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2019.05.09

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犬と過ごす幸せな時間

コモンドールの被毛のケアは大変?|まずは基本情報から理解しよう

コモンドールはモップ犬として知名度が高まっている犬種ですが、飼育環境の問題や、被毛のケアの難しさなど、飼育するのは初心者には大変困難です。 飼い主、犬ともにストレスのない生活を送れるよう、コモンドールと暮らすために飼い主が知っておくことを紹介します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいコモンドールのこと

犬を飼育する前には、歴史や特徴、体質や性格など基礎的な情報を知る必要があります。 特にコモンドールは、その特徴や性格から初心者には不向きな犬種ですので、本当に飼育できるのかじっくり検討するためにもしっかり学ぶ必要があります。

コモンドールの歴史

コモンドールは12世紀ごろに「クマン人」という遊牧民族がハンガリーに持ち込んだ犬が起源で、クマン人の犬(KomanDor)からその名前がつけられたといわれています。
その土地にいた牧羊犬と交配を繰り返しながら、500年以上牧羊犬としてクモン人と暮らしていました。
ラッカ羊とよばれる羊に似るように繁殖され、15世紀ごろには現在の外貌に近い姿となりました。
2004年にはハンガリーで国宝として指定されてるなど、ヨーロッパで多くの愛好家たちに愛されています。

コモンドールの特徴

コモンドールの大きな特徴は、モップ犬の由来ともなっているドレッドヘアのような被毛です。 外敵から身を守るため、羊の群れに紛れ易いため、過酷な気候に耐えるためなど、様々な理由によりその外貌へと進化しました。

体型、体質

コモンドールは被毛に覆われてほとんど身体が見えない状態ですが、マズルは短く、アーモンド型の目をしており、耳は細長い三角形をしています。
体高は雄で70cm以上、雌で65cm以上と大型犬の分類で、尻尾が長くがっちりとした体格をしています。 がっちりとした体型をしており、首周りも大きな頭を支えるために太めなのが特徴です。 被毛が特徴的なため、水を含むと乾くのに時間がかかるため、海やプールなどの水遊びは不向きです。

毛色、被毛

コモンドールの被毛は二重構造で、羊のような柔らかい毛(アンダーコート)とフェルトのような粗い毛(オーバーコート)が縄状のようにもつれて「コード」とよばれる毛束になります。
子犬の頃はカールした被毛ですが、2年~5年の月日をかけてその外貌を完成させます。 カラーはアイボリー一色で、モップのような毛質から汚れやホコリなどにより汚れやすいので注意が必要です。

寿命、かかりやすい病気

コモンドーは被毛の特徴により、お手入れが難しく、皮膚疾患が多く発症します。
また、頭の毛が伸びると目に入り眼疾患を引き起こしたり、垂れ耳で耳の中が蒸れる事により外耳炎などを引き起こす場合もあります。
寿命は10歳~12歳程度といわれています。

コモンドールの性格

コモンドールは、牧羊犬として生活していたため仕事熱心であり、物静かで優しい性格をしています。 一方でリーダー気質があるためか、警戒心が強く攻撃的な一面もあります。 もちろん性格は個体により千差万別ですが、トラブルを引き起こさないためにも愛犬の性格を理解しておく必要があります。

物静かで優しい性格

コモンドールは通常、物静かで優しい性格をしています。 牧羊犬として羊などの家畜を管理していたため、飼い主に忠実な犬でもあります。 しかし支配的な面があるため、飼い主と認めてもらうのが大変で、初心者には不向きな犬種といわれています。

警戒心が強く攻撃的な一面も

番犬とて活躍していたため、警戒心が強く、向かってくる人や動物に対し攻撃的になる面もあります。 攻撃力が高く、少し目を離しただけで相手に大怪我を負わせてしまう可能性がありますので、愛犬の行動には注視しておく必要があります。 また、トラブルを引き起こさないためにも、飼い主がリーダーという上下関係をしっかり築き、コントロールできるようにしつけを行ってください。

コモンドールの育て方

コモンドールを飼育する際には、環境や運動、しつけ、ケアなど様々な点を網羅しておく必要があります。 ちょっとした不満でもストレスが溜まり反抗的になったり、問題行動を起こしやすくなりますので、快適な生活環境を提供できるように心がけてください。

環境

コモンドールはハンガリーの山間で生活していた犬種ですので、非常に寒い環境に耐えれる毛質をしています。 逆に日本の高温多湿の気候は、コモンドールにとって不向きな環境です。 飼育を検討する場合は、しっかり対策を取る必要があります。
室内での飼育は当然で、室温を22度以下に保つことが大切です。

運動

コモンドールは大型犬で牧羊犬ですので、運動量は多く必要で、毎日の散歩は1日2回、1回1時間程度が目安といわれています。
活発ですので、ドッグランや公園など適度に動き回る事のできるスペースで自由に運動するのも大切です。 運動不足はストレスに直結しやすいですので、しっかり運動を行うようにしてください。

しつけ

コモンドールはリーダー気質のある犬種ですので、相手を支配しようとする性質があります。 上下関係を上手く築けないと飼い主をリーダーと認めてくれない場合があり、指示に従ってもらえません。 賢い犬種ですので、子犬の頃からメリハリのあるコミュニケーションを心がけ、主従関係を築いていくようにしてください。
運動量の多い犬種ですので、ドッグスポーツなどの運動を利用してしつけを行うのも一つの手段です。

ケア

コモンドールの被毛のケアは、一般的な犬と違いブラシやコームでは行えません。
日頃のケアとしては、指でブラッシングするように無駄毛などを取り除きます。
コードがもつれていたら直したり、汚れた毛などはカットして清潔な被毛を保つようにします。 シャンプーは乾燥までを含めると丸一日かかるといわれており、犬への負担からも臭いや汚れがひどくない限り数ヶ月に1回~1年に1回程度で十分だそうです。

コモンドールと過ごす幸せな時間

コモンドールは日本の高温多湿の環境は負担が大きく、飼育をする際には22度以下の室内で飼育することが大切です。
愛玩犬として可愛がるだけでなく、上下関係をしっかり築きコントロールできることがとても重要です。 独特な被毛のためケアが難しく、運動も多く必要な面などを理解し、愛情をもち生涯飼育できるのかよく考えてから飼育する必要があります。
不適切な飼育はストレスになったり、病気を引き起こしたりします。
愛犬と幸せな時間を過ごすためにも、飼い主も犬もストレスなく生活できる環境を整えてあげることが大切です。

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