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2018.06.25

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梅雨後半、まだまだ続く雨の季節も、外出は犬たちにとって大切な時間<後編>

雨に唄えば♪楽しくなっちゃう雨の日犬散歩グッズ

前回の記事で「やっぱり雨でもちゃんとお散歩に行かなくちゃね!」ということをお伝えしました。それでは「雨に唄えば 弾む心 よみがえる幸せ♪」の歌を口ずさみながら、さあ、散歩に行く準備をしましょー♪

#Activity / #Lifestyle

Author :写真=docdog編集部 文=白石かえ

【散歩前の準備】撥水スプレーでメンテナンスを

 泥はねしたレインコートを洗う頻度は高いものですが、洗うたびに布地の撥水性がじょじょに失われていきます。ときどき愛犬のレインコート、犬の靴、ニンゲンのポンチョなどに撥水スプレーをして、撥水性をよみがえらせましょう。雨の時期は、布製のお散歩バッグにもスプレーするといいかもしれません。水を弾くだけでなく、汚れもつきにくくなります。こまめな手入れをすることにより、レインコートや靴の寿命を延ばすことにもなります。

●撥水性/撥油性加工を施すことができるスプレー式撥水剤
「mont-bell(モンベル) O.D. MT S.R.リキッドスプレー」

【オーナー向け】飼い主用グッズも揃えて、動きやすく

 小型犬1頭なら、傘を差して散歩に行くのもそう難しくないですが、多頭飼育だったり、ウンチを拾ったりするときに、やはり片手に傘、片手にリードだと、何かと動きづらいもの。でもカッパのズボンまで履くのは、ちょっと面倒くさいな......そんなときには脱ぎ着が簡単なレインポンチョがオススメです。長さやデザインにもよりますが、意外と下半身も濡れません。ポンチョ&長靴で散歩に行けば、たいていなんとかなります。最近は、可愛いデザインのポンチョも増えています。またコンパクトになるタイプも多いので、野外フェスやスポーツ観戦、キャンプなどに携帯すると、急な雨にも対応できて便利。犬の散歩に限らず、いろいろなシーンで使えます。一方、クルクルたたんで収納袋に収まる携帯しやすい長靴もあります。下駄箱でもジャマになりにくく、またクルマの荷台に常時積んでいる人も。バードウォーチャー、カメラマン、キャンパーにも愛用者が多いです。

●レインポンチョ
「mont bell(モンベル) プリント トレッキング レインポンチョ」


●長靴
「(日本野鳥の会) レインブーツ」

【散歩中①雨よけ】うちの犬にベストなレインコートを探せ!

 犬種によって体型が違うし、毛の長さが違うから、レインコートは、袖付きがいいか、カバー率はどれくらいがいいかなど、好みが分かれます。また、飼い主によっては「着せるのが面倒。犬を洗った方が早い」と思う人もいます。なので万人、万犬向けに「これが究極のオススメのレインコート!」というのはないです。

 さらに、10年以上前と比べて、日本で市販されている犬のレインコートの種類は、輸入ものも含めてずいぶん増えました。犬種により体型がバラバラ(体高、胸の深さ、胴の長さ、足の長さなど)なので、型紙を作るのは本当に大変です。同じデザインでも型紙を何種類も作らねばならず(ヒトでいうS、M、Lの3サイズではすまないし、拡大コピーすればいいわけでもない)、大量生産しにくいのでコストがかかります。それぞれの犬種の体型にフィットするよう細かい工夫が施してあるレインコートが高価になるのはこうした理由からです。それでも個体差があるので、必ずしもフィットしないこともあるし......パタンナーやメーカー側は苦労が尽きないことでしょう(笑)。反対に、汎用性のあるデザインだといろいろな犬種にザックリ着せることができるため、雨が入り込みやすかったり、動きにくかったりすることはあるかもしれないですが、お手頃価格のことが多いのです。どっちを優先するか、悩みどころです。

 そのうえ、オスは足をあげてオシッコをするから腹部は大きく開いていた方がいいとか、メスはしゃがんでオシッコするからむしろ泥はねしないように腹部はなるべくカバーしてほしいとか、要望が性別によっても変わります。

