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カートに乗った犬
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2021.11.15

犬用カートでお出かけが便利に!電車・バス・飛行機でのマナーも紹介

愛犬とのお出かけを便利にしてくれるカートですが、最近では小型犬だけではなく大型犬用のカートも販売されています。人が多い街なかに行く際に使用したり、歩くのが困難な犬のお散歩にも使えたりと用途は様々です。
今回は、犬用カートを使用する際のルールや、おすすめの犬用カート商品をご紹介していきます。

文:大森 きこ/ドッグライター

犬用カートのルール・マナーって?

2頭のチワワがカートに乗っているところ

カートを購入したら、すぐにでも愛犬を乗せてお出かけしたいですよね。遠出してみたり、今まで行きづらかった場所にも行けるかもしれません。最初に犬用カートの魅力と、犬用カートでのお出かけルールについて見ていきましょう。

犬用カートの魅力

多頭飼育をしている方なら、カートの購入を検討したことがあるのではないでしょうか?特に小型犬の多頭飼育では人混みの中や、長時間歩くようなお出かけは難しいですよね。犬用カートがあれば、街中でも安心して愛犬とお出かけすることができます。

あるいはシニア犬になってお散歩が辛そうな愛犬や、病気ケガで長く歩けない愛犬にもカートはおすすめです。犬にとって外の匂いを嗅ぐことはストレス発散にもなります。少し歩いて、あとはカートに乗ってのんびりお散歩するのも良いですね。

そもそも電車やバスに乗ってもいいの?

カートの使用については、各公共交通手段において制限があるので注意しましょう。形状は赤ちゃんのベビーカーに似ていますが、ペットカートのまま電車やバスに乗ることは禁止されています。
交通手段ごとに基本的な共通ルールを見ていきましょう。

犬用カートのルール【電車・バス・飛行機】

2頭の柴犬がカートに乗っているところ

公共交通手段のルールは各交通手段によっても変わりますし、各会社によっても規定が変わります。また、すべての人が犬好きとは限りませんし、中にはアレルギーを持っている人もいます。周りの乗客の方々にとって迷惑とならないよう、必ず事前にルールを確認してから利用しましょう。

電車編

電車に乗せる場合は「有料手回り品」としてペットを持ち込むことが可能なことが多いですが、どの鉄道会社でも必ず規定サイズ以内のキャリーバッグに入れる必要があります。持ち込めるサイズは各鉄道会社によって異なるため、利用予定の鉄道会社の公式ページなどで事前に確認しておくと乗車がスムーズでしょう。
犬用カートは有料手回り品のサイズを越えてしまうため、ほとんどの鉄道会社で持ち込み不可となっています。

バス編

バスも電車と同様に、基本的にはキャリーバッグに入れている場合のみペットと一緒に乗車することができます。この場合も必ず戸がきっちりと閉まるキャリーを使用しましょう。
カートはそのままでは持ち込み不可になりますが、東京都交通局(都営バス)ではキャリーを取り外してカートを畳んだ状態であれば持ち込むことが可能です。

飛行機編

飛行機に犬を乗せる場合、客室での同乗は出来ません。プラスチック製の頑丈なクレートに入れ、貨物室での輸送となります。国内線のANAやJALでは、1路線数千円ほどで事前予約が必要です。
飛行機での輸送に関しては、ほとんどの航空会社で短頭犬種の預かりを中止しています。(春から秋にかけての暖かい期間のみ中止の航空会社もあります)

犬用カート使用の注意点と想定トラブル

赤いカートに乗った犬

お出かけにカートを使用するにあたり気を付けておきたいことがあります。便利なカートですが、ヒヤっとするような場面もあります。アクシデントを想定した対策を取り、安全に使用しましょう。

中型犬・大型犬の注意点

中型犬、大型犬のカートは本体の高さが低く、愛犬が自分で登り降り出来る設計になっています。愛犬にも飼い主さんにもとても優しい設計ですが、ふとした瞬間にカートの外に飛び出してしまう可能性があるので注意しなければなりません。
カートに乗せる際は必ずリードを繋いでおくようにすれば飛び出しの危険を防ぐことが出来ます。

