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リードをつけた四国犬がこちらに興味を示して見ている
犬種図鑑
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2021.10.22

犬と過ごす幸せな時間

四国犬の特徴や性格は?子犬を迎えるための基本情報まとめ【犬種図鑑】

四国犬(しこくいぬ)という犬種を聞いたことはありますか?日本犬らしい凛々しい顔つきで番犬としても優秀な四国犬ですが、初心者でも簡単に飼える犬種ではありません。ここでは四国犬の特徴から飼育方法まで丁寧にご紹介していきます。

#四国犬

docdog編集部

四国犬ってどんな犬種?

四国犬が公園での散歩中に立ち止まって他の犬を見ている

四国犬は1937年に国の天然記念物に指定された日本犬で、勇敢でありながら飼い主にとても従順な犬種です。 その気質を活かして昔から山岳地帯でイノシシやシカを追う猟犬として活躍しており、四国犬は現在でも主にイノシシ猟に使われています。

四国犬の歴史

四国犬は四国地方の土着犬です。元々は「土佐犬」と呼ばれていましたが「土佐闘犬」と区別する為に四国犬という名前に改名されました。 四国地方の山岳地帯にはヤマイヌと呼ばれる野犬が住んでおり、このヤマイヌを猟師が飼い慣らしたのが四国犬の始まりだとされています。

ヤマイヌはニホンオオカミの末裔とも言われており、四国犬も狼のような色をしていることから、2000年に九州で見つかったオオカミの正体は四国犬ではないかとも言われています。

四国犬は阿波系・本川系・幡多系の三つの地方からなる系統のうち、高知と愛媛の境目(石鎚山)で飼育されてきた本川系が最も純粋な血統を保持していました。 近年では幡多系との混血が目立つ事から純粋な血統の四国犬は減ってしまっています。

四国犬の特徴

天然記念物にも指定されている四国犬はどのような特徴を持っているのでしょうか。 基本的な特徴をご紹介します。

体型や体質

体重は約15kg 体高は49~55cmが標準とされています。 四国犬の体格は筋肉質でしっかりしており、体高に比べて体長が長いのが特徴です。四国犬の耳はピンと立ち顔つきは凛々しく、大きく巻いた尻尾を背中に背負っています。

被毛や抜け毛について

四国犬の毛色はゴマ・赤・黒褐色の3色です。 ゴマは1本の毛が2色で成り立つ不思議な毛色をしています。その毛色がオオカミに似ている為、山などで見間違われる事もあるようです。 飼育されている四国犬はゴマの割合が多く、毛色による性格の違いはありません。

四国犬の被毛はダブルコートなので春と秋には換毛の為たくさんの毛が抜けます。 特に日本犬は外飼いの寒さに耐えられるよう冬毛が細かくびっしりと生えていますので、暖かくなってからも冬毛が残っていると皮膚が蒸れて炎症を起こす可能性があります。四国犬の 春の換毛期にはしっかりとブラッシングをして冬毛を取り除きましょう。

寿命やかかりやすい病気

寿命は平均10~12年です。

四国犬は基本的に体が丈夫で健康管理をしやすいと言われていますが、かかりやすい病気の一つにアレルギー性皮膚炎があります。 アレルギー性皮膚炎は食べ物の中のタンパク質に反応して症状が出る為、ドッグフードの種類を変える時は体を痒がったりしていないか注意して見ておきましょう。

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四国犬の性格

四国犬が散歩中に道路に寝そべって休んでいる

高知の方言で言う「いごっそう(頑固者)」な性格をしている四国犬。 いごっそうな四国犬の性格を詳しくご紹介していきます!

