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犬種 / イヌ図鑑

2019.06.12

犬と過ごす幸せな時間

わんわん物語のモデル犬|エアデールテリアの性格や特徴まとめ

ディズニー映画「わんわん物語」は、レディとトランプがスパゲッティを食べるシーンをご記憶の方も多いと思います。主人公のトランプは、エアデールテリアをモデルにしていることで知られています。明るく活発で、賢く勇敢なトランプは、エアデールテリアの性質そのもの。テリアの気質を強く持っているエアデールテリアとはどんな犬なのでしょうか?今回は、飼い主なら知っておきたいエアデールテリアの歴史や特徴、性格、育て方からかかりやすい病気まで詳しくご紹介します。

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Author :docdog編集部

最初に知っておきたいエアデールテリアのこと

JKCに登録されている32種類のテリア種の中で最もサイズが大きく「キングオブテリア(テリアの王様)」とも呼ばれている犬種がエアデールテリアです。イギリス北部にあるヨークシャー州に流れるエア川の上流にある風光明媚なエア渓谷(エアデール)が発祥の地とされています。主に小動物をターゲットとした猟で活躍していたエアデールテリアは、鋭い嗅覚を持つことが最大の特徴です。一度飼ったら虜になると言われるエアデールテリアとはどんな犬種なのでしょうか?ここでは、歴史、特徴、性格について詳しくご紹介します。

エアデールテリアの歴史

19世紀、イングリッシュ・ブラック&タンテリア、ブルテリア、オッターハウンドなどを交配して誕生したエアデールテリアは、当初、ピングレーまたはウォーターサイドテリアと呼ばれていました。当時は、キツネ、アナグマ、イタチ、かわうそなどの狩猟目的や小さな害獣のハンターとして活躍していたエアデールテリア。19世紀半ばになると、イギリスのケンネルクラブによって、誕生したイギリス・ヨークシャー州エア渓谷にちなんでエアデールテリアと名付けられ、犬種登録されました。その後、飼い主に忠実で賢い性格と作業能力に非常に優れていることから、警察犬、軍用犬として活躍していることで知られています。

エアデールテリアの特徴

エアデールテリアは、テリア種に加えハウンド種の性質も持ち合わせているため、狩猟犬だけではなく水猟犬としても高い能力を発揮することから、19世紀のイギリスでは高い人気を得ていました。鋭い嗅覚と力強いアゴ、軽量で大型のボディを持ち、獲物を発見するだけではなく、仕止める、回収するなど猟には最適な資質を備えています。鳥猟、獣猟だけではなく、猛獣にも立ち向かえる勇敢さとパワーがあり、また穴に潜る作業以外の全ての猟を得意としているのが最大の特徴です。また、オッター・ハウンドの持つ水中での作業能力を継承しているため、かわうそ猟に対して抜群の能力を発揮することで知られています。
エアデールテリアの高い作業能力から、第一次大戦時には、イギリスやドイツの軍用犬として活躍していました。イギリスでは警察犬としても高い評価を受けています。その後、ドッグショーで注目を浴び、現在では家庭犬として人気の犬種となっています。

体型、体質

脚が長く、軽量なボディでテリア種の中で最大のエアデールテリアは、筋肉質のスレンダーなボディが特徴です。オスの体高は58~61cm、体重は23~29kg、メスは体高56~59cm、体重は18~20kgと中型犬のサイズです。

毛色、被毛、抜け毛

ワイヤーのような剛毛の被毛に覆われているエアデールテリアは、水猟犬として理想的なブラッド・ハウンドから受け継いだ粗く固いトップコートと、柔らかく密度の高いアンダーコートに覆われているのが特徴です。短毛のため、換毛期以外の抜け毛が少ないことも特徴です。毛色は、ブランク&タン、グリズル&タンが認められています。

寿命、かかりやすい病気

エアデールテリアは、健康的な犬種で平均寿命14?16歳と長生きです。かかりやすい病気として、遺伝疾患である股関節形成不全、自己免疫性甲状腺機能低下症があります。また、テリア種特有のアレルギー性皮膚炎を起こしやすいので注意が必要です。

