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黒いヨークシャーテリアが犬用マットの上でフセしている
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2021.08.12

犬がマットを掘る・噛む理由は?滑り止めマットなどおすすめ商品もご紹介

愛犬がマットを掘ったり噛んだりする行為をすることがあります。室内に新しいマットを敷いた途端、愛犬が壊してしまったという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。しかしこの行為、一体どんな理由で行うのでしょうか?
今回は、愛犬家のための上手なマット選びから、犬がマットを掘る・噛む行為に隠れた原因と対処法までご紹介します。

文:関 ゆりな/ドッグライター

犬のマットを選ぶ方法

ブルドッグがマットの上でヨガのポーズをしている様子

犬と私たちの双方が暮らしやすくなるマットは、一体どのように選べば良いのでしょうか。マットを検索してみても、種類が豊富で選び方が分からない!という方に向けて、犬用マットの用途から種類、選び方までを説明していきます。

犬用マットの用途

そもそも、犬用マットはなぜ必要なのでしょか。最近では、床暖房のご家庭も増えてきているので、マットの重要性が薄れつつありますが、マットは犬と生活する上でとても重要な役割を担っています。

フローリング滑りを防ぐ

私たちは当たり前のようにフローリングがある室内で生活をしていますが、犬にとってみればフローリングは滑りやすく、足腰に負担がかかりやすい床材です。また、フローリングの上は固くて冷たく、寝るのにはあまり適した場所ではありません。
そこで犬が生活する場所にマットを敷くことで、フローリング滑りを防ぐことができ、足腰の負担は軽減され、休む目的でも使用することができます。

犬用マットの種類

ペット向けのマットには様々な種類があり、それぞれ特化した特徴があります。愛犬と飼い主さんのライフスタイルに合ったマットを選びましょう。

  • 滑り止め付きで足腰の負担を軽減できる
  • 丸洗いできて清潔に保てる
  • 防水加工で汚れに強い
  • 丈夫で破壊されにくい
  • 防音や断熱効果があってマンションでも最適
  • 床暖房対応

愛犬の状態に合わせた選び方

マット選びをする際は、私たちのライフスタイル状態だけでなく愛犬の健康状態も考慮して選ぶ必要があります。

例えば、足腰が弱い犬のためには滑り止めがついたマットがおすすめです。また、トイレトレーニング中の子であれば丸洗いできて防水加工があるもの、マットを掘ったり食べたりする癖がある子には丈夫なもの、といったように愛犬の状態に合ったマット選びをしましょう。

犬用マットのタイプ別おすすめ商品3選

犬がヨガマットの隣で笑っている様子

実際に犬用マットを選ぼうと思っても、様々な素材のマットが販売されているのでどれを選んだら良いか悩んでしまいがちです。
そこで、ここではタイプ別におすすめ犬用マットを3つご紹介します。

【1】滑り止め付きで洗えるジョイントマット

愛犬が滑ってケガをしたり足腰に負担をあたえるのを防ぐなら、滑り止め付きのジョイントマットで出来るだけ広範囲のフローリングを覆うのがおすすめです。

マットがジョイントタイプだと、部屋の大きさやかたちに合わせて敷き詰められ、また、マットの汚れが気になる部分だけを丸洗いできるため犬がいる家庭に向いています。防水タイプもあるので、犬だけでなく小さなお子様がいるご家庭でも役立ちます。

このマットは保証期間付きの商品ですので、万が一の商品不良でも安心できますね。

【2】二重構造で優れた弾力性!防音・衝撃緩和に優れたコルクマット

コルクと樹脂素材の二重構造になっているこちらのマットは、弾力性に富んで高い衝撃緩和効果があります。このマットには滑り止め効果もあるため犬の足腰の負担を軽減でき、転倒時の衝撃も吸収してくれるので室内でよく遊ぶ家庭におすすめです。

また、このマットはジョイントタイプのため敷きたい面積だけ敷くことができ、通気性が高いので夏は涼しく冬は暖かく一年を通して活躍してくれます。

一方で、掘る・噛む癖のある子の場合は壊されやすいという面もあるため、愛犬のタイプ次第で強度には注意が必要です。

【3】床ずれ予防に!介護現場でも使われる素材の犬用マット

寝たきりで介護が必要な犬には、床ずれ予防が期待できる素材のマットがおすすめです。

医療や介護の現場で使用されている「エクスジェル」という特殊なジェル素材を使用したこちらのマットは、寝たきりの痛みを軽減し床ずれの悪化を防ぐ効果があり、シニアの愛犬の負担を軽減させてくれます。

