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2018.07.13

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順風満帆?!あおとの暮らし【柴犬生活航海記 vol.11】

白柴・あおに用意したモノ

2015年・秋から「あお」と名付けた柴の仔犬と暮らし始めた「犬の新人飼育員」の「僕」と「もうひとり」。あおと迎える初めての夏に向け、飼育員は考えた......。

#Activity / #Lifestyle

Author :写真・文=舘川範雄 協力=(株)浅井企画

初めての夏に向けて用意したモノ

 7月生まれのあおがうちにやってきたのは秋。あおと迎える初めての夏は翌年、2016年だった。夏の散歩の時間が早くなることはいつもの公園で会う飼い主さんに教えてもらった。トレーナーの川野輪さんには夏の散歩の注意点も教わった。そして夏の室温管理についてはあれこれ調べた。一日中エアコンを入れておくなんて、今までしたことがなかった。冷房は一切入れないというツワモノでもないので、割とエアコンに頼るタイプだったが、もうひとりの飼育員が冷房苦手タイプなので、エアコンの温度設定ではいつもモメていた。

 彼女の適温があおにとっては暑いとわかっていても、最初の夏は「ん?ちょっと暑いな」と思ってエアコンの設定温度を見てみると27度なんてこともあり、「ちょっと暑くない?」と聞くと「わたしはちょうどいい」と、自分の適温を言ってきたりしていた。現在のエアコンの設定温度は25度。室内温度計も買い、あおの体感温度を知るため、低めの位置に置いてある。

夏用ベッド

 初めての夏に向けて、犬のひんやりアイテムをあれこれ調べた。その中で気になったのは「ひんやり大理石マット」。

 夏が近づき、段々部屋の中も暑く感じ始めたあおは、気が付くと玄関のたたきで寝ていることが多くなっていた。ひんやりした場所として選んでいるようだったが、玄関なのでカラダの汚れが気になる。そういえば散歩の帰り道にあるマンションのエントランスの大理石を借りて寝そべり休憩していることも多い。もしかしてあお、大理石のひんやり好きかも。ということはきっと他の犬も同じだろう、するとあるはず、そういう商品!と、いつものようにネット検索してみると、どんぴしゃのものがたくさん見つかった。

 大理石ベッドとして売られているものもたくさんあったが、もう少し調べてみると、石材販売のお店が犬のベッドにも使えますよというような表現で大理石パネルを販売しているところを見つけた。値段も犬用ベッドとして売られているモノより安い!さらに偶然にも店はご近所だった。

 40cm×40cmの正方形パネル。小型犬なら1枚でいいが、あおにはちょっと小さい。本当は4枚ぐらい並べて、大の字になって寝てもらいたいところだが、そこまでの場所は取れないので2枚注文した。宅配便で送られてくるはずだったが、「近所だったので届けにきました」と、石材店の方が自ら運んでくれた。

 床が傷つくので、大理石の下に何か敷くよう言われたので、それまでサークル内に敷いていたマットをサイズに合わせて切り、敷いた。場所は部屋の隅、クレートの横のスペース。大理石を二枚置く。

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 あおは寝てくれるだろうか......あおは初めて見る謎の物体におそるおそる近づき、匂いを嗅いだあと......、玄関のたたきの上に寝そべったー。やると思ったけどーーー!

「あお、ここ冷たくていいんだって!」

 一度で諦めるわけにはいかない。だってこの石、ほかに使い途がない。何度かしつこく誘った。するとそのうちあおは、大理石ベッドで寝るようになった!。導入大成功!

