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2019.04.11

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犬のしつけは原因を考えよう。人間と共存できる愛犬の育て方

人間とは習性の違う犬が、私たちと共に社会の中で暮らしていくには、しつけを行う必要があります。ただし、しつけを行う側の人間も犬に対してどのような行動をとるべきなのかを学んでおく必要がありますので、飼い主の心構えなどを紹介していきます。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

愛犬と上手に暮らすために

犬と上手に暮らしていくには、まずは自分の生活に合った犬を選ぶことが重要です。
犬は小型犬から大型犬まで大きさの違いだけではなく、走ることが大好きな犬や毎日のお散歩が長時間必要な犬、お留守番が得意な犬や初心者ではしつけが少し難しい犬など特徴は様々です。
ここ数年で犬は長寿化傾向にあり、小型犬であれば15年程度は一緒に生活をしていくことになります。自分の生活環境や犬と向き合える時間などをよく考慮し、どんな犬が適切なのかを考えるようにしてみましょう。

犬も社会化させることが大事

犬は本来、母犬や兄弟犬と過ごしながら生きていくための基礎を学びます。
ところが、ペットショップなどで販売されている子犬は、それを学ぶことなく新しい家族である飼い主の元へきますので、学ぶべきだった基礎である「犬の社会化」を飼い主自身が教えてあげる必要があります。
室内では様々な生活音を聞かせ、外に出たら車やバイクの音、工事現場の音などを聞かせ、飼い主以外の人ともたくさん触れ合う機会を設けてあげてください。そして、コミュニケーションをしっかり取るようにしてください。
生後4ヶ月位までの間にこのような社会化期を過ごさなかった犬は、警戒心が強くなったり様々な問題行動を起こしたりするようになってしまうことがあります。

愛犬を迎えることが決まったら準備しておくこと

犬を迎えることが決まったら、風通しが良く適度に日の当たる、落ち着ける場所にハウスを設置します。
通常は室内で放し飼いにする予定であっても、犬が自分のテリトリーとして落ち着いて過ごせる場所は必ず用意してあげてください。当面は、そのハウスの中で食事をして睡眠と排泄までを行うようにしますので、それらを賄える程度の大きさものを選びます。
また、子犬は好奇心旺盛で思いがけないイタズラをすることがあります。電気コードなどをかじって感電をする事故も実際に起きていますので、犬がかじったら危険な物や口に入れたらよくない物などがないか、再度室内を確認しておくようにしてください。

愛犬が安心できる環境づくり

家に迎えたばかりの犬は、初めて来る場所やまだよく知らない人たちに囲まれてとても不安な気持ちになっているはずです。
まずはここが安心できる場所だということを教えてあげるようにします。
優しく名前を呼び、頭を撫でてあげてください。子犬は可愛らしいのでいつまでも構いたくなりますが、新しい環境に慣れるまでは過度な接触はせずに見守るように心掛けます。
特に小さなお子さんの居る家庭では、犬が来るまでに必ずその旨を伝えそれが子犬のためであることをきちんと話しておきましょう。

飼い主の心構え

犬と生活していくには、飼い主側にもある程度の心構えが必要です。犬が幸せに暮らしていけるかは、飼い主の行動にかかってきます。
例えば、普段はやたらに甘やかしているのに、学校で嫌なことがあったり仕事で疲れていたりするからといって、その日の気分で犬に接する態度を変えるのはよくありません。
誰にでも気分の浮き沈みはありますが、犬にはそれは伝わらず、日によって態度の違う飼い主を見て不信感を抱いてしまうかもしれません。
また、しつけを行う際のルールを家族間で決めておく必要もあります。人によってして良いこととダメなことが違っては、犬は混乱をしてしまいます。
犬を迎える前に、犬に対してどのように接してどんなルールにするのかを、よく話し合っておくようにしましょう。

愛犬の問題行動は、症状からではなく原因から考える

愛犬が問題行動を起こした時には、つい叱ることを優先してしまいがちです。でも、叱られてその場は治まったとしても、実はそれは何の解決にもなっていません。 犬の問題行動には、必ず何かしらの原因がありますので、それを考えるようにしていきましょう。

音がすると吠える・夜泣きや無駄吠えする

玄関チャイムが鳴ると、必ず吠えてしまう犬は意外と多くいます。これは、チャイムが鳴ると見知らぬ人が自分のテリトリーに入ってくることを学習していて、それに対する抗議である場合と、来客が嬉しくて興奮している場合があります。
どちらの場合でも、あえてチャイムを鳴らして吠える状況を作り、その都度落ち着くように冷静にしつけを行っていくことで改善されていきます。

トイレを覚えられない

トイレトレーニングがなかなかうまくいかない場合、まずはトイレの状況を再度見直してください。犬にとってその場所は、排泄をするのに快適ではない場合が考えられます。
例えば、犬が普段過ごしている場所からトイレは遠すぎないか、トイレの周りは落ち着ける環境か、トイレ以外の場所に排泄物の匂いが残っていないかなど、トレーニング方法や犬の覚えの悪さを悩む前に、トイレの環境について再度見直すことからはじめてみるといいでしょう。

「痛い」と言っても甘噛みをやめない

痛いことを犬に明確に意思表示してもやめない理由の一つに、行動で表していない点があります。
甘噛みをしてくるとはいえ、犬は可愛いものです。「痛い」と言いながらも、構い続けている人は多く、これでは犬にダメであることは伝わっていません。
本当にやめて欲しければ、噛んだ時点で「痛い」とはっきり伝え、構うことを中断します。背を向けてもいいでしょう。
禁止を伝える時には、毅然とした態度で接することが大切です。

犬のしつけ教室の選び方

犬のしつけ方法については、しつけ本も色々出版されていて、どの方法を取るべきなにか悩んでしまう方も多くいます。
犬のしつけは最初が肝心です。一度間違ったことを学習してしまうと、後から矯正するのはとても大変なことです。初めて犬を飼育する方は専門家に相談するのも一つの方法です。

ドッグトレーナーが資格を持っているか

犬のしつけ教室を選ぶ時には、そこにどのようなドッグトレーナーが在籍しているのかを確認するのが大切です。
ドッグトレーナーの資格にも種類があり、それによって指導方法や方針も違います。これまでの指導実績などを確認し、自分はどのような方針でトレーニングをして欲しいのかを念頭に入れて選ぶようにしましょう。

子犬には保育園

子犬のトレーニングを行う時には、個人レッスンではなく子犬ばかりを集めて行う「保育園」方式がおすすめです。
近い月齢の子犬と接することで、母犬や兄弟犬から学べなかった犬同士の社会化を学ぶことができます。
これは子犬の短い時期にしか学ぶ機会がありませんし、人間から教えるのにはどうしても限界があります。機会があれば是非利用してみるのがおすすめです。

成犬には個人トレーニング

成犬の問題行動に対してトレーニングを希望する場合には、それぞれの犬の性格に合った対応をして1対1で向き合ってくれる個人トレーニングがおすすめです。 犬も自分以外の犬が居ないほうが、落ち着いてトレーニングに集中することができます。

一番危険なしつけは頭ごなしに叱ること

犬が困った行動をしてしまうと、ついつい頭ごなしに叱ってしまうことがあります。 もちろんこの気持ちは十分に分かりますが、そこはグッと我慢をし、何故犬がその行動を起こすのかを考えるようにしましょう。 犬の行動には必ず理由があります。それを理解することを優先してあげてください。

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