 そんなわけで愛犬のレインコート探しは難しい。布地の素材の違い(撥水性、蒸れ、耐久性など)、反射テープの有無(安全への配慮)などによっても、値段の差がでると思います。選ぶときは、同じ犬種を飼っている飼い主さんや犬の実家、犬親戚に聞いてみるとよいと思います。体型、毛の長さ、行動パターン、手入れの仕方などがたいてい同じなので、レインコートに期待する機能が似ているはずです。

 通常、長毛種、巻き毛種なら、足全部をカバーするものが好まれるようです。別の記事で紹介されているアルファアイコンのレインドッグガードは鉄板。さすが札幌発のブランドなだけあって、雨や雪の散歩に対する想いは強いです(北海道は、梅雨はなくとも、雪が降り始める11月から、道路から雪が溶けてなくなる4月頭くらいまで、道路がドロドロなところも多いんですって。そりゃ四肢を全部カバーするコートは必須だね)。さらに「レッグガード」(事務員さんの袖カバーのように部分的に装着できるもの)は、隠れた人気商品とのこと。市販の袖ありレインコートは動きにくくて固まる(そのくせ足に飾り毛がある)とか、袖ありを着せるのは嫌がるというなら、袖なしレインコートにレッグガードを履かせるという使い方もありかも。アトピーなどで全身の皮膚が弱めで保護したいというコは、レッグガードと犬の靴と袖ありレインコートなら、もっと最強でしょう。

 ちなみに袖なしで着せやすいRUFFWEARのレインジャケットは、XLサイズまであります(うちのジャーマン・ポインターのクーパーでLサイズ)。サイズ展開が豊富なのはありがたいです。

●レインジャケット
「サンシャワーレインジャケット/RUFFWEAR」


 少々の雨ならレインコートは着せないけれど、さすがに本降りのときは着せてあげよう、というのなら、簡易的で、お値段もお手頃なポケッタブルポンチョをひとつ用意しておくとよいかも。こちらはキャバリアくらいの小型〜中型犬サイズまでです。

●ポケッタブルポンチョ
「ポケッタブルレインポンチョ/RC Pet Products」


 そして、先代に2頭のコーギーと暮らしていた者として、短足の犬のみなさまにオススメなのが「泥はねポンチョ」。うちはかつて赤いテーブルクロスの生地で手作りして愛用しており、「金太郎エプロン」と命名していました(笑)。雨に濡れないことが目的ではなく、地面から胸やおなか面へのジャリジャリした泥はねを軽減するのが目的です。雨は汚れというより水だから、タオルでサッと拭けばすむけれど、歩くたびに路面からはねる砂や泥はそうはいきません。コーギーだけでなく、ダックスフントや、足が短めのジャック・ラッセル・テリア、パグなどの犬種にも重宝すると思います。

●泥はねポンチョ
「泥はね防止レインコート」


 犬にも長靴を履かせることにより、足のフリンジ(飾り毛)の汚れ防止になります。靴を履く前に、普段から滑らないように、かつ、肉球の間がいつまでもジュクジュクと湿ったままにならないように、肉球の間の毛は短くカットしておきましょう。湿ったままにしていると、さまざまな雑菌の温床となり、皮膚炎を起こしやすくなります。もちろん、すでに足の裏に傷がある場合は、菌の付着を防ぐため靴を履かせて、傷がこれ以上悪化しないように保護してあげましょう。

●犬用長靴
「おさんぽソックス」

【散歩中②安全グッズ】雨の日こそ安全に散歩しよう

 まずは命綱のリード。革リードや布テープリードなどは雨が染み込んでしまい、劣化を早めるし、最悪濡れていると切れる心配もあります。だから雨の日は、防水タイプのリードを使いましょう。ただし、ナイロン製やロープ製は濡れても大丈夫ではありますが、濡れているとスルッと滑りやすいものがあるので注意してください。ちなみに、防水性と防滑性を合わせ持つビオタン(Biothane)という素材を使ったリードがあります。耐久性があり、頑丈で、馬具でも使用されているほどで、手触りは革リードに近いものがあります。