「やったー寝てる〜」

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犬用ベッドとして角がしっかり丸められては
いないのでタオルを丸めて枕に
(ホテルマンとしてのおもてなし)

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「人形を抱いて眠るあお」という
ヤラセ写真を撮っても起きないほど熟睡

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たまにひっくり返って寝ている

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 あおには冷房で足りない冷感をこの大理石ベッドで味わってもらい、反対に我々は体感温度が低いと思ったら、一枚上着を羽織って生活することにした。

 犬を家の中に迎え入れた飼育員として、これは仕方のないこと。受け入れなくてはならない。しかし未だに「ん?暑いな」と思ってエアコン温度を見ると、もうひとりの飼育員が自分好みの温度にしていることがある。

「あれ、ちょっと暑いね」
「ううん、ちょうどいいよ、わたしは」

 自分の感想言っちゃったよ! 半袖の涼しそうなカッコであっさり答えられ、こちらはちょっと汗が出る......。

新クレート

 2016年4月。通っていたしつけ教室のトレーナー川野輪さんから、移動の時などは問題ないが、眠るにはそろそろクレートのサイズが小さくなってきていると教えてもらった。あ~あ、ついに来たかその時が......。"あ~あ"の理由はふたつ。ひとつは(また買うの~)。もうひとつは(場所とるな~)。

 いつかその日が来るとは思っていたが、とうとう来たか......。でも確かに普段寝るには、もうちょっと狭いかも。

狭い所が好きとはいえ......

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頭、出ちゃってる

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 こうしてあおの部屋はひと回り大きくなった。

 この頃はまだサークルを設置していたので、大きなクレートを入れると、狭い土地にでっかい家を建てちゃった感じ。庭はほとんどなし。

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 ひと回り上のサイズと言いつつ、圧迫感は3倍!さらにサークルの扉位置との関係で全体的に少し移動させることになり、そうするとソファーが横にずれて、そうなると隣の部屋に行くにはカラダを横向きにしなければならなくなって......と、めちゃくちゃな配置になってしまった。一カ月は耐えたがちょっと厳しい。迷ったが、サークルの撤去に踏み切った。実はあお、いつかやるのだろうと覚悟していた家具や電気コードの破壊などをなぜかまったくしなかった。留守番の時も静かに寝ているようで、帰ってきたら家の中がめちゃくちゃ......という目にも遭わずに済んだ。

 まだ1歳前だったが、あおを信じ、サークル生活めでたく卒業! サークルがあった場所には大小ふたつのクレートが並んだ。

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 小さなサークルには一枚、折り畳んだバスタオルを敷いていた。直にプラスチックの上に寝させるのも気が進まなかったからだ。大きなクレートが来て、室内の形状に「え?」と思った。なんだかサイドの溝が深い。真ん中にはなんだか凹凸もある。

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 ここにタオル1枚敷いただけで眠れるのか? 答えは多分「犬なら眠れる」だろうが、それで心地よい眠り提供できるのか? ホテルマン化して自分に問いかける。

 答えは「ムリ」。解決策を探った。

 クレート(バリケンネル)用のマットが売られていることは知っていたが、夏にフカフカマットは暑いのかな?どうだろう?......この中で寝たことがないからよくわからない。仕事そっちのけでバリケンネルについて調べ続けた。その検索の中でバリケンネルに敷く"すのこ"をDIYしている人を発見!

「"すのこ"!さすが!」

 しかし、自分で作る自信まったくなし。どうしよう......さらに探すと、売られていました!バリケンネルのサイズになっている"すのこ"が!

「ひのきの香りで癒やされ......」「風通しがよいので夏は涼しく......」というようなことが書いてある。これなら床はフラット。寝やすそう!迷わず、この『木製すのこ』を注文した。

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 サイズぴったり!ここに一枚バスタオルを敷き、クレートの上から遮光のためにかけていたバスタオルは、風通しの良い綿麻の布に替えた。

 これで夏用クレート、完成である。

足の伸ばせる部屋~完成!

