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2019.04.22

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老犬ホームを徹底解説。もしも老犬の世話が困難になったら

昨今、飼育環境の向上などにより犬は長寿化傾向にあり、それに伴って年老いた犬の介護という問題がメディアでも取り上げられるようになりました。
そこで耳にするようになったのが「老犬ホーム」という存在です。この老犬ホームについて紹介をしていきます。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

老犬ホームってどんな施設?

老犬ホームとは、仕事やその他の事情により年老いた犬の日々の世話を行うことのできない飼い主に代わりに、犬を預かり世話を行ってくれる施設となります。
ここ数年で老犬ホームは全国的に増えてきていて、その設備や仕組みも様々となっていますが、根本的な老犬の世話をするという点では共通しています。
老犬ホームの仕組みについて、一例を紹介します。

老犬ホームの設備や料金

老犬ホームは、それぞれのホームによって多少の違いはありますが、一般的には次のような設備が整っています。
ドッグランやプレイルーム:老犬でも運動は必要です。可能な範囲で運動のサポートをしてくれます。他の犬との交流も生活に刺激を与えます。
診療室:健康チェックや具合の悪い犬の処置を行います。
隔離室:感染症などを発症した犬を隔離看護するための部屋です。
シャワールーム:必要に応じてシャンプーなどを行います。
面会室:面会に来た飼い主さんとゆっくり過ごすための部屋です。
休憩用スペース:犬専用のスペースです。昼間の休憩時や夜間の就寝時には犬はここで休みます。パーテーションで1頭ずつ区切ってある場合や、完全個室などがあります。
料金もホームの持つ設備などにより様々ですが、一例として紹介します。
入所金:ホームへ入所する時に発生します。5~10万円程度
月額金:毎月発生します。犬の大きさによって価格が高くなるホームが多いです。10~20万円程度
医療費予備費:医療行為を行った時や、別途特別に費用が発生した場合に必要となります。月額費とは別にあらかじめ決められた額を預けておき、利用した場合にはその旨を連絡し、不足した分を補充してもらうホームが多いです。

老犬ホームで過ごす1日(例)

老犬ホームでは、犬の体調を一番に考えながら、規則正しい生活が送れるようなスケジュールを組んでいます。
一日の流れの一例が次の通りです。
・起床:健康チェック
・朝の散歩:歩行が可能な犬はなるべく散歩に出かけ、排泄も済ませます
・朝食:犬に合わせて用意されます
・フリータイム:歩行訓練や運動、リハビリなど犬によって過ごし方は様々です
・夕食:犬に合わせて用意されます
頻回の食事が必要な犬の場合には、昼食が用意されます。フリータイムには獣医師による健康診断や、飼い主さんとの面会などの時間にもあてられます。

働くスタッフさんが必要な資格とは

老犬ホームを開設するにあたっては、動物取扱業の資格が必要となりますが、そこで働くスタッフに関しては実は明確な決まりはありません。
ただし、実情は動物看護士・動物介護士・ドッグトレーナーなど、動物に関係する何かしらの資格を取得しているスタッフが在籍しています。
また、ホームによっては獣医師が常勤している場合や、定期的に往診にくる場合があります。

預ける時に必要なもの

老犬ホームに愛犬をお願いする時には、鑑札や狂犬病予防接種済票なども一緒に預けることになります。
常用している薬などがあればそれも持参しますが、次回からはホームの獣医師が診察して処方をしてくれるようになります。
犬が生活していくのに必要なものは、基本的にはホームにすべて揃っていますが、持ち込みが可能であればお気に入りのベッドや毛布などを持参すると犬も安心します。

