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2019.06.05

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犬にぶどうを与えてはダメ!食べてしまったときの症状や対処法を解説

犬に与えてはいけない食べ物として、玉ねぎやナッツ類などがありますが、ぶどうも犬にとって有害となる食材の1つです。犬の健康を守るために、犬がぶどうを食べてしまったときに現れる症状や、適切な対処法を知っておきましょう。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

犬がぶどうを食べると中毒症状を引き起こす

犬 ぶどう

犬がぶどうを摂取すると中毒症状を引き起こしてしまうので、絶対に与えてはいけません。この犬へのぶどうの危険性は、2000年代に入ってからアメリカやイギリスで、ぶどうを大量に食べた犬が中毒症状を引き起こした、という報告があったことで認識されるようになりました。
しかし、残念ながら中毒症状を引き起こす特定の成分などは、現在も分かっていません。中毒物質としては、ぶどうに付着した農薬やかび毒、ビタミンD類似物質などが疑われるとの有識者による見解もありますが、これについてもまだ不明です。

ぶどうの加工品も要注意

生のぶどうだけでなく、レーズンやぶどうジュースなど、ぶどうの加工品もNGです。生のぶどうと同様、犬が食べると中毒症状を引き起こします。
レーズンが入ったパンやお菓子などは、テーブルや棚の上にうっかり置きがちですが、犬が勝手に食べてしまう可能性があるので要注意です。扉が付いた棚の中など、犬が届かない場所に保管し、目を離したすきに犬が食べることのないようにしましょう。

犬がぶどうを食べたことで現れる症状とは?

犬 ぶどう

犬がぶどうを食べた場合、食べてから数時間後に腹痛や下痢、嘔吐や乏尿(尿の排泄量が低下)などの症状が現れ、ひどい場合は急性腎不全になることもあります。
また、腎不全により腎臓がうまく機能しなくなると、体外へ排出されるはずの尿素や老廃物が体内に溜まってしまう尿毒症などを併発し、最悪の場合は死亡することもあります。
過去には日本でも、ぶどうを食べたマルチーズの死亡例が報告されており、犬の健康を守るうえで、ぶどうの危険性は軽視できません。

どのくらい摂取すると危険?

どのくらい摂取すると危険なのかは、個体差によって異なるので断定はできません。過去の症例では、体重2.5kgの小型犬が70gのぶどう(約半房のデラウェア)を食べたところ、5時間後に嘔吐や乏尿の症状が現れ、摂取日から4日後に死亡しています。
他にも、20g相当のぶどうを食べて、中毒症状が見られたケースなどもあります。その一方で、発症例の摂取量を食べても、全く問題がなかった犬がいることも報告されています。危険な摂取量が不明である以上、とにかく食べさせないようにすることが重要です。

犬がぶどうを食べてしまったときの対処法

犬 ぶどう

犬がぶどうを食べてしまったら、症状が出ていなくてもまず動物病院に連絡し、現在の犬の状態や、どのくらいの量をいつ食べたかなどを伝え、獣医師の指示に従って対処しましょう。
夜間の場合は、かかりつけの動物病院が夜間診療を受け付けていなければ、夜間救急動物病院に連絡をして指示を仰ぎましょう。
なお、すでに何かしらの中毒症状が出ている場合は、速やかに動物病院へ連れて行ったほうがよいです。
命に関わることもあるため、自分で勝手に応急処置などはせず、必ず獣医師の指示に従うようにしてください。

少量でも犬にぶどうを食べさせないで!

犬 ぶどう

犬がぶどうを食べることで引き起こる中毒症状の原因は解明されていませんが、犬にとって有害であることは分かっています。犬の健康を守るのは、飼い主の重要な役目です。犬の届かない場所に保管し、食べてしまわないように注意しましょう。
また、危険となるぶどうの摂取量は個体差によって異なるため、万が一犬が食べてしまった際は、少量であっても速やかに動物病院に連絡して、獣医師の指示のもと対処しましょう。

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