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 ちなみに涼しくなってからはすのこの上にクッション性が欲しくなった。

 最初はタオルを何枚も敷いていたが、もっとふんわりさせたくなった。なんとなく人用の枕が合うのではないか?と思い、無印良品に行ってみるとあった!ちょうど良さそうなサイズの枕が。
『羽根まくら 50×70cm』。

 すのこのサイズを測ってくるのを忘れていたが(よくやる)、多分大丈夫。だめなら自分で使おうと、枕カバーと共にとりあえず買ってみた。

 並べてみると、ほら!すのことほぼ同じ大きさ。

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 いけそう......入れてみた......すると......ぴったり!!。

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あおが乗るとちょうどいい感じで沈み込む

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時々目を開けたまま寝ていて怖い

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 枕カバーだから簡単に洗濯もできる。大したことではないかもしれないが、この枕をクッションにする作戦、ちょっと達成感があった。

食器台

 成長に合わせて高さが変えられる食器台。最初の頃は高さ7センチ。それだと低くなってきた10カ月頃、14cmの高さにした。その食器台は木製だった。色はブラウンとホワイトがあり、ホワイトを選んだ。まだまだ噛みたがりの頃、あおは大きな破壊はしないかわりに、クレートの端などをこっそり噛んでいた。そしてこの食器台もあおのこっそり噛みの対象となった。台の足がいつの間にかかじられて、下地が見えてきていた。このままいくと、どこまでもかじり続けるな......。別の台を探すことにした。けれど犬の食器台はどれもあおの餌食になりそうなモノばかり。

 一度「犬の食器台」から離れてみようと考えた。高さが14cmぐらいあって、水とフードのボウルを置けるものはないか......。最初は小さなローテーブルを探した。けれど合うものはなかった。何かないか......けっこう考えた。

 そして思いついたのは「ケーキスタンド」。もしかしたらもしかするかも......!早速検索!

 調べてみるとさまざまなタイプがあった。高さ14cmに近いモノを探す。これは......8cm、低い! こっちは?......22cm、高い! これは?......7,560円?高い!(値段が!しかも高さ8.7cm)

 ないな~ありそうなのに~。ちょうどいい直径のモノのはあるのだが、求める高さのモノがない。諦めようかな~と思い始めた頃、そういう時に見つかるのだ、ちょうどいいのが。

『ケーキスタンド ガラスプレート付 24cm』高さは13cm!
(φ265×H130mm )

 素材は、土台:鉄(エポキシ塗装)、プレート:強化ガラス(全面物理強化)。どちらもどういう加工かよく知らないが、書いてあるということは胸を張ってアピールしたい点なのだろう。鉄とガラスならあおにかじられない!デザインもメルヘンチックなケーキスタンドが多い中、シンプル!そして値段は......2,297円!(※当時)先に買った食器台とほぼ同じ!これだ!諦めなくてよかったー!

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 なかなか涼しげ。ならば乗せるモノも合わせてみよう!と、水の器をガラスのものにしてみた。
(近所の雑貨店で900円ちょっとのモノ発見)

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 ダブルで涼しげ!

 このスタンドにしてからあおはかじることもなく、3回目の夏を迎えようとしている。
(結局冬も、器だけ替えて、スタンドはそのまま使用)

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 犬用に作られたモノは当然使いやすい。でも「お!これはあおの●●に使えるかも?」と考えるのも楽しい。そんな風に思い始めたのは、あおとの生活に少し余裕が出てきた、ちょうどその頃だった。

(つづく)

◎プロフィール

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舘川範雄 (たてかわ のりお)
1966年9月19日生まれ。1987年4月から作家活動に入る。
「コサキン」「SMAPxSMAP」「ポンキッキーズ」「スクール革命!」「THEカラオケ☆バトル」などテレビ、ラジオで多数の番組構成を担当。また関根勤主宰「カンコンキンシアター」の他、オリジナルコメディーやミュージカルの作・演出など、活動は多岐にわたる。
*本連載の1stシーズン【柴犬生活漂流記】は、こちら
*インスタグラム(ao20150721)で白柴「あお」が毎日、犬の目線で日々の出来事を投稿中! 

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