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2019.06.30

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犬と過ごす幸せな時間

チャウチャウの舌の色はXXだった。知っておきたい犬種のこと

チャウチャウは、昔巨人軍で活躍していた王貞治さんと一緒にテレビコマーシャルに出たことをきっかけに、一時期とても有名になった犬です。現在国内で見掛けることは少なくなったチャウチャウの歴史や特徴について紹介します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいチャウチャウのこと

チャウチャウ

モコモコの被毛に埋もれた小さな目がとても愛らしいチャウチャウですが、日本国内での飼育数は2018年度で150頭ほどと決して多くはありません。

ペットショップなどで販売されることもほとんどありませんので、チャウチャウの実物を見たことが無い人は多いかもしれません。

チャウチャウの歴史

チャウチャウは中国にて古くから飼育されていた土着犬とされていて、その歴史は2000年以上とも言われています。ところが、それ以外にも「チベタンマスティフとサモエドを掛け合わせた犬である」「古代犬種のハンドッグとチベタンマスティフを掛け合わせた犬である」などの説があり、実際のところどれが本当であるのかは判明していません。

チャウチャウは猟犬として飼育された時代もあったようですが、猟犬に適した骨格ではなかったために、肉は食肉用として皮は防寒用具として使用するために繁殖されたという悲しい記録もあります。

1880年代になると、中国の野生の犬としてロンドンの動物園に展示されます。すると、それがビクトリア女王の目に留まり家庭犬として飼育する動きが始まりました。

これを機にイギリスではチャウチャウ専用のクラブが設立され、1900年初めにはアメリカケンネルクラブにも登録されることとなりました。

チャウチャウの特徴

チャウチャウの体型などの特徴を紹介します。

体型、体質

チャウチャウは大型犬に属してはいますが、メスの場合には中型犬程度の大きさであることも多く、その姿はまさにライオンのようだと表現されます。

体高:およそ48~56㎝
体重:およそ20~30㎏

チャウチャウの一番の特徴と言えば、やはりその青黒い色をした舌でしょうか。舌が青黒いことから「青舌犬」「黒舌犬」等と呼ばれることもありますが、舌が青黒い理由は未だに分かっていないそうです。

被毛は長毛のダブルコートで、その被毛のせいで少し分かりにくいのですが決して太っている訳ではなく、筋骨隆々のガッシリした体格を持ちます。
尻尾はゆるい巻尾で、被毛のせいで小さく見えてしまう耳はしっかりと立っています。

毛色、被毛、抜け毛

チャウチャウの認定カラーは、最も多いレッドから始まり、ブラック・ブルー・フォーン・クリーム・ホワイトと意外と多いです。ただし、複数の被毛が混じった斑やパーティーカラーは認定色として認められていません。
ダブルコートの犬種なので、年に2回の換毛期にはかなりの被毛が抜けます。そのため、その時期にはこまめにブラッシングなどを行って抜け毛の処理を行わないと、あっという間に毛玉ができてしまいます。
チャウチャウの被毛は本来毛玉のできにくい毛質をしていますので、換毛期以外の時期には時々ブラッシングをしてあげる程度で問題ありません。
ただし、避妊や去勢手術をした後にはホルモンバランスの関係で被毛がふんわりと柔らかくなる場合があります。その時には柔らかい被毛が毛玉になりやすいので、こまめにケアをしてあげてください。

寿命、かかりやすい病気

チャウチャウの平均寿命は、10~12年とされていますが、長生きですと15年ほど元気に過ごす犬もいるようです。

チャウチャウは夏場でもその厚い被毛に体全体を覆われているだけでなく、体温調整をする能力があまり優れているとはいえない体質を持ちますので、熱中症にかかりやすいとされています。 夏場は気温だけでなく湿度の管理にも気を配る必要があります。

また、被毛の量も多いため皮膚への風通しが悪く、皮膚トラブルも起こしやすいです。特に換毛期には抜け毛を溜め込まず、皮膚への風通しをよくしてあげることも大切です。

それ以外では、小さな目が特徴的なチャウチャウは、眼病にかかる確率が比較的高いとされています。緑内障や、まつ毛が不規則な方向に生えてしまうまつ毛乱生などが起りやすいです。 目元を気にしているような素ぶりが見られましたら、早めに動物病院に連れていくようにしてください。

チャウチャウの性格

チャウチャウ

本来チャウチャウは、飼い主に対して大変従順で主人と決めた人に対しては忠実な性格を持っています。

穏和で物静かな性格

チャウチャウは飼い主に対してとても従順で穏和な性格をしています。ただ、実は何事に対しても面倒くさがるところもありますので、嬉しい時でもその感情を積極的に見せることはあまりせず、活発に遊ぶようなこともあまりしませんので、その姿が物静かに思われてしまいがちです。

警戒心が強く、飼い主家族以外や初めて会う犬に対しては心を開きにくい一面も

チャウチャウは、飼い主やその家族には物静かでありながら友好的な態度を常に取りますが、実は大変警戒心が強く頑固な面があります。 そのため、家族以外の人や他の犬に馴染むまでにはかなり時間のかかることがあり、警戒心を解いたとしても家族に対して見せるような友好的な態度を見せてくれるとは限りません。

チャウチャウの育て方

チャウチャウ

チャウチャウの育て方やしつけの注意点などを紹介します。

環境

先の項目で熱中症にかかりやすいことを紹介しましたが、チャウチャウは温度調整が得意ではなく、特に夏の暑さには大変弱いです。 そのため、温度管理や湿度管理には気を配り可能な限り室内の空調設備のある部屋での飼育がおすすめです。

運動

チャウチャウは猟犬として使役されていた時代もありましたが、元々それほど活発に動く犬種ではありませんので、多くの運動量は必要としていません。 ただし、一定の筋肉は維持する必要がありますので、毎日の散歩は欠かさず行うのがおすすめです。

しつけ

チャウチャウは頑固な気質を持っていますので、子犬の頃からしっかりと社会化を学ばせ、主人が誰であるのかをきちんと認識させておく必要があります。

しつけは毅然とした態度で甘やかさずに行いますが、かなり根気が必要なため初心者には飼育が難しいとされています。初心者でチャウチャウを飼育したい場合には、経験のあるドッグトレーナーなどに付いてもらいしっかりと訓練をすることがおすすめです。

ケア

チャウチャウのケアは特に手間のかかることはありませんが、換毛期にはブラッシングをこまめに行うようにします。シャンプーは月に1回程度で問題はありませんが、被毛をドライする時には根元までしっかりと乾かすようにしてください。 根元を湿ったままにしてしまうと皮膚が蒸れてしまい、皮膚トラブルの原因になりかねません。被毛が多く素人ではシャンプーも一苦労ですので、トリミングサロンにお任せするのもいいかもしれません。

チャウチャウと過ごす幸せな時間

チャウチャウ

チャウチャウは頑固なところもありしつけは少し難しい面もありますが、一度心を許してくれると大変友好的に接してくれます。 初心者では飼育は難しい犬種ですが、その魅力に魅せられて家族として迎え入れたいと考えている方は、一度ブリーダーに相談してみるのがおすすめです。

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