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2019.06.29

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犬と過ごす幸せな時間

ジャックラッセルテリア誕生の歴史。明るく活発な性格の理由とは。

ジャックラッセルテリアは、性格が明るくとても人気の犬種である反面、あまりにも活発過ぎてドッグラン等で付いていくのが大変とも言われている犬種です。
一見、見た目が小型なジャックラッセルテリアが何故そんなに活発なのか、その理由をジャックラッセルテリアの誕生の歴史から紐解きます。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいジャックラッセルテリアのこと

ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリアは、映画やテレビコマーシャルなどの出演で一躍有名犬となり、一時期は飼育数が跳ね上がった犬種です。ところが、小型で可愛らしい見た目に反してあまりにもパワーがあり過ぎて飼いきれないという人が続出し、本当に残念な話ですが、捨て犬ナンバーワンと言われた時代もありました。

ジャックラッセルテリアの歴史

ジャックラッセルテリアの歴史はまだ浅く、19世紀の中頃にイギリスの牧師であるジョン・ラッセルが、フォックステリアをベースにビーグルやボーダーテリアなどを掛け合わせた犬であるとされています。

ジョン・ラッセル牧師はキツネ狩りの愛好者であり、自分の猟に同行させる優秀な猟犬が欲しくて犬の改良をはじめたとされていて、猟の最中にもひるまない性格を持つようにとブルテリアと交配をさせたことで、ジャックラッセルテリアの気質の荒い面ができあがったと言われています。

ジャックラッセルテリアはイギリス原産でありながら、イギリスの公認犬種として登録がされていません。これはジョン・ラッセル牧師が、ジャックラッセルテリアはドッグショーに出すような犬ではなく、猟犬として生きるための犬であるという理由から公認登録を拒んだからです。

現在でもジョン・ラッセル牧師の意思を継いで公認登録をしていない国も存在しますが、日本では公認犬種として登録をしています。

ジャックラッセルテリアの特徴

ジャックラッセルテリアの体型などの特徴を紹介します。

体型、体質

ジャックラッセルテリアは、小型犬に属する犬です。

体高:23~30㎝
体重:4~6㎏

ジャックラッセルテリアの体型は、体長が体高と比較すると若干長く、細身でありながら筋肉質であることが特徴です。
耳は垂れ耳であることが多いのですが、中には半分立っているような半直立耳の場合もあります。元々が猟犬として活躍する使役犬だったため断尾が習慣となっていたのですが、家庭犬として飼育する現在でも断尾をする習慣が残ったままとなっています。

毛色、被毛、抜け毛

ジャックラッセルテリアの毛色は白がベースとなり、そこに黒または茶が入る2色のバイカラーや、黒と茶の両方が入り3色になるトライカラーがあります。 茶の色は濃淡の違いがあり、それによって様々な個性を楽しむことができます。また、顔の中心部分に入る白い線をブレーズと呼びますが、このブレーズは成長と共に両脇のカラーで隠されていきそのまま消えてしまうこともあります。

被毛は、スムース(短毛)・ラフ(長めの直毛)・ブロークン(短毛と長毛の中間)の3種類あるのも特徴です。ただし、どの被毛になるのかは隔世遺伝の影響も入るので子犬の頃には判断が付きにくく、確定できるのは生後半年頃となります。
毛玉はできにくく手入れは比較的楽ですが、抜け毛は多いのでブラッシングを日課とするのがおすすめです。

寿命、かかりやすい病気

ジャックラッセルテリアの平均寿命は、14~16歳程度です。小型犬でありながらかなりの体力を持ちますので、何か大きな病気などをしない限り比較的長生きをする個体が多いです。

ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気としては、パテラと言われる膝蓋骨脱臼やレッグ・ペルテス・パーセス病です。これはどちらも脚に関する病気で、動きの激しいジャックラッセルテリアがこの病気にかかると、目に見えて歩き方がおかしいなどの異常が見られるようになります。

それ以外では皮膚トラブルを起こしやすいので、シャンプーをした後などは雑菌などが繁殖しないように、被毛の根元までしっかりと乾かしておくことが大切です。

ジャックラッセルテリアの性格

ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリアは、テリア種特有の気の強い性格であることが多いです。

好奇心が強く、活発で運動能力が高い

ジャックラッセルテリアは、猟犬として誕生しただけあって好奇心がとても強く、まさにハンターの名がぴったりと思えるほど活発で運動能力も大変高い犬種です。

走り回って遊ぶことが大好きなので、飼い主はそのパワーにしばしば圧倒されてしまいます。夢中になり過ぎると予想も付かないような動きをすることがありますので、そのおかげで怪我をすることも多い犬種です。

頑固で負けず嫌いな性格

ジャックラッセルテリアは、その気質の強さから負けず嫌いな上に頑固な側面もあります。

普段は親しい犬同士で遊んでいる時など、ふとしたきっかけで負けず嫌いな悪い面が出てしまうとトラブルにもなりかねませんので、遊ばせている時には目を離さないようにしましょう。

ジャックラッセルテリアの育て方

ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリアの育て方やしつけの注意点などを紹介します。

環境

飼育環境としては、特に暑さや寒さに弱い訳でもありませんので、通常の温度設定ができればそれほど神経質になる必要はありません。 ただし、室内でも激しく動き回ることがありますので、棚や机の角などにぶつかって怪我をしないような配慮はしておくほうがいいかもしれません。

運動

ジャックラッセルテリアは、小型犬とは思えないほどの運動量が必要な犬種です。毎日の散歩は朝晩の2回で1回に付き最低1時間は行くのがおすすめです。

しっかりと運動して体力を発散させ、ストレスを溜めないようにしてください。時にはドッグランなどで思い切り走らせてあげたり、頭を使うような遊びを取り入れたりするのもおすすめです。

しつけ

ジャックラッセルテリアは、飼い主の指示をきちんと判断して対応する賢い面がありますので、しつけは比較的しやすい犬種です。

ただし、小型犬だからと甘やかして育ててしまうと、飼い主を主人ではなく自分と同等の者として捉えてしまいます。そうなると、とんでもないワガママ犬になってしまう恐れもありますので、毅然とした態度でしつけを行うようにしましょう。

ケア

ジャックラッセルテリアは頑固な面がありますので、一度嫌だと思うと頑としてそれを受け入れません。ブラッシングはそれほど抵抗することはありませんが、爪切りや歯磨きなどは子犬の頃から慣らしておくようにしましょう。
また、それと同時に体のどこを触っても嫌がらないようにしつけておくのもおすすめです。

ジャックラッセルテリアと過ごす幸せな時間

ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリアは、軽自動車にF1カーのエンジンを乗せたようなパワーを持つ犬種です。
しつけに関してはしつける側の態度次第でどうにでもなりますが、運動量に関しては小さな犬レベルの運動と考えているのであれば、それは大きな間違いです。毎日しっかりと運動をする時間を確保し、お互い素晴らしいパートナーになれるよう、ジャックラッセルテリアを愛情たっぷりに育てるようにしましょう。

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