勇敢で賢い性格

四国犬は昔から猟犬として活躍してきました。自分の体格よりもはるかに大きい獲物に向かっていく勇敢さはイノシシ猟にとても向いています。 冷静な判断力が出来る賢さも持っているので、獲物を見つけても無謀に向かっていく事はありません。四国犬は猟師である飼い主の指示を待って行動します。

勇敢で賢い性格でありながら強気で頑固者でもあるので、負けん気に火がついた時は攻撃に出てしまう事もあります。散歩中は他犬に注意するようにしましょう。しつけが十分に入っている四国犬でも、他犬の態度によってはどうなるかわかりません。子どもだけでの散歩は控え、必ず四国犬をコントロール出来る大人が付くようにしてください。

飼い主には忠実だが警戒心が強い

四国犬は常に飼い主の指示を待っているような犬種です。 猟犬や番犬としての気質は非常に高く、飼い主が望む期待通りの役割をしてくれるでしょう。 しかしその反面、飼い主以外の人間に対して四国犬は強い警戒心を持つことがあります。この警戒心は子犬の頃の社会化訓練やしつけである程度は抑える事が出来るので、四国犬が子犬のうちからしっかりと育てていきましょう。

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四国犬の育て方・しつけの方法

四国犬がこちらに向かって歩いてくる

とても賢く勇敢な四国犬はどのように育てたら良いのでしょうか。 飼育環境やしつけ等を詳しく説明していきます。

1.環境

四国犬は室内でも屋外でもどちらでも飼育することが出来ます。

元々日本犬は屋外で飼育されてきた歴史が長く、日本の気候に合った体質をしています。 しかし屋外の場合、真夏の炎天下には注意してください。十分な日除けを設ける、常に水分補給が出来る状態にするなどの工夫が必要です。気温の高い日中のみ四国犬を玄関先に入れてあげるのも良いでしょう。

また、四国犬を屋外で飼育していると物音や動きに対して敏感な犬になります。 番犬には最適な環境ですが、人や動物に対して警戒心が高まりやすくなってしまいます。

室内で飼育する場合、家族全員がリーダーシップを取れる状態にする必要があります。 四国犬がメインでしつけをする人の言うことしか聞けない状態では室内飼育は難しいでしょう。

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2.運動

四国犬は非常に運動量が多い犬種なので、散歩は朝晩各1時間ほど取る必要があります。

中型の日本犬は足腰が強く持久力に優れている為、少しの散歩では疲れません。

四国犬も猟犬として山岳地帯を走り回っていた犬なので運動時間の確保は必須となり、運動の時間が少なくなるとストレスが溜まって咬傷や吠え等の問題行動を引き起こしやすくなります。

ドッグランなど自由に走り回れる場所で運動するのもおすすめです。ただし四国犬が他の犬と仲良く出来ない場合は事故が起きる可能性もあるので、貸切りのドッグランを利用するのが良いでしょう。

3.しつけ

四国犬のしつけに必要なのは、第一に飼い主のリーダーシップです。 飼い主が毅然とした態度でリーダーシップを取る事で、犬との間に主従関係が生まれます。

四国犬はチワワトイプードルのような愛玩犬のような犬種ではありません。

もちろん愛情は必要ですが、四国犬の求めている愛情は信頼出来る飼い主と一生を共に過ごすことなのです。

飼い主以外には警戒心を持ちやすい犬種ですが、むやみに人を襲う事はほぼありません。

しかし、四国犬のしつけが十分でない場合は他の犬や小さな子どもが近づかないように注意をしましょう。

4.ケア

四国犬のブラッシングは週に2~3回程度で大丈夫ですが、ダブルコートの被毛は換毛期に多くの毛が抜けます。換毛期にはこまめなブラッシングでしっかりと下毛を取り除いてください。四国犬はアレルギー性皮膚炎を起こしやすい犬種なので、毎回ブラッシングやシャンプーの際に皮膚に異常が無いかも確認しましょう。

また番犬として外飼いをされる事が多い犬種なので、ノミ予防やダニ予防も忘れずに行なってください。

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四国犬と過ごす幸せな時間

目を細める四国犬

初心者には飼うのが難しいと言われる四国犬ですが、一度結ばれた絆は簡単に切れることはありません。それほど飼い主に忠実で愛情深い犬種なので、正しい飼い方をすればとても心強い番犬でありパートナーになってくれるでしょう。

  • 公開日:

    2019.05.21

  • 更新日:

    2021.10.22

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