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2019.06.13

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犬と過ごす幸せな時間

ヨークシャーテリアの歴史や性質・特徴をしっかり理解しよう

動く宝石とも呼ばれるヨークシャーテリアは可愛さやカットの幅広さなどから人気が高い犬種ですが、テリア気質な面がありますので可愛いだけではしつけに手こずってしまいます。楽しいペットライフを送るためにも飼い主さんは犬種についてよく知っておく必要があります。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいヨークシャーテリアのこと

ヨークシャーテリアはお座敷犬として人気が高い犬種ですが、テリア種ですので活発で好奇心旺盛な子が多い犬種でもあります。犬を飼育する場合にはその犬種の歴史や性質、特徴などを理解し無理なく楽しく飼育できるかしっかり判断する必要があり、飼い方のポイントなどを理解し、人も犬も楽しく生活できる環境を用意してあげてください。

ヨークシャーテリアの歴史

ヨークシャーテリアは19世紀のイギリスで誕生した小型犬で、倉庫や工場などの室内でネズミ狩りの仕事を行っていました。このころは体重5kg以上の子もおり、毛質も異なっていました。交配を繰り返し犬種として安定化するころには、現在のサイズ、毛質になりました。当初は市民に飼育されていたヨークシャテリアですが、サイズの小ささと被毛の美しさが相まって貴族等上流階級で愛玩犬として飼育されるようになりました。日本には戦前から飼育されていましたが、戦後の高度成長期においてお座敷犬として有名になり現在でも飼育頭数トップ10入りしています。

ヨークシャーテリアの特徴

ヨークシャーテリアはテリア種ではありますが、絹のような直毛の被毛が特徴的です。動く宝石と称されるほど美しいロングヘアーを持ちますが、一般家庭ではお手入れのしやすさから短くカットされたペット・クリップが人気となっています。テリア種のなかでも最小のサイズですがテリア気質は残っており、しつけには注意が必要となります。

体型、体質

ヨークシャーテリアの体型は体高が18~23cmほど、体重は3.1kg以下となっており、チワワ同様、世界最小の犬種としてギネスブックに登録されたことがある犬種です。作出には大きめのサイズの犬種も交配されたため、まれに標準より大きいサイズに成長する場合もあります。

毛色、被毛、抜け毛

ヨークシャーテリアの毛色は子犬の頃は全身がブラックですが、大人になるにつれタンの色が増えていきます。ブラックの毛がゴールドやシルバーなどに変化し最終的には、ダーク・スチール・ブルーとタンの2色となります。被毛はシングルコートで抜け毛は少なめですが、絹のような毛質のため絡まりやすく毎日のブラッシングが重要となります。

寿命、かかりやすい病気

ヨークシャーテリアの平均寿命は15歳ほどといわれていますが、長寿犬が多く18歳まで生きた子もいるそうです。罹患しやすい病気としては膝蓋骨脱臼や気管虚脱、門脈シャントなどがあげられます。門脈シャントとは腸管から肝臓に運ばれ解毒されるはずだった毒素がシャント(余分な血管)により肝臓に運ばれず体内に溜まってしまう病気で最悪の場合に死に至ります。多くは2歳までに発症します。

ヨークシャーテリアの性格

ヨークシャーテリアは社交的で人見知りしない子が多く、好奇心旺盛で負けず嫌いな一面もあります。性格に関しては個体差が大きくありますが、傾向を知っておくことでご家庭に向いているか判断することはできます。

社交的で人見知りしない性格

ヨークシャーテリアは社交的な子が多く、人見知りをしないといわれています。人懐っこく甘え上手な愛玩犬で、甘えの駆け引きがうまく小悪魔ともしばしば呼ばれれいています。ついつい甘やかしたくなりますが、甘やかしすぎるとわがままな子に育ってしまいますのでさじ加減が大切です。

好奇心が強く負けず嫌いな一面も

ヨークシャーテリアは好奇心が強く負けず嫌いな一面もあります。狩りをしていた歴史から小型犬ながらも勇敢で活発な子が多くよくも悪くもテリア気質な犬種です。好奇心旺盛で探求心が強い性格を生かし、ゲーム感覚でしつけを行うと効率よくいろんなことを覚えてくれます。

ヨークシャーテリアの育て方

ヨークシャーテリアを飼育する場合、環境や運動量、しつけ、ケアなどにも気を配ってあげる必要があります。小型犬だからと運動を怠るとストレスとなり問題行動の原因にもなりますので、適切な飼育方法で飼育することが大切です。

環境

ヨークシャーテリアは暑さにも寒さにも弱い犬種ですので、室内飼育は当たり前で、温度管理までしっかり行ってあげる必要があります。室温は20~25度で保ってあげ、夏場なら冷感シート、冬場ならペット用ヒーターなどを活用し、快適な温度で生活できるようにしてあげます。床は関節が弱いため滑りにくいようカーペットなどを敷いて対策をとってください。

運動

ヨークシャーテリアの運動量は多くなく、気分転換程度に20分ほど出かけるのが最適といわれています。毎日が難しくとも室内で運動できれば運動不足になることはありません。社会性を身につける一環としても外出は大切ですので少なくとも週に2、3回は散歩に連れて行ってあげてください。

しつけ

ヨークシャーテリアはテリア気質な性格のためしつけには十分注意が必要です。主従関係をしっかり築き、アイコンタクトなどを活用しメリハリのあるしつけを行うことが大切です。賢い犬種ですので一度覚えると忠実に守ってくれますので最初に根気よく教えることが大切です。甘やかしすぎると分離不安などを引き起こしお留守番ができなくなりますので、甘やかしすぎず適度な関係を築いてください。警戒心が強いためチャイム音や掃除機の音に反応しやすく吠えてしまうことがおおく、マンションなどで飼育する場合はこれらの音にも慣れてもらうようにしてください。

ケア

ヨークシャーテリアのケアとしては毎日の被毛のブラッシング、定期的なトリミング、耳掃除、爪切りなどが大切です。どれも子犬のころから慣れさせておくことが大切です。お手入れのしやすさから短くカットする場合は、洋服などで体温を調節してあげるのも大切です。

ヨークシャーテリアと過ごす幸せな時間

ヨークシャーテリアは小さくシルクのような被毛を持つ愛玩犬で人気のある犬種ですが、一緒に幸せな時間を過ごすためには、適切な飼育環境を用意し上下関係をきっちり築くことが不可欠です。わがまま放題に甘やかすと飼い主が召使のような関係になり他の人や犬と問題を起こしやすくなります。賢い犬種ですので上限関係さえ築ければトレーニングは行いやすく、ドッグカフェなどいろんな場所に一緒に遊びに行くことも可能です。

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