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2019.05.19

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愛犬が足を舐める。その理由と対応方法とは。

「気付くと愛犬が足を舐めている」という事でお悩みの方って意外と多いのではないでしょうか?私も愛犬のチワワが変色するほど足先を舐めてしまい、悩んだ経験があります。今回は犬が足を舐めてしまう理由とその対処方法をご紹介します。

#Healthcare / #Lifestyle

「足を舐める」ってどんな行為?

ここで説明する「足を舐める」というのは、愛犬が足先を頻繁に舐める行為を指します。
毛づくろい程度に体や足を舐めている分には問題ありませんが、同じ場所をずっと舐めるという行為は良くありません。
飼い主さんが気づかないうちにストレスを溜めていたり、病気やケガをしている事も考えられます。

まずは愛犬が足を舐めているか確認してみよう

愛犬がくつろいでいる時、お散歩から帰った時など、足先を舐めていないか気にしてみてください。
手持ち無沙汰に舐めている事もあれば、夢中になってベロベロ舐める事もあります。
舐めている現場を確認出来なくても、愛犬の足先を見れば判断出来る可能性が高いです。
被毛の明るい犬だと足先が赤茶色っぽく変色しているでしょう。被毛の暗い犬も、肉球の間の毛は変色する事が多くあります。
舐めている事を確認したら、理由を見つけてすぐに対策をしましょう。

愛犬が足を舐める理由とは

犬が足を舐める理由には、精神的なものと肉体的なものの両面が考えられます。頻繁に舐めていたら、まずは肉体的な原因が無いかを確認しましょう。
何も症状が見当たらなければ、次に精神的な原因を考えます。精神的な原因だった場合は癖になる前にやめさせる必要があります。エスカレートすると強迫観念のように舐め続けてしまう場合も...。
愛犬が足を舐めていたら早めに原因を見つけて対処してあげてください。

気持ちを落ち着かせる

飼い主さんに依存している犬によく見られる原因のひとつとして分離不安があります。少しの留守番でも飼い主さんと離れることが不安で、気持ちを落ち着かせるために足を舐めてしまう犬もいます。
分離不安の原因は飼い主さんの構いすぎにあります。愛犬が可愛い気持ちはとてもわかりますが、構いすぎると犬の自立心が育たず、飼い主さんがいない不安で問題行動を起こしてしまう場合もあります。
飼い主さんが離れていく時に吠える、留守番をしている間だけ足を舐めるという行動が見られたら分離不安を疑いましょう。
分離不安は普段の接し方を変える事で改善できます。構いすぎず、しっかりとリーダーシップを持って犬と接するように心がけましょう。
最初はなんとなく舐めていた程度でも、癖になるととやめられなくなってしまう犬もいます。足を舐める事が気持ちを落ち着かせるための精神安定剤になる前にやめさせる事が重要です。

ストレスを抱えているかも

ストレスを抱えている犬は足を舐める傾向があります。
十分な運動が出来ていなかったり、飼い主さんが忙しくてかまってもらえなかったりするとストレスが溜まってしまいます。
「最近運動が足りていないな」と感じたら、しっかりと運動をさせる時間を作りましょう。
ケガや病気などの原因が無い場合はストレスを疑ってみてください。原因となっているストレスが解消されると足を舐める事も徐々に減っていくでしょう。

痛みによるもの

肉球に傷がある・肉球の間にトゲが刺さっている・爪が割れてしまった、などで痛みを感じているかもしれません。足の裏をずっと舐めていたり、爪の付け根を舐めている場合は軽く触って確かめましょう。
外傷ではなく関節炎や骨折などで痛みが出ている事があります。この場合は歩行自体が不安定になるので、歩く際に引きずっている足を舐めている時は要注意です。
まずは優しく足を触ってみてください。少しずつ手を挟むようにして押さえていくと、痛みがある箇所で反応するはずです。痛がる箇所を確認したらすぐに動物病院を受診しましょう。