多頭飼いの注意点

多頭飼育でカートを使用する場合、飼い主さんが全ての犬に目が届かない可能性があります。カートの中でリードが絡まってしまう、飛び出して宙吊りになってしまうなど、ヒヤっとする経験をした方は多いようです。逆に急なアクシデントで犬に気を取られていると飼い主さんが慌ててしまい、周囲に目がいかなくなってしまいます。
多頭飼育でカートを使用する際は慣れるまで人通りの少ない場所で練習をし、人混みに行く際は上部を閉めて移動するようにしましょう。

突然のトラブル対応

カートでのお出かけ中に突然のトラブルがあると慌ててしまいますよね。愛犬を乗せている時によくあるトラブルを、2つご紹介します。

吠え始めたら

カートに乗せている最中に愛犬が吠え始めたら、吠えている対象から離れるようにしましょう。対象が見えなくなれば吠え止むことがほとんどです。抱きかかえてしまうと強気になって更に吠えてしまう可能性があります。

また電車やバスに乗車している時に愛犬が吠え始めたら、周りの迷惑にならないように一旦電車やバスを降りて犬が落ち着くまで待ちましょう。電車やバスは多くの人の匂いが入り混じっているので、慣れない犬は興奮気味になってしまうこともあります。

予定がある当日にトラブルが起きてしまうと困るので、まずは1駅分から少しずつ距離を伸ばして練習をしておくことをおすすめします。

トイレをしてしまったら

トイレは必ず乗車前に済ませておきましょう。長時間の移動の場合は、直前の給水もなるべく控えた方が良いです。(夏場は適度な給水が必要です)

トイレが不安な仔犬や老犬の場合は、予めペットシーツを敷いておくことをおすすめします。粗相をしてしまってもペットシーツを取り替えればカートを汚さずに済むので、愛犬もカートも清潔に保つことが出来ます。その際は匂いの漏れないマナーポーチを用意しておきましょう。犬用のオムツやマナーベルトを検討してみても良いかもしれませんね。

犬用カートのオススメ3選

茶色のカートに乗った犬

ペットカートを検索するとたくさんのブランドがあって迷ってしまいますよね。実はそれぞれのブランドには特徴があるので、愛犬に合ったカートを選んであげましょう。
ほとんどのカートはキャリー部分の取り外しが可能です。車での移動時はもちろん、災害時にはクレート代わりに使用することも可能です。

エアバギー

エアバギーはペットカートの中でも有名なブランドです。人気の秘密はスタイリッシュなデザインと小回りのきく三輪設計。ドームシリーズはタイプによって重さ10kgまで耐えられるので、中型犬1頭もしくは小型犬2頭を乗せることができます。

エアバギーにはドームシリーズ以外にも中型犬用、大型犬用のカートがあり、それぞれ愛犬が自分で乗り降り出来る設計になっています。飼い主さんが持ち上げる必要が無いのは嬉しいですね。

また、全てのカートは上部が閉じるデザインになっているので、愛犬に落ち着いた空間を作ってあげることも出来ます。

Piccolo Cane(ピッコロカーネ)

ピッコロカーネのカートは、小型~中型犬の多頭飼育に向いています。形は通常の乳母車タイプですが、耐荷重が18~40kgなので中型犬を数頭乗せることも可能です。

中でもCREAはキャリーの位置が低くなっており、スロープもついているので愛犬が自分で乗り降りすることが可能です。

天使のカート

天使のカートの魅力は、なんと言っても軽量フレームです。電車やバスで移動する時には、カートを折り畳む必要がありますが、天使のカートなら片手で持っても無理の無い設計になっています。

軽量フレームなのに耐荷重は15~50kgと、幅広い犬種に使えるのも嬉しいポイントです。更に天使のカートはキャリー部分の色柄が豊富なので、気分によって着せ替えも楽しめます。

犬用カートでルールやマナーを守ってお出かけしよう

ショルダータイプのペットキャリー

規制が多く使い勝手が悪い印象があるカートですが、ルールやマナーが分かれば実はとても便利で愛犬に安心感を与えられる優れものです。ペットカートを取り扱うブランドでは多用途なカートがたくさん出ているので、愛犬にぴったりのカートを選んであげましょう。

  • 公開日:

    2019.06.11

  • 更新日:

    2021.11.15

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ライター・専門家プロフィール
  • 大森 きこ
  • ドッグライター
  • 家族で出来る範囲での保護活動をしています。今まで小型犬から大型犬まで様々なコたちと出会い、新しい家族を見つけるお手伝いをしてきました。どんなコでも迎えてあげられるようにと、現在はペット看護師の資格を取るための勉強中です。