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2019.06.30

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犬と過ごす幸せな時間

盲導犬で有名なラブラドールレトリバーの祖先は?犬種の歴史を探る

盲導犬としてしっかりと役割を務めている賢いラブラドールレトリバーを見て、自分もラブラドールレトリバーを飼ってみたいと思う方は多いのではないでしょうか。実際、家庭犬として飼育している方は多く、街中でも優雅にお散歩をしている姿をよく見掛けます。今回はそんなラブラドールレトリバーの犬種の歴史を探り、犬種の特徴・性格や育て方などの基本情報をご紹介します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいラブラドールレトリバーこと

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは、日本だけでなく世界中で人気の高い犬種です。盲導犬としてだけでなく、災害救助犬や介助補助犬としても活躍をしています。

ラブラドールレトリバーの歴史

ラブラドールレトリバーの発祥は少し複雑です。カナダの「ラブラドール半島」等が発祥と思われている方は多いのですが、ラブラドールレトリバーの祖先は実はセントジョンズレトリバーという犬種であるとされていて、このセントジョンズレトリバーの発祥は同じくカナダの『ニューファンドランド半島』です。

ただ、この時点では現在のラブラドールレトリバーとは少し遠く、その後セントジョンズレトリバーがイギリスに持ち込まれ、イギリスの貴族たちにより水鳥猟犬として活躍するように改良がなされ、現在のラブラドールレトリバーにかなり近付いたという経緯があります。

そのため、結果的にラブラドールレトリバーの原産地は、祖先である犬がカナダ原産であるにも関わらず、イギリス原産の犬ということになっています。

その後ラブラドールレトリバーは、その賢さや能力の高さがアメリカでも大人気となり、長期間に渡って登録頭数のベスト3にランクインされていました。

ラブラドールレトリバーの特徴

ラブラドールレトリバーの体型などの特徴を紹介します。

体型、体質

ラブラドールレトリバーは日本での登録は大型犬に属していますが、欧米地域では中型犬として登録されている場合もあります。

<目安>
体高:54~62㎝
体重:25~35㎏

ラブラドールレトリバーは体高よりも体長が少しだけ長く、骨はガッシリとして筋肉質でもあります。耳は大きめの垂れ耳です。
元々、水鳥猟犬として活躍できるように考えられて交配が繰り返されたため、水に入ることに対応した体であると言われています。

毛色、被毛、抜け毛

ラブラドールレトリバーの被毛は、水に入ることに適していると言われるだけあり、保温性や防水性を保つために油分が含まれています。水の中ではその被毛が浮力を保つ特徴もあります。

毛色は、イエロー・ブラック・チョコレート・レバー等ですが、イエローに関しては濃淡の幅が広く、淡いクリーム色から濃い赤茶までをイエローとしています。

ダブルコート犬種なので、短毛ではありますが換毛期には抜け毛がかなり増えるので、その時期にはこまめなブラッシングが必要となります。

寿命、かかりやすい病気

ラブラドールレトリバーの平均寿命は、10~15歳程度です。遺伝的な疾患が少ない犬種なので、大型犬のなかでは比較的長生きとなります。

ラブラドールレトリバーは食欲が旺盛な個体が多いので、食事量をコントロールしていかないと肥満体型になってしまいます。また、大型犬特有の胃捻転も起こしやすいので、食後は最低でも30分はゆっくり休ませる習慣を付けておくことが大切です。

また、体の大きさの割には関節がやや弱いので、体が完全にできあがる1歳前にあまり激しく運動をさせてしまうと、関節を痛めてしまう恐れがあります。

ラブラドールレトリバーの性格

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは大変賢しいだけでなく順応性も高く、自分で考えて行動をすることもでき、飼い主の指示にきちんと従うことができる優秀な犬種です。

一緒に遊ぶと大喜び!

ラブラドールレトリバーは、人と一緒に遊ぶことが本当に大好きです。ボールやフリスビーを使って遊んであげると、好奇心旺盛な性格を発揮しとても上手にキャッチしてくれます。
ただし、長時間遊び続けると足腰を痛めてしまうこともありますので、喜んでテンションが上がってしまっても適度に休憩をいれるように心掛けてください。

おっとりしてて、子犬のような一面も

ラブラドールレトリバーは、穏和で攻撃性がほとんどありません。誰にでも友好的に接してくれますので、番犬としては不向きな犬種だと言えます。
時々見せる無邪気な一面は、成犬になっても子犬の頃を思い出させてくれます。

ラブラドールレトリバーの育て方

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーの育て方やしつけの注意点などを紹介します。

環境

ラブラドールレトリバーは人と一緒に過ごすことを好みますので、家族と同じ空間で生活できる室内飼育がおすすめです。
ただし、好奇心旺盛な性格なため子犬のうちはイタズラもします。触って欲しくないようなものはきちんとしまっておくようにしましょう。

運動

ラブラドールレトリバーは活発でありながら関節があまり強くない特徴がありますので、適度な筋肉を維持するために毎日の散歩は1回に付き1時間程度のものを朝晩と2回行うのが理想です。
散歩の際にはただ歩くだけでなく、時には公園などでボールを使った遊びを取り入れてあげるのもおすすめです。

しつけ

好奇心旺盛でイタズラに手を焼く時期もありますが、基本的には大変賢い犬種ですのでトレーニングはさほど苦労することはありません。
ただし、盲導犬のイメージで『何もしなくても大丈夫』と思ってしまい、子犬のうちにしっかりとしつけをしておかないと、成犬になってから手に負えなくなりますので、注意が必要です。

ラブラドールレトリバーのしつけのコツは、上手にできたことをとにかく褒めてあげることです。

ケア

ラブラドールレトリバーは、毎日の散歩で筋肉をつけつつ、肥満に気を付けた食生活を送っていくことが重要です。
短毛なので毛玉にはなりませんが、換毛期には下毛がかなり抜けますので皮膚の通気性を良くするためにも抜け毛の時期にはブラッシングをこまめにする必要があります。
フリスビーやボールなどを投げてあげるとジャンプをして上手にキャッチしますが、その体重のせいで着地の時に関節に負担がかかります。あまり長時間遊び続けないように気を付けましょう。

ラブラドールレトリバーと過ごす幸せな時間

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは、その賢さや穏やかな性格で現在でも大変人気のある犬種です。
子犬の頃にはやんちゃが過ぎて辟易(へきえき)する飼い主さんもいますが、いけないことはしっかりと教えてあげれば、きちんと理解をしてくれます。常に友好的に接してくれますので、小さなお子さんのいる家庭でも安心して飼育することができると思います。

初心者でも飼いやすい犬種ですが、犬を飼う上では、そのコの一生に責任を持つことを念頭に、暮らしてからのイメージを膨らませ、本当に飼育できるのか?を事前に点検するようにしましょうね。

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