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2019.06.17

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犬と過ごす幸せな時間

ウエストハイランドホワイトテリアの特徴や基本的な育て方

真っ白でコロンとした体型のウエストハイランドホワイトテリアをご存知ですか?可愛らしい愛玩犬のイメージが強い犬種ですが、意外と活発で運動能力が高い犬種なのです。ここではウエストハイランドホワイトテリアの特徴や飼い方のポイントをご紹介していきます。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいウエストハイランドホワイトテリアのこと

ウエストハイランドホワイトテリアは「ウェスティ」という愛称を持つイギリス原産の小型犬です。
海外でも人気の高い犬種ですが、JKC(ジャパンケネルクラブ)のデータによると日本での登録数は毎年30位前後と安定した人気があります。
テリアの中では有名な犬種で、黒のスコティッシュテリアと共にスコッチウィスキーのキャラクターにも使用されています。

ウエストハイランドホワイトテリアの歴史

ウエストハイランドホワイトテリアは真っ白いテリアですが、別色の犬から生まれるは白いテリアは遺伝子的に弱いとされて、生まれても淘汰されていました。
白いテリアが繁殖に使用され始めたのはスコットランド西部に住んでいたマルコム氏の影響が大きいとされています。
ある日狩猟の最中に自身の茶色いテリアをキツネと間違えて撃ってしまったマルコム氏は、白いテリアならキツネと間違えることはないと白いテリアの繁殖に力を注ぎました。その白いテリアが現在のウエストハイランドホワイトテリアの元となっています。

ウエストハイランドホワイトテリアの特徴

ウエストハイランドホワイトテリアは狩猟犬としても活躍する為の体を持っています。足の短さは狩猟において獲物の匂いを追うのに活躍したことでしょう。同じくゴワゴワとした硬めの被毛にも理由があります。
それでは、ウエストハイランドホワイトテリアの特徴をご紹介していきます。

体型、体質

スタンダードの規定に体重の基準はありませんが、およそ7kg~10kgが平均となります。
体高は28cmが標準体型です。
ウエストハイランドホワイトテリアのチャームポイントは三角の立ち耳にピンと立った尻尾。
脚は短く、体高に比べて体長がやや長いスクエア型をしています。
マズルはやや長めに見えますが、短い顎にシザーズバイトの噛み合わせがスタンダードです。

毛色、被毛、抜け毛

ウエストハイランドホワイトテリアの毛色はホワイトに限りますが、やや黄みがかった色の個体もいます。
被毛は長毛のダブルコートで、上毛は約5cmの剛毛、下毛は柔らかく短い毛が密集しています。
この上毛の剛毛は狩猟の際にケガをしない為だと言われています。
ダブルコートなので換毛期は多くの毛が抜けます。
通常時もある程度の抜け毛はあるので、こまめなブラッシングをしてあげましょう。

寿命、かかりやすい病気

寿命は12歳~16歳です。
ウエストハイランドホワイトテリアは比較的体が強い犬種ですが、皮膚疾患にかかりやすいとも言われています。
・アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の遺伝関係を調べた様々な文献や報告の全てにウエストハイランドホワイトテリアが登場する事から、遺伝的なアトピー性皮膚炎の好発犬種とされています。
この病気は家の中でダニやホコリを吸引することで発症し、激しい痒みを伴うのが特徴です。
アトピー体質を投薬無しでコントロールする事は非常に難しく、痒がる犬をそのままにしておくと掻きむしった皮膚から二次感染を起こす可能性があります。
季節の変わり目は痒みが出やすいので特に注意が必要です。
投薬していても症状が改善されない場合は薬が合っていない可能性があるのでセカンドオピニオンも検討しましょう。

・アレルギー性皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は主にノミや食事で発症し、症状は激しい痒みが出ます。
運動が大好きな犬種なので、外で遊んでいる最中にノミが付いてしまう事もあるでしょう。
ウエストハイランドホワイトテリアの被毛は下毛が密集しているので、毛の中に入ってしまうと簡単には見つけられません。
暖かくなってきたらノミ・ダニ駆除の駆虫薬は忘れないようにしましょう。

また、ドッグフードの成分が合わずにアレルギーを発症する事もあります。
病院でのアレルギー検査では原因を特定できない事が多いようなので、別のドッグフードに切り替えるなどの対策も必要です。

ウエストハイランドホワイトテリアの性格

他のテリアに比べるとマイルドな性格をしているウエストハイランドホワイトテリア。
可愛らしい見た目からは優しい雰囲気を感じますが、実際のところはどうでしょうか?