アレルギーや皮膚炎

アレルギーを発症すると皮膚がとても痒くなり、足だけではなく体のあちこちを痒がる様子が見られるでしょう。酷いと足を舐めるだけではなく噛んだり毛をむしったりして患部を悪化させてしまう事もあります。痒みが出る場所は犬によって様々ですが、足を頻繁に舐めだしたタイミングでシャンプーやごはんの種類を変えなかったかも確認してみましょう。
または指間炎という炎症を起こしている可能性もあります。
足を上から見たときの指と指の間、裏から見たときの肉球と肉球の間が赤くなっていたら指間炎かもしれません。これはキズや皮膚病などが原因で炎症を起こした状態で、犬は違和感を感じて頻繁に舐めたり噛んだりしてしまいます。
その為舐めている間は炎症が治りにくいので、靴下や包帯で舐めないような対策をしましょう。
また、お散歩の後に足を舐める犬は意外と多いようです。帰ってきたら足を洗い、清潔に保つ事で改善される事もあります。肉球の間にノミやダニが付いていないかも確認してくださいね。

頚椎損傷やヘルニアの心配

頚椎とは首の部分の骨ですが、頚椎を損傷するとしびれから違和感を感じて足先を舐める犬もいます。 また椎間板ヘルニアの回復期に足を舐める事があります。これは神経伝達に問題が生じる為で、主に後ろ脚を舐める事が多いと言われています。 頚椎損傷も椎間板ヘルニアの回復期も、症状が治まらないと舐め続けるかもしれません。なるべく愛犬の意識が足以外に向くような対策を取ってあげましょう。オヤツを入れたおもちゃなどを用意すると、夢中になって足の事が気にならなくなるのでおすすめです。

足舐めを防ぐための方法とは

愛犬が足を舐めている理由が分かったら、それ以上舐めないようにする必要があります。飼い主さんの指示ですぐにやめられるなら良いのですが、留守番の時などはどうしたら良いのだろうと悩みますよね。
そこでエリザベスカラーを思い浮かべる方は多いのではと思います。しかしエリザベスカラーは愛犬にとってストレスにもなりかねないので、長期間の使用はおすすめ出来ません。
愛犬が普段と同じように過ごしながら足を舐めない方法をご紹介します。

靴や靴下は履かせた方がいい?

靴や靴下を嫌がらなければ履かせてあげるのがおすすめです。足の裏に傷や炎症がある時は散歩の際に靴を履かせてあげると傷口からばい菌も入りずらくなります。
はじめて靴下や靴を履くと違和感で固まってしまう子も多いそうですが、足元のトラブルは様々な原因がある為いつ起こってもおかしくありません。
愛犬が舐める行為をしていないうちから靴下に慣れさせておくと、いざという時に役に立つでしょう。
靴下を選ぶポイントはフィット感です。
いたずらっ子は靴下が気になって脱いでしまう可能性があるので、靴下は愛犬のサイズに合っていて脱げにくい作りのものを履かせてあげましょう。
さらに、きちんと滑り止め加工がされているかも重要なポイントです。
靴や靴下を履く際は、乾燥対策に肉球保護クリームも塗ってあげると保湿効果もあり一石二鳥です!

肉球クリームや包帯を使ってみる

靴下を履かせても自分で脱いでしまう場合は包帯を巻いてあげましょう。巻いて押さえるだけで止まる伸縮性の包帯がおすすめです。きつくなりすぎない程度にしっかり巻いて、簡単に外れないようにしてくださいね。包帯を巻く際は肉球クリームを塗って保護してあげると包帯による乾燥を防ぐことが出来ます。 舐めると苦い味のするジェルもおすすめです。直接患部に塗って様子を見てみましょう

足を舐める原因を知って適切な対策を

今回は「犬が足を舐める」という行為をご紹介しました。犬にとって「生きる」基本となる「歩く」という行為を行なう上で、足元のケアはとても大切です。愛犬が健やかに過ごせるように、普段から愛犬の様子をチェックし、足元に異常がないかを確認し、少しでも異常が見られたら病院に連れて行く等の対応が取れるようにしましょう。

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