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2019.04.16

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犬と過ごす幸せな時間

ウェルシュテリアのこと、もっと知りたい!犬オーナーのための基本情報

皆さんはウェルシュテリアという犬種をご存知でしょうか? テレビやペットショップでよく見かける犬種ではない分、見た事はあってもあまり詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。 今回はウェルシュテリアの特徴や魅力について紹介します。

#Lifestyle

Author :docdog編集部

最初に知っておきたいウェルシュテリアのこと

まずウェルシュテリアとはどういう犬種なのか。歴史や特徴を見ていきましょう。

ウェルシュテリアの歴史

ウェルシュテリアは1760年代に北ウェールズで作り出されたテリア犬種です。
アナグマやカワウソや狐を狩ったり、猟で獲物の追い込みをするなど、狩猟犬として農家や猟師に愛され、活躍していました。
元々はブラック・アンド・タン・ワイヤーヘアード・テリアとしてドッグショーに出ていましたが、1886年頃にウェルシュテリアという名前でイギリスケンネルクラブで犬種登録されます。正確な情報は残っていませんが、直接の先祖は、現在は絶滅しているといわれるオールド・イングリッシュ・ブロークンという、黒地にぶちのあるテリア犬だと言われています。そこにエアデールテリアやワイヤーフォックステリアがかけあわされ、現在のウェルシュテリアのスタイルになっていきました。
現在は主に愛玩犬として飼育されている犬種ですが、今でも一部の田舎地方で小型の害獣の駆除の為に活躍しています。

ウェルシュテリアの特徴

ウェルシュテリアは「テリアの王様」と呼ばれているエアデールテリアと、体形も被毛もとても良く似ていますが、ウェルシュテリアの方が少し小型の犬種です。その為エアデールテリアの小型種と勘違いしている人も多いようです。

体型、体質

平均体重は9~10kg。体高36~39cm。テリア犬種の特徴でもある筋肉質で引き締まった体つきをしており、適度な運動を必要とする犬種です。手足も尻尾もまっすぐで、しっかりしたバランスのいいコンパクトな体形です。現在では動物愛護の高まりから断尾はあまり行われていないので、尾っぽは長いままの犬が多いでしょう。

毛色、被毛

豊なくるくるした巻き毛の針金状のオーバーコートが、細いアンダーコートを覆っています。体の大部分が黄褐色の毛ですが、背中から胴体部分だけ黒い班があるのが特徴です。 ブラック&タンか、ブラック・グリズル&タンが好ましいとされています。ドッグショーでは飛節より下にブラックが入っていたり、ペンシリングが入っているのは好ましくないとされています。

寿命、かかりやすい病気

ウェルシュテリアの寿命は14年と言われており、他の犬種と比べても平均的な寿命です。
シーズーやフレンチブルドックのように皮脂が多い犬種でもなければ、トイプードルやチワワのように骨が細い犬種でもないので、その犬種ごとに起こりやすいウィークポイントのような病気はあまり見られません。 しかし体の特徴に応じたなりやすい病気には気を付けなければいけません。
例えば、たれ耳なので外耳炎にならないように常にケアや耳のチェックをする事が大切です。また活発な犬種なので、フローリングのようなよく滑る床で過剰に走らせてしまうと、膝に負担をかけ、膝蓋骨脱臼になる事もあるかもしれません。肉球の間の毛をきれいに刈ってあげ、フローリングの場合マットを引いてあげるなどして、膝に負担をかけない生活環境を整えてあげましょう。

ウェルシュテリアの性格

元々狩猟犬として人間と共に生活していたウェルシュテリアは、どのような性格なのでしょうか。特徴的な性格を二つ紹介します。

従順で愛情深い性格

ウェルシュテリアは賢く、明るく活発な犬種です。また好奇心旺盛で怖い物知らずです。飼い主に従順で愛情深いので、愛玩犬に適している犬種です。しつけをきっちりする事で頼もしいパートナーになり、陽気な性格から家族のムードメーカーにもなってくれる事でしょう。

怖いもの知らずで攻撃的な一面も

明るく従順なウェルシュテリアですが、犬同士の喧嘩では引くことがないなど、頑固で気が強いテリアらしい一面があります。その為しつけはめりはりをつけて根気強く行う事が大切です。また子供には強気に出る傾向があるので、子供と触れ合う場合には注意が必要になります。

ウェルシュテリアの育て方

活発で勝気な一面のあるウェルシュテリアは、ただ室内で可愛がるだけの愛玩犬の育て方とは少し異なります。彼らの特徴を理解した上で家族に迎えましょう。

環境

ウェルシュテリアは寒冷気候での繁殖も可能な犬種ですが、都会生活にも適応する犬種です。 しかし飼い主に従順でも見知らぬ人や犬に警戒心を抱きやすいので、散歩中等には気を付けなければいけません。ノーリードでの散歩を避け、子供が多い場所や相性の悪いわんちゃんとはあまり会わない散歩コースを選ぶ等、飼い主が注意する事が重要です。

運動

イングリッシュポインターは、狩猟のために改良を重ねられてきた犬種です。エネルギッシュでアクティブな性質が特徴のため、毎日の歩き散歩だけでは、運動不足になります。運動量が足りないと、ストレスを溜めてしまい、破壊活動や無駄吠えなどの問題行動を起こすことがあります。ストレスをためないために、毎日のたっぷりな散歩に加え、週末にはドッグランなどで思いっきり走らせてあげることが大切です。また、十分な運動ができない場合は、イングリッシュポインターの鋭い嗅覚を活かしてノーズワーク(嗅覚を使ったゲーム)を行うなどの工夫も必要となります。

しつけ

飼い主には従順なウェルシュテリアですが、気が強く頑固な一面もあるため、しつけは少し難しいかもしれません。駄目なものは駄目と毅然とした態度を取り、お利口にしていた時には沢山褒めてあげるなど、メリハリをつけたしつけを心がけましょう。

ケア

ショードックの場合には体全体の毛を間引いて取り除き、綺麗な状態を保つプラッキングというトリミング方法が必要になるので、技術を持ったトリミングショップに行かなければなりません。 しかし普通にペットとして飼育するだけなら特にプラッキングも必要なく、他のテリア犬種と同じように定期的なシャンプーカットと、家でのブラッシングで十分です。

ウェルシュテリアと過ごす幸せな時間

小さなエアデールテリアのような見た目と、活発で明るい性格。少し勝気な一面もありますが、その全てがウェルシュテリアの魅力です。まだまだ出会える場所は少ないかもしれませんが、繁殖されているブリーダーさんはいるので、家族に迎える事は可能です。
その時はウェルシュテリアの特徴を理解して、魅力が存分に発揮できるように伸び伸びと育ててあげましょう。

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