マットカバーが取り外して洗えるうえ、出血等の汚れの付着が分かりやすい色味なのも、シニア犬介護に配慮された作りとなっています。

犬用マットの便利グッズ3選

ゴールデンレトリバー犬が白い絨毯カーペットマットの上でくつろいでいる

犬用マットを長持ちさせるのに欠かせない!定期的なお手入れが楽になるお掃除グッズをご紹介します。

【1】嫌な臭いと雑菌を一度にきれいにするお掃除シート

クッションフロアなど防水加工がされているタイプのマットに使える除菌・消臭効果のあるお掃除シートです。フローリングワイパーに装着して使うこともできますが、厚手で破けにくいため、手を汚さずにマットの汚れを拭くことも可能です。保水性が高いシートなので、一枚でも広い範囲をモップがけでき経済的です。

【2】抜け毛をごっそり取り除く!ペットの毛に特化したクリーナー

カーペットやマットに絡みついた犬の抜け毛をごっそり取り除くことができるペット毛用のクリーナーです。抜け毛が多くて通常の粘着ローラーだと、何度も紙を新しくしながらお掃除することになり億劫になりますが、このクリーナーは、ボタンひとつで集めた犬の毛をゴミ箱に捨てることができます。粘着ローラーのようにスペアを購入する必要がないため、経済的かつ環境にも配慮できます。

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【3】色柄物もOK!ペットの汚れに特化したオキシクリーン

アメリカの万能洗剤として日本でも人気の高いオキシクリーンのカーペット用洗剤です。スプレー式なので、汚れた部分に噴射して水拭きするだけで犬の排泄物による汚れを分解し、臭いも取り除きます。
ペット用と言っても漂白剤ですので、愛犬が舐めると危険です。愛犬のいないところで使用しましょう。

  • 商品名:オキシクリーン/カーペットクリーナー ペットによる汚れ用
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犬のマットを購入したら!やるべきこと2つ

白いポメラニアンの子犬3匹が窓辺に敷かれたマットの近くに集まり外の景色を眺めている

では、犬用のマットを購入した後、まずやるべきことは何でしょう?

犬用マットは、愛犬が安全に暮らせることを目的に購入するという方が多いでしょう。しかし、間違った敷き方や不良品だった場合、思わぬ事故が起こることも考えられます。

ここでは、安全に犬用マットを使う際に気を付けるべきことについて紹介します。

【1】破損部分がないか確認する

犬用のマットを購入したらお部屋に本格的に敷き詰める前に、万が一が起こらないよう点検しましょう。
犬用のマットは、ジョイントタイプやタイルタイプの場合、一度に何枚もセットで購入することが多いと思われます。少し手間になりますが、マットの破損部分を愛犬が誤飲したりしないよう、一枚一枚破損している部分がないか確認しましょう。

【2】サイズがあっているか確認する

犬用のマットを購入したら本格的に敷き詰める前に、部屋のサイズとあっているか確認します。ジョイントタイプやコルクタイプなど簡単にカットできるマットであれば、余る部分をカットして、愛犬がつまづいたり噛みちぎって誤飲する危険性を排除しておきましょう。
マットがカーペットタイプなどカットするのが難しい場合は、内側に折りたたんだり、重たい家具の下に端を敷くなど工夫してみましょう。

犬のマットの正しい敷き方

スムースコートのジャックラッセルテリア犬が白い絨毯カーペットマットの上で陽だまりの中眠っている

犬用マットを、長く清潔に愛用するための正しい敷き方を紹介します。

ステップ1.部屋の隅々まで掃除する

まずは、マットを敷く前にフローリングを隅々まで掃除しましょう。フローリングの溝に溜まっているホコリや汚れも、歯ブラシや竹串などで掻き出すことで、カビやダニの繁殖予防に繋がります。

フローリング全体の掃除機と溝のホコリまできれいにしたら、水拭きを行います。水拭きがの次は、乾いている雑巾でフローリングの水分をしっかりと取りましょう。水分が残っているとカビの原因になりますので、入念に行います。

ステップ2.仮置きしてレイアウトを決める

フローリングの乾拭きまで完了したら、本格的にマットを敷いていきます。
クッションフロアなどカーペットタイプなど突き詰めるタイプではない場合は、掃除が終わった段階でマットを敷いてしまっても大丈夫ですが、ジョイントタイプやタイルタイプの場合は仮置きを行います。

マットの購入前からどのように敷くか頭の中でレイアウトを決めていてもいざ敷き始めると、足りなくなったり、柄が合わないなど想像と違ってくる可能性もあります。吸着タイプのマットの場合は、裏面のフィルムを外さずに一度フローリングに仮置きしてみて、柄の向きなどを全体をみながら調節しましょう。

ステップ3.しっかり吸着して敷き詰める

仮置きでレイアウトが決まれば、やっとマットを敷き詰める段階になります。
愛犬がそばにいると新しいものに興味を示して、イタズラする可能性もあるため、敷き詰め終わるまでは犬をケージに入れるか他の部屋で待機させるといいかもしれません。

