュナウザーとなんら変わりはありません。

被毛や抜け毛について

スタンダードシュナウザーの毛色は、ブラックとソルト&ペッパーの2種類のみとなり、ミニチュアシュナウザーほどのバリエーションはありません。

被毛はミニチュアシュナウザーとあまり変わりませんが、手で触った感じが少しゴワゴワしているような印象を受けるかもしれません。 抜け毛はあまり多くありませんが、ダブルコートの下毛が柔らかい毛質なので絡まないようにブラッシングを行う必要があります。

寿命とかかりやすい病気

スタンダードシュナウザーの平均寿命は、13~16歳程度です。中型犬では平均的だと言えます。あまりこれと言って決まった病気にかかりやすいと言うのはなく、健康に過ごす個体が多いのですが、ミニチュアシュナウザーと同様に若いうちに白内障(はくないしょう)にかかる率が高いです。

また、尿路結石(にょうろけっせき)を起こす個体も多いので、定期的な健康チェックや食事内容などで予防をしていくのがおすすめです。

シュナウザーの性格

シュナウザーが下を出しながら遠くを見つめている

個体差があるため、あくまで参考となりますが、一般的にスタンダードシュナウザーは、人のために何か仕事をして役に立つのが大好きです。学習能力も大変高く、常に飼い主のためには何をするべきかを考えているところがあります。

愛情深く親しみやすい性格

スタンダードシュナウザーは、飼い主やその家族に対して深い愛情も持って接してくれます。

一度親しくなれば、家族の友人などのことも忘れずに対応をしてくれますので、親しみやすい性格だと思われ、家族以外の人にも大事にしてもらえます。

頑固で警戒心の強い一面も

スタンダードシュナウザーは、使役犬としても優秀な働きをしていただけあって警戒心が少し強いところがあります。また、自分で考えて行動をすることのできる賢い面も持っていますので、自分の考えにそぐわない場合にはその場から動かなくなるなどの頑固なところもあります。

いずれにしろ賢いことの表れですので、飼い主が正しく誘導してあげることでそれほど気にならなくなります。

シュナウザーの育て方

青い首輪をしたシュナウザーが遠くの景色を眺めている

スタンダードシュナウザーの育て方やしつけの注意点などを紹介します。

1.環境

スタンダードシュナウザーは、屋外で飼育をすることも可能な犬種です。ただ、ここ数年の暑さや寒さには対応しにくいこともありますので、健康維持のためには室内飼育がおすすめです。

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2.運動

スタンダードシュナウザーは運動量を多く必要としますので、毎日の散歩は1回に付き1時間程度のものを、朝晩と2回は行ってください。

それだけでは運動不足になってしまう場合もありますので、ドッグランで走らせることや、アジリティのあるところで頭を使う運動を取り入れてあげるのも大変おすすめです。

3.しつけ

スタンダードシュナウザーは学習能力が大変高く、飼い主に対しての忠誠心も強いです。 やたらに厳しくしつけをするよりも、信頼関係を築きながら愛情を持って接していくほうが覚えるのも早いです。また、家族の誰に対しても愛情を深く持ちますので、人によって教えることが違ってしまうと混乱をしてしまいます。

スタンダードシュナウザーのしつけを行う際には、家族間でもどのようなしつけ方法を取っていくのかを、事前にきちんと決めておくようにしましょう。

4.ケア

スタンダードシュナウザー独特のスタイルを維持するために、ブラッシングや定期的なトリミングは大切なケアです。

特にスタンダードシュナウザーの被毛の硬さを維持するために、被毛をカットするのではなく抜いて整えるプラッキングをすることがあります。プラッキングは、多少の痛みを伴いますので、子犬の頃から慣らしておくほうがいいでしょう。

ただし、7歳を過ぎてシニアに差し掛かる年齢になったら、皮膚に負担のかかるプラッキングは控えるようにしましょう。

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シュナウザーと過ごす幸せな時間

シュナウザーが切り株に前足を乗せて立っている

スタンダードシュナウザーは、日本でも人気のあるミニチュアシュナウザーのルーツ犬でありながら、あまり飼育数は多くありません。ペットショップで見掛けることはほぼなく、ブリーダー自体もそう多くありませんので、飼育をしたくてもなかなか難しいかもしれません。

ただ、ブリーダーが全くいない訳ではありませんので、興味のある方はブリーダーを探してみて一度尋ねてみるのがおすすめです。

  • 公開日:

    2019.07.02

  • 更新日:

    2021.11.08

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