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2019.06.22

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犬と過ごす幸せな時間

高知県の天然記念物?土佐犬の魅力を一挙に公開!歴史・特徴・飼い方まで

たびたび脱走事故などでニュースに出ている土佐犬はとても怖いイメージがありますよね。闘犬として作られた土佐犬は様々な闘犬種がかけ合わさっているため、力が強く忍耐力もある犬種です。しかし、飼い主さんに対してはとても忠実な性格をしているので、正しい育て方をして穏やかに過ごせるよう導いてあげましょう。ここでは土佐犬の性格や特徴、飼育するためのポイントを解説していきます。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたい土佐犬のこと

土佐犬

土佐犬は高知県の天然記念物に指定されている犬種で、日本では一部の地域で危険犬種として指定されています。もともとは闘犬として誕生した犬種のため、闘争本能が出た瞬間に攻撃的に変わるので注意が必要です。家庭で飼育する場合は闘争本能を出さないよう、徹底したしつけが求められます。

土佐犬の歴史

原産国は日本で、江戸時代の後期に誕生しました。四国犬をベースにマスティフやグレートデーン、ブルドッグなど闘争本能の高い大型犬と交配させ、闘犬として誕生したのが土佐犬の始まりです。
四国の高知県は伝統的に闘犬が行われていた地域で、その歴史は戦国時代にまで遡ります。 日本では現在も闘犬は禁止されていませんが、土佐犬のブリーディングはより家庭犬向きにと進められています。

土佐犬の特徴

大きな体に迫力のある表情が特徴的な土佐犬は少し怖いイメージがありますが、正しいしつけ方をすれば穏やかで従順な犬になります。
柔らかく伸びる顔周りの皮膚は、闘犬として戦うときに噛まれてもダメージを受けにくいように改良されてきた名残です。

体型・体質

体重:35kg~90kg
体高:55cm~60cmが標準となります。
全体的に程よい筋肉質で、太すぎず細すぎずな体型をしています。
大きさは個体やブリーダーによって変わり、小さい犬では30kg、大きくなると100kgを超す土佐犬もいるそうです。
土佐犬は体質的に皮膚が弱いため、皮膚病を起こしやすい犬種です。過度なシャンプーは肌に必要な油分まで落としてしまうので、定期的に濡れタオルで体を拭いて清潔に保ちましょう。

毛色・被毛・抜け毛

毛色はレッド、フォーン、アプリコット、ブラック、ブリンドルの5色がスタンダードで認められています。
日本で見かける土佐犬はレッドと呼ばれる茶色が多いのではないでしょうか。 被毛は短毛のダブルコートで、手触りは固めです。抜け毛は長毛種に比べると少ないですが、換毛期以外でも多少は抜け落ちます。
毎日のブラッシングで健康チェックをしながら被毛のお手入れを行いましょう。

寿命・かかりやすい病気

土佐犬の寿命は平均して10才~12才です。

かかりやすい病気には関節炎があります。関節炎を起こした時の症状や予防方法を説明していきます。

・関節炎
土佐犬は体が大きいので体重も重いので、関節に負担がかかりやすい犬種です。原因は老化が多いのですが、太らせ過ぎも関節炎の原因となりやすいので注意してください。
また、体が出来上がる前の段階で運動をさせすぎることも、関節に負担がかかりやすくなるので無理はさせないようにしましょう。
関節炎は痛みを伴うため、歩き方がおかしくなったり寝てばかりいるようになります。様子がおかしいと思ったら早めに病院を受診しましょう。

土佐犬の性格

土佐犬

土佐犬は基本的には大人しく、室内で人と一緒に暮らしていれば無駄吠えもほとんどありません。リーダーと認めた飼い主さんの言うことはしっかりと聞きますが、運動不足でストレスが溜まると飼い主さんにも反抗する可能性は十分にあります。
闘犬として改良されてきた土佐犬の性格をしっかりと理解し、正しい接し方で飼育をしましょう。

飼い主に対しては従順でおとなしい

四国犬の血が入っているので、信頼出来る飼い主さんに対しては従順でおとなしい性格をしています。
毅然とした態度でリーダーシップをとり、土佐犬に頼られる飼い主でいることで従順な土佐犬を育てることが出来ます。
無駄吠えも少なく、運動量が足りていれば日中はのんびり寝ていることが多いでしょう。

警戒心が強く、縄張り意識旺盛な一面も

警戒心や縄張り意欲といった面は、闘犬時代の気質が本能として残っているためです。
しつけによって警戒心や縄張り意識といった部分は矯正することが可能です。大きい犬だからと、あまり他人や他犬に会わせないで育てると、後々問題行動に繋がってしまう可能性もあります。

土佐犬の育て方

土佐犬

闘犬として作られた土佐犬は基本的には大人しい性格をしていますが、全く問題を起こさないとは言い切れません。土佐犬に弱みを見せず、毅然とした態度で接することがしつけの基本となります。
土佐犬を飼うことになったら、絶対に事故は起こさないという覚悟を持ってしつけに挑みましょう。

環境

土佐犬はとても大きな体をしているので家の中では圧迫感を感じるかもしれませんが、室内飼いで飼育をしましょう。
「外飼いはかわいそうだから」という理由ももちろんあるのですが、土佐犬の持つ警戒心や縄張り意識は外飼いによって更に強くなってしまいます。
室内での居場所はリビングなど人の集まるところが良いでしょう。なるべく人と同じ時間を過ごすようにしてください。
体高があるのでテーブル上にもすぐに顔が届いてしまいますが、盗み食いやイタズラは誤飲の原因になるので注意しましょう。

運動

土佐犬は体力がある犬なので、散歩の量も多いと考えておきましょう。1日2回、各1時間?2時間は必要となります。運動量が足りないとストレスが溜まって興奮しやすくなり、咬傷事故などに発展してしまうので注意してくださいね。
ドッグランに行って走り回るのもおすすめですが、1才になるまでは関節に影響が出やすいため、激しい運動は控えましょう。
体重の重い土佐犬には、関節に負担をかけにくいプールもおすすめです。

しつけ

土佐犬のしつけは根気よく行い、必ず飼い主さんの言うことが聞ける状態にしましょう。好き勝手に行動させてしまうと言うことを効かなくなり、問題行動に繋がります。
小型犬の問題行動とは違って規模が大きいため、噛まれたら傷も深いですし、無駄吠えの声も迫力満点です。
土佐犬のしつけを成功させるポイントは運動です。しっかりと十分な運動時間が確保できていれば土佐犬もストレスを溜めること無く落ち着いて過ごすことが出来るので、飼い主さんの指示も入りやすくなるのです。

ケア

土佐犬は体重が重いため、寝ている時に関節や床に面している部分に重さがかかり、床ずれやタコができやすくなります。なるべく柔らかいベッドや毛布を用意して、摩擦を防いであげてください。
土佐犬のように大型の犬種を飼う時は、老犬になって立てなくなってしまった時のことも考えておく必要があります。 病院についれていく時、寝返りをうたせる時、土佐犬を持ち上げることが出来るかも家族で話し合っておきましょう。

土佐犬と過ごす幸せな時間

土佐犬

土佐犬を飼う為には、どんな時も必ず飼い主さんの言うことを聞くようにしつけなければなりません。ずさんな飼育により土佐犬が逃走したり咬傷事故を起こすなど、あってはならないような事故も各地で起きています。主従関係をしっかり築き、十分な運動をさせることで、土佐犬も日々を穏やかに過ごすことが出来ます。土佐犬を飼いたいと思ったら、今一度ライフスタイルや飼育環境を見直してみてくださいね。

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