magazine

犬種図鑑

2020.08.26

犬と過ごす幸せな時間

ブリュッセルグリフォンってどんな犬種?性格・特徴・飼い方の基本情報まとめ|犬種図鑑

くしゃっとした顔立ちと表情豊かなブリュッセルグリフォンは、ベルギー王妃にも愛された歴史を持つ人気犬種です。日本では珍しい犬種ですが、映画「スターウォーズ」のチューバッカのモデル犬を務めたほど人気物なのです。ここでは、そんなブリュッセルグリフォンの歴史から基本的な飼い方までまとめてご紹介します。

Author :docdog編集部

この記事をシェアする

最初に知っておきたいブリュッセルグリフォンの歴史

ブリュッセルグリフォン

日本では、ちょっと珍しい犬種とされているブリュッセルグリフォンですが、映画「恋愛小説家」出演や、映画「スターウォーズ」に出てくるチューバッカのモデル犬を務めたり、ユニクロのCMに出てきたりと、実はメディアの露出度が高めです。実際に、ブリュッセルグリフォンをインターネットで調べると、これらに関係した画像が多々紹介されます。

また、海外では人気犬種として知られており、小型犬の中でも飼いやすい傾向にあります。ここでは、最初に知っておきたいブリュッセルグリフォンの歴史をまずはご紹介していきます。

ベルギー原産・ネズミ駆除で活躍

ブリュッセルグリフォンは、ベルギーが原産の愛玩犬です。その歴史は非常に長く、15世紀頃にいた粗毛の小型犬が祖先とされています。また、ベルギー王妃が寵愛していたことで、その人気が高まったとも言われています。

もともとは、ネズミを駆除する役割をしていましたが、1800年第後半に、パグやキング・チャールズ・スパニエルなどの短頭種の要素を取り入れるようになり、交配を重ねることで現在の容姿へと変化していきました。

その後、数々のドッグショーで活躍する場が増え、1900年代になると、多くの貴族からも寵愛されるようになり、各国へその人気が広まっていったのです。

ブリュッセルグリフォンの外見的特徴

ブリュッセルグリフォン

大きな瞳とぺちゃ鼻が愛らしいブリュッセルグリフォンは、愛玩犬グループに属している小型犬です。かつては、垂れ耳を断耳に立ち耳にするのが主流とされていましたが、動物愛護の観点から現在では行われなくなりました。

海外では人気犬種のブリュッセルグリフォンですが、実は1回に産れる頭数が少なく、子犬のうちに亡くなってしまう確率も高いことから、希少性が高い犬種でもあります。

このような理由から、一般のペットショップで見かけることは少なく、購入する際はブリーダーの元で購入する方が多いようです。日本では珍しい犬種と言われる理由も、この希少性が関係しているのかもしれません。

体重・体型・体質

ブリュッセルグリフォンの平均体型は以下の通りです。
・体高:20cm前後 体重:3~5kg
顔回りの髭が豊かなので、見た目は大きく見えがちですが、スマートな体型をしています。

毛色・被毛・抜け毛

ブリュッセルグリフォンの名前の由来は、原産国「ブリュッセル」とフランス語で"針金のような"を意味する「グリフォン」を合わせて付けられたと言われています。そのため、名前の通りブリュッセルグリフォンの被毛は針金のように硬い「ラフタイプ」です。シングルコートなので抜け毛の心配はありませんが、剛毛の毛質を保つためにも週に1~2回はブラッシングをしてあげましょう。また、顔回りの被毛が多いので、定期的にカットしてあげるといいでしょう。

ブリュッセルグリフォンの被毛は、「ジンジャー」と呼ばれる赤みのあるブラウンが基本のカラーで、頭部の飾り毛にブラックなどが混ざることもあります。

寿命・かかりやすい病気

ブリュッセルグリフォンの平均寿命は10~15歳と、一般的な小型犬の寿命に比べると少し短い傾向にあります。その理由に、希少性が高いゆえに無理な交配が原因ともされていますが、日頃から健康管理に気を付けて生活をすることで健康寿命を延ばすことができます。

ブリュッセルグリフォンは、犬種特有の遺伝性疾患が少ない犬種ですが、短頭種特有の病気と外耳炎に注意しましょう。短頭種特有の病気には、熱中症・気管虚脱・鼻腔狭窄などがあります。短頭種は暑い夏が苦手な犬種なので、夏場のエアコン使用は必須ですし、炎天下の散歩は控えることが大切です。また、気管虚脱や鼻腔狭窄は、呼吸時にガーガーとアヒルのような鳴き声をしたり、呼吸が荒くなるといった症状が出ます。異変を感じたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

