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2019.06.17

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愛犬におすわりを教えよう!犬と信頼関係で結ばれるために

犬と暮らすうえで、出来ていると役に立つしつけの1つがおすわりです。いつでもどこでもおすわりができると、犬も飼い主も落ち着いて安全に暮らせるようになります。今回はおすわりを教えるメリットや、おすわりの覚えさせ方などについて解説します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

愛犬との信頼関係を育てる第一歩。しつけの基本、おすわり

犬 おすわり

犬と安全・快適に暮らしていくには、信頼関係を築くことが何よりも重要です。その信頼関係は、犬が人間と暮らすうえで必要となるしつけを行うことで作られていきます。犬におすわりを教えることには、以下のようなメリットがあります。

おすわりを教えるメリット

おすわりは何らかの理由によって起こった、犬の興奮状態や衝動的な行動を静めて、動きを制止させるためのしつけです。犬は腰を下げてお尻を地面につけると、落ち着きやすくなるからです。おすわりを教えることで、犬も飼い主も以下のようなメリットが得られます。

・事故を防げる
・よその犬や人に迷惑をかける心配が少なくなる
・犬と飼い主との関係性が明確になる

例えば、散歩に行く際など犬は嬉しくて興奮状態になりがちですが、そんなとき飼い主の制止を振り切って走り出したら、車や自転車にぶつかる恐れがあり非常に危険です。また、お構いなしに犬が知らない人に近づくと、嫌悪感や恐怖心を与えることもあるでしょう。
おすわりをしてその場で止まれば、犬も人も危険を回避することができるほか、他人に迷惑をかける心配も少なくなるので、安心して行動できるようになります。

また、犬は群れ中のリーダーに服従して生きる習性を持つ動物です。飼い主をリーダーとして認識できないと、犬は不安になり問題行動を起こしやすくなります。 そのため、おすわりを習得させて日々実行していくことは、飼い主への服従心を高めるのに役立ち、犬と飼い主との主従関係が明確になる点もメリットです。

おすわりを覚えさせる4ステップ

犬 おすわり

犬におすわりを覚えさせるには、段階的に行う必要があります。どのように行えばよいのか具体的なやり方を解説します。

ステップ1:おやつを持って気を引く

最初から「おすわり」と言っても、犬は何を意味しているのか理解できないため、自然に座らせるように誘導していきます。
おすわりを教える際は、まず犬の正面に座ります。そして、ごほうび用のおやつを手で握り、その手を犬の鼻先に近づけて犬の気を引きます。

ステップ2:おやつを鼻先に近づけて座ったらほめる

犬の鼻先におやつを握った手を近づけたら、その手を真上に少しずつゆっくりと上げていきます。そうすると必然的に犬がのけぞるような格好になるため、腰が下がりお尻が床につく状態になります。
犬がお尻を床につけて完全に座った姿勢になったら「イイコ」とほめ言葉をかけ、座った状態をキープさせたままごほうびとしておやつをあげましょう。
このときですが、大げさにほめると犬が興奮しておすわりの姿勢を維持できなくなることがあるので、穏やかに軽くほめるぐらいで大丈夫です。
なお、犬の鼻先に手を近づけて上げる動作が、今後のおすわりのトレーニングにおいて「手の合図」になります。

ステップ3:飛びつく場合はおやつを高い位置にキープ

おすわりを教えている途中で、おやつを握っている手に犬が飛びついてきた場合は、高い位置に手を上げて犬が届かないようにします。
その際ですが、おやつを握った手は飼い主の顎の下あたりに持ってくるようにしてください。そうすることで犬が飼い主の顔に注目しやすくなるので、犬とアイコンタクトを取りながらトレーニングができます。

ステップ4:自然におすわりの状態になったらほめる

上記のステップを何度も繰り返し、連続してできるようになったら、今度は握った手を犬の正面に出して「おすわり」と声をかけ、座ったらほめておやつを与えます。そして、手の合図なしで「おすわり」と声をかけ、座ったら同様にほめておやつをあげてください。
ただし、毎回おやつをあげていると、おやつがないとできなくなってしまうため、あげたりあげなかったりランダムにするとよいです。その後、おやつをあげる回数をさらに減らしていき、おやつなしでもできる状態になるようにします。
最初は犬がなかなか覚えられないこともあるかもしれませんが、何度も繰り返して練習していくと、「おすわり」の言葉だけで座れるようになっていきます。

おすわりを覚えさせるコツ

犬 おすわり

おすわりを覚えさせるには、いくつかのコツがあります。以下のポイントを押さえておきましょう。

声だけでも、手の形だけでもだめ。両方使って上手に教えよう!

犬は「おすわり=座る行為」という意味を理解して覚えているわけではありません。「おすわり」の言葉を聞いた後にお尻を床につけてそのままの状態でいるといいことがある、と認識しておすわりを覚えます。
そのため、「おすわり」の言葉だけを犬にひたすら言っても覚えられません。まずは手の合図を使い、それを「おすわり」の言葉と紐づけることで、おすわりを習得するということです。段階を踏みながら手の合図と言葉の合図を使って、上手に教えていきましょう。

失敗したら、前のステップに戻ろう

おすわりを教えても腰を落とさないなど上手くできなかった場合は、前のステップに戻ってやり直しましょう。
先述の通り、犬は「上手くできたらいいことがある!」という成功体験を得ることで、教えたことを覚えられるようになっていくため、「1ステップずつできるようにする=1ステップずつ成功体験を得る」必要があります。途中で失敗しても前のステップに戻り、気長に行っていきましょう。

いつでもどこでも、できることを目標に

犬 おすわり

おすわりのコマンドは散歩時や来客があったときなど、さまざまなシーンで使うことが多くあります。そのため、いつでもどこでもできるようにしておくことが肝心です。

場所と場合を変えて習慣づけよう

家の中ではできても刺激が多い屋外では集中できず、おすわりができないこともあります。そのため、家でできたからといって安心せず、いろいろな場所やシーンで練習して、どんな状況でもおすわりができるようにしていきましょう。

愛犬と信頼関係を結ぶ第一歩

犬 おすわり

おすわりは、すべてのしつけの基本となる重要なしつけです。おすわりを教えておくと、危険な目に遭うのを防げるほか、よその人や犬に迷惑をかける心配も少なくなるので、安全に過ごしていかれます。
愛犬と信頼関係を築いて楽しく暮らしていくために、1つずつステップを踏みながらできるようになるまで何度も練習して、おすわりを教えていきましょう。

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