友好的でいたずら好きな性格

ウエストハイランドホワイトテリアはとっても活発で友好的な犬種です。
飼い主さんと心が繋がる事を好むので、スキンシップの時間はたくさん取ってあげましょう。
元々いたずら好きですが、遊びや運動の時間が足りないと更にいたずらに磨きがかかってしまいます。

勇敢で自尊心も強い

テリアの中ではマイルドな性格とは言え、狩猟犬として活躍出来るだけの勇敢な一面も持っています。
普段は穏やかな性格をしていても、敵対心を持った犬に対しては攻撃性が出る事もあるので注意しましょう。
自尊心も強く、頼りない飼い主に対しては強気に振る舞う事も。
ウエストハイランドホワイトテリアの自尊心は飼い主さん次第で抑える事が出来ます。
飼い主さんがしっかりとリーダーシップを取る事で、ウエストハイランドホワイトテリアは自尊心を出す必要が無くなるからです。

ウエストハイランドホワイトテリアの育て方

活発でテリア気質なウエストハイランドホワイトテリアはどのように育てたら良いのでしょうか。
飼育環境やしつけ方法など、知っておくべき4つのポイントをご紹介します。

環境

室内飼いが基本の犬種です。
ウエストハイランドホワイトテリアは飼い主さんとの繋がりを求める犬種なので、ケージやクレートは常に家族のいるリビングに設置してあげると良いでしょう。
また、家族以外の人に対して警戒心を出す事があります。
普段は部屋で放し飼いをする場合でも、警戒心が出た時にウエストハイランドホワイトテリアが落ち着けるような居場所を作っておいてあげてください。

運動

ウエストハイランドホワイトテリアは抱っこされるだけで満足するような犬種ではありません。
1回30分の散歩が1日2回は必要となるでしょう。
スタミナがあるので、のんびりした散歩のみではストレスを溜めてしまいます。
ドッグランでのびのび走らせるのも良いですが、ウエストハイランドホワイトテリアの性格を考えると飼い主さんも一緒に楽しめる運動が向いているでしょう。
運動神経は抜群で学習能力も高いので、たいていのドッグスポーツはこなす事が出来ます。

しつけ

自尊心が強い犬種なので、しつけはしっかりと行いましょう。
注意をする時やコマンドを教える時は毅然とした態度で接する事が重要です。
可愛らしい見た目に流されて甘やかしてしまうと、ウエストハイランドホワイトテリアはすぐに自分が上位だと思ってしまいます。
また、家族がそれぞれバラバラなしつけ方をすると混乱してしまいます。全員が一貫して同じしつけをするように心がけてください。

ケア

週に2?3度のブラッシングは必須になります。
カールが無く被毛は硬めなので、毛の状態が良ければ大きなゴミは簡単に取り除けるでしょう。
皮膚炎にかかりやすい犬種なので、日々のケアで皮膚の状態をチェックする事も忘れずに。
また、体の一部を執拗に掻いたり舐めたりしていないか日々気を配ってあげてください。
ウエストハイランドホワイトテリアは真っ白な被毛が特徴です。
食事の際に口周りが汚れたり、散歩の際に足元が汚れたりするとひもうが赤茶色く変色してしまいます。口周りは特に毛が長いので、汚れたらこまめに拭いてあげましょう。

ウエストハイランドホワイトテリアと過ごす幸せな時間

基本的には明るく友好的なウエストハイランドホワイトテリアですが、テリア特有の気の強さが顔を覗かせる事もあります。
テリアの気質を活かした飼育をする事でお互いがストレス無く付き合っていく事が出来るでしょう。
ウエストハイランドホワイトテリアの運動神経を発揮させないのはもったいないので、ドッグスポーツで一緒に楽しんでみてはいかがですか?

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