エアデールテリアの性格

飼い主に忠実で賢く、好奇心旺盛のエアデールテリア。明るく活発な性格ですが、プライドが高く独立心が強い一面も持ち合わせています。では、具体的にどのような性格なのでしょうか。詳しくご紹介します。

外交的で利口な性格

明るく活発な性格のエアデールテリアですが、軍用犬、警察犬として活躍できるほどの知能の高さと勇敢さを持ち合わせているところも特徴の一つです。また、猟犬の気質から飼い主に忠実で、家族との絆をとても大切にすることでも知られています。

自信家で怖いもの知らずな一面も

猟犬としての気質を色濃く残すエアデールテリアは、プライドが高く恐れを知らない勇敢さを持っています。ハンターから離れて作業をしていたため、自己判断能力に優れていることも特徴と言えます。そのため、散歩中に出会った犬でも自分が気に入らないと判断した場合には、強い態度に出ることがあるので注意が必要です。

エアデールテリアの育て方

基本的にはフレンドリーで優しいエアデールテリアですが、頑固、気難しい、興奮しやすい、気が強いなどテリア特有の気質と独立心の強いハウンド種の気質を合わせ持っているため、育て方には注意が必要です。

環境

猟犬として大自然の中を走り回っていたエアデールテリアには、いつでも自由に走れる環境が必要です。そのため、都会の集合住宅よりは、ある程度の広さのある庭がある住宅に暮らすことが適しています。また、水辺の作業が得意であることから、近くに海や川など水辺がある環境が向いていると言えます。

運動

テリア種は全般的に、エネルギーが高くじっとしていることが苦手です。中でも、エアデールテリアは第一次世界大戦では、勇敢さと体力を認められて部隊間の連絡係として活躍していたほど。そのため、最低でも1日2時間程度は運動が必要です。運動量は多ければ多いほど、エアデールテリアは精神的に満足する犬種です。運動不足になりストレスがたまってしまうと、破壊活動には知ることがあるので、運動は十分に与えてあげましょう。

しつけ

知的で、物覚えが早いエアデールテリアは、しつけの入りやすい犬種です。「褒めて伸びる」タイプの犬種なので、教える時にはオーバーに褒めてあげましょう。また、仔犬期から、服従訓練をしっかりとしてリーダーが誰であるかを認識できるようにすることが大切です。リーダーがはっきりと認識できれば、忠実に行動してくれますが、中途半端なしつけをしていると反抗的な態度に出ることがあるので注意が必要です。

ケア

エアデールテリアには、テリアならではの被毛ケアが必要です。剛毛で短い被毛は絡まりやすく、ワイヤーブラシや櫛などで定期的に被毛の絡まりをほぐしてあげることが大切です。また、健康で美しい被毛を保つために、1?2ヶ月に一度は、無駄な被毛を抜くプラッキング作業が必要です。特殊な技術を必要とするトリミングのため、一般的なトリミングサロンでは対応していないことも多いので気をつけましょう。

エアデールテリアと過ごす幸せな時間

テリア種、ハウンド種、スパニエル種などよく言えば狩猟能力が高い、悪く言うと攻撃性が強い犬種を交配して誕生したエアデールテリア。戦時中の勇敢な気質と運動能力の高さから、ルーズベルト大統領をはじめ歴代のアメリカ大統領や俳優ジョン・ウエインが飼育したことでも知られています。運動能力が高く好奇心旺盛なエアデールテリアは、向上心も強く、ドッグスポーツなど飼い主と一緒に楽しむことができます。海や川での水遊び、山での雪遊びやキャンプなど、アウトドアでの遊びがエアデールテリアに適しています。運動量が足りないとストレスをためやすく、破壊行動やかみつきなどの問題行動がでる可能性があるので、運動量はたっぷりと与えることがエアデールテリアを飼う上で最も大切なことだと言えます。

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