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2019.06.11

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犬と過ごす幸せな時間

怖い見た目とは裏腹?ロットワイラーの性格・特徴を紹介

牛を統率できる強さと賢さを持つと言われている、ロットワイラーという犬をご存知ですか? 現在でも、ヨーロッパやアメリカなどでは大変人気のある犬種で、警察犬などの使役犬としても活躍しています。 そんなロットワイラーの特徴について紹介していきます。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいロットワイラーのこと

元々ロットワイラーは、ロットワイラー・メッツガーフンドという名称が付けられていました。ただ、この「メッツガーフンド」という言葉は、様々な理由により「家畜を殺す又は殺処分する人の犬」という意味が込められていて、ドイツではその言い回しが好まれず現在のロットワイラーという名称になりました。
ロットワイラーの祖先は諸説ありますが、紀元前にローマ人が飼育していたモロシア犬であるとされています。
番犬として賢いだけでなく力強い働きをしてくれるこの犬を、牧牛犬として飼育するようになり、改良が重ねられ後にロットワイラーとなりました。

ロットワイラーの歴史

ロットワイラーは、ローマ軍がスイス遠征の際に伴っていた犬であるとされていますが、その時にはまだロットワイラーという名称ではなかったという説もあります。
このスイス遠征の際に立ち寄ったドイツにて、その能力の高さがドイツ人の気を引き定着するようになり、この時同時にローマから持ち込まれた屋根用の赤いタイルにちなんで、ロットワイラーと名付けられたと言われています。
牧牛犬や荷車を引く犬として活躍をしてきたロットワイラーですが、牛追いの禁止や畜産業の近代化によりロットワイラーの役割が段々と減っていくとともに飼育数も激減し、1900年頃には絶滅の危機に陥りました。
ただ、ロットワイラー愛好家が血統を残そうと努力に努力を重ね、1930年になる頃にはアメリカケンネルクラブ(AKC)の競技会に参加するほどに発展を遂げました。

ロットワイラーの特徴

ロットワイラーは、勇敢な気質と優れた体力を活かし、軍用犬や警察犬だけでなく山岳救助犬としても活躍しています。
また、最近ではその賢さも買われ、各国の税関などにも活躍の場を広げています。

体型、体質

ロットワイラーは大型犬に属します。
体高:60~70㎝
体重:40~50㎏
ロットワイラーは、大型犬のなかでは比較的コンパクトな体型ではありますが、筋肉質でしっかりとした骨格を持っています。
頭蓋骨は大きめで、耳は体の大きさの割には小さ目の垂れ耳となります。 尻尾は断尾する習慣がありましたが、近年では段々と行われなくなってきました。

毛色、被毛、抜け毛

ロットワイラーの毛色は一種類のみで、黒地に頬・目の上・口元・喉元・胸板・尻尾の付け根付近に明るめの赤茶タンマーキングが入っています。このタンの大きさは多少個体差がありますが、タンの入る場所はほぼ同じとなっています。
被毛は短毛で皮膚に沿うように生えています。艶のある黒い被毛は大変美しいです。 また、抜け毛は少ないので、定期的なブラッシングとシャンプーのみで美しさを保つことが可能です。

寿命、かかりやすい病気

ロットワイラーの平均寿命は約8~10年で、大型犬の平均寿命とほぼ同じです。
かかりやすい病気としては、骨肉腫・リンパ腫・組織球肉腫などの腫瘍系疾患にかかりやすいとされています。 また、前十字じん帯の怪我が多く、これは太ももとスネの間の組織が損傷する怪我で、重症化すると歩行が困難になる場合もあります。

ロットワイラーの性格

ロットワイラーは、軍用犬や警察犬として活躍しているだけあり、大変賢いなかに強い警戒心を持ち合わせています。

落ち着きがあり自身に満ちた性格

ロットワイラーは、自分の強さをきちんと認識している賢さを持っていますので、自信に満ち溢れた落ち着いた性格の個体が多いです。 ただし、これは大人しいということではなく、どんな相手に対しても恐れを持たずに立ち向かえる気質の表れで、強い者ほど落ち着いているという風情が感じられます。

気立てが良く飼い主にも従順

ロットワイラーは飼い主に対して忠誠心が大変強く、家族には温厚で素直に優しく接してくれます。 ただし、家族以外の人やあまり慣れていない犬には強い警戒心を持ち、家族を守ろうと攻撃的な一面を見せることもあります。
献身的なほどに家族に尽くす性質を持っていますので、そこを上手に伸ばすしつけをしていくと、素晴らしいパートナーになってくれます。

ロットワイラーの育て方

ロットワイラーは体が大きく力も強いので、子犬のうちからしっかりとしたしつけを行っていかないと、散歩もままならなくなってしまう場合があります。 しつけに自信のない方は、早い段階からドッグトレーナーや訓練士などの専門家に相談をしておくのがおすすめです。

環境

ロットワイラーは警戒心が強いだけでなく、テリトリー意識が大変強い性質を持っていますので、見知らぬ人の訪問などに過剰に反応を示すことがあります。 そのため、自宅の庭であっても放し飼いで飼育する環境はおすすめできません。
興奮するとかなりの力を発揮しますので、係留する場合でも頑丈なものを使用する必要があります。 最近では室内飼育が増えてきていますが、室内飼育の場合でも玄関先に勝手に出られないような配慮をしておくのがおすすめです。

運動

ロットワイラーはかなりの体力を持つ犬種なので、散歩は1~2時間はしてあげる必要があります。可能であれば、これを1日に2回行うのがベストです。
運動不足でストレスが溜まらないように、時にはドッグランなどで思い切り走らせてあげるのがおすすめです。

しつけ

ロットワイラーは、子犬の頃の社会化トレーニングが特に重要であるとされています。
成犬になると大人でも敵わないような力を持ちますので、社会化をしっかりと行ったあとには、飼い主やそれ以外の人にも余計な警戒心を持たないようにしつけていくことが大切です。
基本的には賢い犬種ですので、訓練にはしっかりと付いてきてくれます。ただし、誤った方法や一貫性のないしつけを行ってしまうと、手に負えなくなってしまうこともあります。
子犬の頃から様々な経験を重ね正しい訓練を行うことで、飼い主や家族の指示にきちんと従うことのできる犬になります。 一度間違ったしつけをしてしまうと、後からの矯正はかなり大変になりますので、しつけ方法については子犬を迎える前にきちんと勉強しておくようにしましょう。

ケア

ロットワイラーは、被毛も短く抜け毛も少ないので、日頃のケアはそれほど必要な犬種ではありません。 定期的にブラッシングを行い、汚れてきたと思ったら時々シャンプーをしてあげてください。
ただ、腫瘍系の疾患にかかりやすいので、ブラッシングの時などには撫でるように指先で皮膚に触れ、腫瘍のようなものがないのかをチェックするようにしましょう。

ロットワイラーと過ごす幸せな時間

ロットワイラーは、一見怖い印象を受ける犬ではありますが、実は大変優しく家族想いの性質を持っています。 最初にしっかりとしつけを行いさえすれば、従順で落ち着いた印象を与えてくれます。
賢い犬種で、しつけにもしっかりと付いてきてくれますので、正しい方法で行えば難しいことは全くありません。 しっかりトレーニングをすることで、ぜひロットワイラーとの幸せな時間を過ごしてください。

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