ブリュッセルグリフォンの性格

ブリュッセルグリフォン

陽気な性格のブリュッセルグリフォンは、飼い主の言うことをちゃんと聞く聡明さを持ち合わせてながら、陽気な性格ゆえに飼い主を困らせてしまうようなイタズラをしてしまうこともあります。そんなおちゃめな性格も、ブリュッセルグリフォンの魅力のひとつといえます。

愛情深く活発な性格

ブリュッセルグリフォンは、愛玩犬グループに属していることもあり、とても愛情深く人懐っこい性格をしています。また、好奇心旺盛で社交的な性格をしているので、他の犬友仲良くすることができるので、多頭飼いも安心です。遊ぶことが大好きな犬種なので、たくさん遊びコミュニケーションを取ることで、絆が更に深まります。

警戒心が強く攻撃的な一面も

好奇心旺盛で社交的ではありますが、知らない人や犬に人に対して警戒心を抱き攻撃的になってしまう一面も持っています。また、気性が少し荒いところもあるので、対面時はトラブル回避のためにも徐々に慣れさせるようにしましょう。気難しそうに感じてしまいがちですが、本来は社交的で人や他の犬が大好きな犬種なので、慣れてしまえばすぐに仲良くなることができます。

ブリュッセルグリフォンの育て方

ブリュッセルグリフォンは、ペットショップで見かけることはまずないと言っても良いほど希少です。そのため、購入する際は、ブリーダーのもとで購入する必要があります。最近では、里親募集でお家にお迎えするという方法も増えてきましたが、希少ゆえに里親募集で見つけることも難しいかもしれません。

犬を飼うのが初めての方でも比較的飼いやすい犬種ではありますが、同じ犬種の事例がないのは少々不安に思えるポイントです。ここでは、そんなブリュッセルグリフォンの育て方について紹介していきます。

環境|室内飼育で室温調整

室内飼育ができる犬種なので、基本的には室内飼育で問題はありません。ただし、短頭種のため夏の暑さが苦手です。熱中症になりやすいので、夏はエアコンを常時使用し室内を25~26℃程の快適な温度を保つ必要があります。

運動|散歩に行けないときは室内遊びを

適度な散歩が望ましいので、1日2回各20分ほど散歩をしてあげましょう。散歩に行けない時は室内でボール遊びは綱の引っ張り合いなどの遊びをしてあげましょう。

しつけ|念入りなしつけが必要

しつけがしやすい犬種ではありませんが、理解力が高いので丁寧にしつけをすれば覚えてくれます。ブリュッセルグリフォンの場合、警戒心が強いことから吠えやすい傾向にあります。また、声も大きいことからムダ吠えのしつけは必ず行うようにしましょう。

ケア|顔周りに注意

シングルコートで抜け毛も少ない犬種ですが、被毛が細いので絡みやすいです。そのため、定期的にブラッシングを行い被毛の絡みを防ぎましょう。 被毛全体のトリミングは必要ありませんが、顔回りの被毛は長いので、定期的にカットし清潔を保ちましょう。

ブリュッセルグリフォンと過ごす幸せな時間

ブリュッセルグリフォン

ブリュッセルグリフォンは、日本ではまだまだ知名度が低い犬種ではありますが、その愛らしい表情や人懐っこい性格に魅了される方が増えてきてます。 ブリュッセルグリフォンが気になっている方は、ドッグカフェに行ってみると良いかもしれません。ブリュッセルグリフォンがいるドッグカフェもあるようなので、そういったカフェに足を運び、実際に自分が飼えるかどうかを考えてみるのも良いでしょう。犬をお家にお迎えしたその日から、犬との共同生活が始まります。「自分の思っていた犬ではなかった」といった理由で里親に出してしまうことは良いことではありませんし、犬もためにも良くありません。お迎えした以上は、その子の命が尽きるまで共に過ごす義務があります。「買う」ことだけを考えるのではなく、「飼ってから」のことをしっかりと考えてからお迎えをしてあげましょう。

  • 公開日:

    2019.06.13

  • 更新日:

    2020.08.26

この記事をシェアする