magazine

  1. トップページ
  2. MAGAZINE
  3. 犬のおやつの正しい選び方|与える回数や注意点をしっかり解説

2019.06.07

読みもの        

犬のおやつの正しい選び方|与える回数や注意点をしっかり解説

ペットショップやホームセンターでは、犬用のおやつがたくさん販売されています。
その種類はとても多く、人間でも食べられるのではないかと思うほど美味しそうなものもあり、ついたくさん与えてしまいそうです。
そこで、犬におやつを与える時の正しい方法などを紹介していきます。

#Goods

Author :docdog編集部

犬にとっておやつは必要?

犬にとっておやつは必要なのか?というと、おやつは必ずしも必要という訳ではありません。
毎日きちんとした食事と水を与えていれば、必要な栄養素はそれで十分摂取することができます。そこにおやつを足してしまうことで、その分摂取カロリーが増えることになってしまいます。
ただし、犬にとっておやつは必ずしも必要ではないものでありながらも、実は重要な役割を果たしてくれます。

しつけ・コミュニケーションに役立つ

犬用のおやつは、嗜好性の高いものが多いことや、普段の食事とは違う種類のものであることなどから、犬はおやつを与えると大変喜びます。
また、何よりも一番喜ぶのが、大好きな飼い主さんから何かものが貰えるというところにあります。
そのため、何かのトレーニングやしつけを行う際に、おやつをご褒美や気を引くツールとして上手に利用すると、トレーニングやしつけがスムーズにすすむことがあります。
ただしトレーニングなどにおやつを使用する場合には、ただおやつを与えるのではなく、上手にできたことに対して褒めることを忘れてはいけません。
おやつはあくまでもおまけのツールとして利用しなければ、その後おやつが無い時には指示に従わなくなってしまいます。
トレーニング以外では、飼い主さんとのコミュニケーションツールとしてもおやつは役立ちます。
愛犬が大好きなおやつを隠して宝探しゲームをするなど、遊びのなかに取り入れる方法もあります。

犬のおやつの種類と選び方

犬用のおやつは種類が豊富なため、どれを選べばいいのか悩まれる方も多いです。
そこで、おやつの種類や選び方を紹介します。

スナックタイプ

手軽に与えることのできるおやつとして、クッキーやビスケットのようなスナックタイプのものがあります。鶏肉などを乾燥させて、チップスタイプに仕上げているものなどもあり、使われている材料も様々です。
これらのスナックタイプのものは、思い立った時に少量を手早く与えることができますので、トレーニングの時や留守番をしていた後のご褒美として使用するのが便利です。
選ぶ時に気を付けて欲しい点としては、どのような原材料を使用して作られているのかという点です。
犬用のおやつは購入する飼い主さんの目を引くように、とても美味しそうに作られています。でも、その見た目の美味しさは犬にとっては全く必要なものではありません。
見た目を美しく整えるために、気になる添加物が使用されている場合もありますし、犬が消化をあまり得意としていない小麦粉などが多く使われていることもあります。
与える量は少量とはいえ、どのような材料を使用して作られているのかを必ず確認して購入するようにしましょう。

栄養補助タイプ

犬用おやつのなかには、普段食べているドッグフードでは摂りきれない栄養素が含まれているものもあります。
例えば、シニア犬の足腰をサポートする働きをしてくれるグルコサミンや、果物などに含まれているビタミン類、お腹の調子を整えてくれる乳酸菌などです。
せっかくおやつを与えるのであれば、普段は摂りにくい栄養素を摂取する補助食品として活用してみるのもおすすめです。

デンタルケアタイプ

ここ数年で、犬にもデンタルケアが必要という風潮が出てきています。
確かに、食べ物のカスなどが歯に詰まったままや付着したままですと、それが歯石となりその歯石の周辺に雑菌が繁殖してしまうと歯周病などの原因になってしまいます。
ただ、デンタルケアをしようにも、嫌がる犬が多いという現実もあります。そこで、デンタルケア効果のあるおやつを与えてみるのも一つの方法です。
デンタルケア効果のあるタイプのおやつは、硬めに仕上がっているものが多く、犬が何度も噛むことで歯に付いている歯垢が自然と取れ、歯磨き効果が期待できます。
パッケージにデンタル効果などと大きく書いてあるものもありますが、骨の形をしているようなガムタイプのものでも、犬がよく噛むという点では同じなので、歯垢を取り除く効果は期待できます。
ただし、このタイプのおやつは噛むごとに少しずつ小さくなっていきますが、その硬さは変わりません。犬が噛んでいるうちにうっかり飲み込んで喉に詰まらせる事故も実際に起きていますので、与えたままにはしないようにしましょう。

おやつをあげるときの注意点

最後に、おやつを与える時の注意点を2つ紹介します。

犬のおやつの量・回数

毎日の食事の場合には、犬の体重などによって適切な量の目安が決まっていますが、おやつに関してはそれがありません。与える量はあくまでも飼い主さん次第となります。
おやつの適切な量としては、1日にその犬が必要としているカロリーの約10%程度におさめておくのがおすすめです。
例えば、1日の摂取カロリーが500カロリーであれば、おやつは50カロリー程度にしておきます。おやつのカロリー数は必ずパッケージに記載してありますので、それを参考にするようにしてください。
さらに、おやつで与えた分だけ食事のカロリーは減らす必要があります。数日に1回など、おやつを頻繁に与えないのであればそれほど影響はありませんが、おやつが日課となっているのであれば、日々の積み重ねで確実に摂取カロリーはオーバーし、肥満傾向となってしまう恐れがあります。
与える回数についてですが、同じ量を与えるのであれば犬は回数を増やして与えるほうが喜びは大きくなります。
クッキーを1枚与える場合、1回で1枚を渡してしまうのではなく、半分や4分の1程度に割って、数回に分けて与えるとその回数分だけ喜びを感じることができます。

注意するべきポイント

おやつを与える時に最も気を付けて欲しいのは、与える量です。
犬が喜んでくれるからといって、ついついたくさん与えてしまう飼い主さんが非常に多いです。
おやつをたくさん与えればその分食事にも影響が出て、食事を残したり食べなかったりするようになってしまいます。食事を食べないから、空腹を補おうとまたおやつを与えるという悪循環に陥ってしまう場合もあります。
1日に与えるおやつの量はあらかじめきちんと決めておき、犬がどんなに欲しがってもそれ以上は与えないようにしましょう。

愛犬のために、賢くオヤツを選ぼう

犬が喜んでおやつを食べている姿は可愛らしいものです。
ただし、やはり食事で必要な栄養素をきちんと摂取していかないと、健康面で不調をきたしてしまう恐れもあります。
おやつは、ちょっとした楽しみ程度とし、適切な量を与えるようにしましょう。

掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法等により保護されています。