吸着タイプは、フィルムを剥がしてしっかりと床に貼り付け、ジョイントタイプのマットは、繋ぎ目と繋ぎ目が歪むことなくぴったりハマるように敷き詰めましょう。

犬用マットの上手なお手入れ方法

黒と白と茶色のトライカラーのボーダーコリー犬が白い絨毯カーペットマットの上で寝そべってくつろいでいる

マットの上は愛犬が寝そべったり、ごはんを食べる場所にもなるので、見た目以上に汚れが付着しています。
マットの汚れをそのままにしておくとカビやダニの繁殖の原因になるため、定期的なお手入れが必要です。

抜け毛は毎日お掃除

マットの繊維の奥に愛犬の抜け毛が入り込むと、取りにくく厄介なことに。犬の抜け毛は、ダニのエサになるため繁殖の原因になります。

毛が抜けにくいとされる犬種でも被毛は抜けていますので、毎日粘着ローラーや掃除機などで取り除く習慣をつけましょう。

粗相や嘔吐はトイレシーツを使う

愛犬の粗相や嘔吐を適切に処理しないと刺激臭の原因になって染み付いてしまうこともあります。マットの汚れを放置しておくと変色の原因にもなるため、気づいた時にすぐに片付けましょう

まずは、トイレットペーパーなどで取り除ける固形物を拭き取ります。残った水分はトイレシーツを使い、マットの上から叩くようにしてしっかり吸い取りましょう。

その後、水洗いできるマットは汚れを洗い流します。水洗い不可の場合は、雑巾で水拭きと乾拭きを行い、仕上げにペット用の消臭スプレーをします。余りにもマットの汚れが酷く落ちない場合は、コインランドリーでの洗濯やプロにお願いしましょう。

犬がマットを掘る・噛む理由と対処法

ジャックラッセルテリア犬がマットの上で首をかしげている様子

犬を飼っていると見かけることがあるのが、「マットをガリガリと掘る」という行為です。マットをガリガリされると、解れて壊されたり噛みちぎられたりと、問題行動に発展してしまうこともあります。
このマットを掘る行為は、一体なぜ起こるものなのでしょうか。ここでは、その原因を説明します。

犬がマットを掘る3つの理由

犬がガリガリと前足でマットを掘るのには、主に3つの原因が考えられます。

  1. 野生の名残
  2. 精神的ストレス
  3. 構ってほしくて遊んでいる

1.野生の名残

かつて犬が野生だった頃、寝床をつるくために土を掘って居心地の良いスペースを作ってきました。今では犬は室内飼育が一般的になりましたが、それでも野生の名残が残っていることがあり、マットを寝床と理解してつい本能的に掘る動作をすることがあります。

2.精神的ストレス

犬は自分の気持ちを落ち着かせるために穴を掘ることもあります。散歩の時間が足りていない、散歩以外に体を動かす時間が足りていない、環境が変わった際にマットを掘る場合は、運動不足・環境によるストレスを感じている可能性があります。

3.構ってほしくて遊んでいる

新しいマットにした途端穴を掘ろうとするのであれば、興味本位によることが多く、一緒に遊んで欲しいという犬のキモチの表れとも言えます。

犬がマットを食べる理由

犬がマットをガリガリした後に、噛みちぎってしまうこともありますね。この場合も、ストレスや遊びたいという欲求が考えられます。力が有り余っているのに、それを発散することができない場合、退屈しのぎでマットを噛んでしまうのです。

また、飼い主のいない留守番中にマットを噛んでしまう場合、「分離不安症」という病気の可能性も考えられます。飼い主の構いすぎが原因で、犬が極度の不安を感じることで、普段しないような問題行動を起こしてしまう病気です。飼い主が一緒の時は悪さはしないのに、いなくなると悪さをする犬はこの病気が考えられます。

原因と対処法

そもそも、マットを破壊したり食べたりする行為は、【本能的】もしくは【精神的ストレスや不安】の2つに分けられます。

犬の本能的なものを止めさえることは難しいですが、後者であれば、コミュニケーションをとる時間を増やし、楽しいおもちゃを与えるなどの工夫をすることで対処することができます。

犬用フローリングマットは愛犬が快適に過ごすためのアイテム

白い子犬がカーペットマットにフセしている様子

犬がマットを掘ったり噛んだりするのには理由があり、理由が分かればやめさせることもできます。犬用マット選びの際は、それぞれの商品特性をよく見極めて、愛犬の健康状態等に合うものを選ぶ・使い分けるのがおすすめです。

また、犬用のマットは愛犬が快適にのびのびと暮らす上で役立つアイテムです。正しい敷き方と定期的なお掃除によって清潔にし、いつまでも愛犬が安全に過ごせる環境を保ってあげましょう。

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  • 公開日:

    2019.06.09

  • 更新日:

    2021.08.12

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ライター・専門家プロフィール
  • 関 ゆりな
  • ドッグライター
  • ビションフリーゼのココメロとのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。 長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。