老犬ホームのかしこい選び方

老犬ホームはここ数年で増えてきています。大切な愛犬をお願いするのですから、どのようなホームなのかを事前にしっかりと確認しておくのがおすすめです。

家から近い・アクセスしやすい

老犬ホームは、なるべく自宅や職場から近い場所、またはアクセスのしやすい場所であることが望ましいです。
手厚く世話をしてくれるホームはたくさんありますが、犬はやはり飼い主さんに会いたいものです。家や職場から近ければその分面会にも行きやすいですし、少し距離があったとしてもアクセスしやすい場所であれば出向きやすくなります。
また、老犬はいつ体調に異変が起こるかも分かりません。そのような時でも、すぐに駆けつけることのできる場所にお願いするのがおすすめです。

面会時間が長い・融通が利く

面会時間はなるべく長く、相談次第では融通をきかせてくれるホームがおすすめです。
飼い主さんにも生活がありますので、面会時間内になかなか会いに行かれないこともあるでしょう。そんな時に、時間外であっても犬のために融通をきかせてくれるようなホームがおすすめです。

設備・スタッフが充実している

先の項目で紹介した設備は、最低限のものです。さらにリハビリ施設・トレーニングルーム・医療設備などを完備しているホームもあります。
スタッフは資格や知識を持っている方がいることはもちろんですが、日中の勤務人数や夜間の人数なども確認しておくのがいいでしょう。
犬が何頭も居るのにも関わらず、夜間のスタッフは1人だけしかいないホームなどは緊急時の対応が不安になってしまいます。

まずは見学してみよう

気になる老犬ホームを見付けたら、まずは必ず見学に行くようにしましょう。
安心できるホームは、見学を申し出るといつでも受け入れてくれるところが多いです。いつどんな時に人が来ても、問題がない証拠です。その逆に、見学時間や日時の指定をやたらにしてくるようなホームは、あまりおすすめできません。
見学に行った時には、ホーム内はくまなく見学させてもらい、スタッフの様子やホーム内の清掃具合なども確認するようにしましょう。
また、老犬は独特な体臭を発することが多いのですが、常に清潔な状態を保っているホームは匂いが気になりません。その点もチェックするポイントです。

関東エリアでオススメの老犬ホーム3選

関東エリアにある、おすすめの老犬ホームを紹介します。

大自然・海が見える! 九十九里パーク(千葉)

温暖な気候で、海・川・緑に囲まれた広大な敷地を持つ老犬ホームです。
自然の芝が広がるドッグランは2,200坪もあり、飼い主さんとの面会時にはゆっくりと過ごせる公園付きのドッグランもあります。1頭辺りのスペースはゆったりと広く、スタッフは24時間常駐しているので夜間も安心です。
住所:〒283-0102千葉県山武郡九十九里町小関2188-3
URL:https://roukenhome.jp/

充実の設備と専門スタッフ WANCOTT(神奈川)

医療スタッフが24時間体制で介護をしてくれる老犬ホームです。
各種検査機器も完備されていて、夜間の緊急時などには近隣の病院との連携体制も整っています。ドッグトレーナーやトリマーなどの専門スタッフを在籍しています。
住所:〒231-0023神奈川県横浜市中区山下町168-1レイトンハウス3F・4F
URL:https://wancott.com/

愛犬だけのオーダーメイドプランで THEケネルズ東京(東京)

入所前にはしっかりとカウンセリングを行い、犬それぞれに合ったオーダーメイドプランを作成してくれます。
季節ごとの行事やお誕生日祝い、遠足などのイベントを実施して日常生活を楽しく過ごせる工夫をしてくれる老犬ホームです。
住所:〒152-0012東京都目黒区洗足2-19-2
URL:https://the-kennels.tokyo/

老犬ホームも1つの選択肢に!

老犬の介護が必要になった時に備え、老犬ホームについて紹介してきました。 老犬の介護は自身の生活のリズムも崩れてしまうこともあり、犬の状態によってはかなり大変なことになります。 愛犬は大切な家族の一員ではありますが、無理は長続きしません。信頼のおける老犬ホームを見付けたら、そこにお願いするのも一つの選択肢ではないでしょうか。

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