 またできれば傘やリードで両手をふさがないように、斜めがけリードが1本あると便利です。通常は片手をリードに添えて短く持ちつつ、いざというときには両手が使える。ウンチも拾いやすいです。

 ただビオタン製の斜めがけリードは、今まで日本では(私の知るかぎり)見つけられなかったのですが、ちょうど6月にピースワンコ・ジャパンが輸入したとの情報をキャッチ。もともと訓練用にと優れたグッズを探しているなかドイツで見つけたそうで、カラフルな色が揃っています。今までは呼び戻しトレーニングのために5m、10mを直輸入していましたが、このたび普通タイプの2mと、斜めがけにできる2mタイプも初上陸。当面はピースワンコの広島県神石高原町の仙養ヶ原高原(広島県神石郡神石高原町上豊松72-8)で販売するとのことです(ドッグランもあるから犬と遊びに行くのもよし)。遠方の方は、ピースワンコにメールでお問合せを。

●水に強いリード
「ビオタン製のリード」
全9色(※写真の閲覧環境によって、色の印象は大きく異なることがあります)
・普通タイプ(約2m)2,500円(税込)
・肩掛けタイプ(4way adjustable leash 2m)4,000円(税込)
*問い合わせ先:ピースワンコ・ジャパン(jinseki@peace-winds.org)


 そして、雨の日は、視認性が悪くなります。まだ大型犬なら体高があるし、ボリュームがあるのでクルマの運転手も確認しやすいようですが、小型犬、中型犬は発見が遅れることがあります。雨の日の横断歩道上で、左折のクルマに轢かれそうになった小型犬を見たことがあり、焦りました(急ブレーキで事故は回避されましたが)。なので、雨の日や夜間は、都市部でも田舎でも、「ここに犬が歩いています!」と存在をアピールした方がいいと思います。ぶら下げタイプのランプもありますが、胸の毛にも隠れず、後方からも見えやすい首輪タイプがイチオシ。防水で、USBで充電式というのもいいです。

●発光首輪
「LaRoo 犬猫用光る首輪」


 雨でもニコニコとたっぷり歩いて、犬はご満悦。でも、飼い主の心は、内心......。いやいや、ここでブルーになっていてはいけません。ここからが飼い主の愛の深さが試されます。きっちりタオルで拭き、スリッカーやピンブラシで泥や汚れを取り除き、タオルドライだけでは乾かない毛質の犬は、ドライヤーも使って、しっかり乾燥をさせてください。必要であれば、足先やおなかはシャワーをしてしまった方が手っ取り早いかもしれません。愛犬の体型、毛質、毛の長さ、歩き方、散歩コースの環境などにより、犬の濡れ方、汚れ方はいろいろです。でも、手慣れた飼い主さんなら、この時間も楽しみ、愛犬との有意義なコミュニケーション・タイムにするのでしょう。そういう飼い主さんになりたいです。

 大型犬であればバスタオルの代わりに、使い古しのコットンのシーツやタオルケットを使ってもよし。また、いっそのこと犬用バスローブ(ドギーローブ)をバサッと着せてしまって、水分をとるのも効率的です。ついでに、ドギーローブ愛用者の声から製品化されたドギーワイパーもユニーク。顔周りや足先などの細かい部分を、撫でるように拭いてあげると、水分を取りつつ、犬も大好きな飼い主さんにいじられて嬉しいのではないでしょうか。

●犬用バスローブ
「ALPHAICON ドギーローブ」


●拭き取りタオル
「ALPHAICONドギーワイパー」


 また、濡れた犬というのは、抜いただけでは、どうもまだ「犬臭い」ということがあります。そんなときは、汚れ落とし中のブラッシングのときでもいいし、抜き終わったあとの最終仕上げのときに、水のいらないシャンプーをシュッと直接被毛にスプレーし、ニオイと汚れを取り除くとよいと思います。梅雨など湿度の高い時期は、どうしても犬臭さが気になりやすいときでもあります。これは犬のせいではないし、愛犬が可愛ければ、犬臭いのも「あばたもえくぼ」で愛しく思えてしまいますが、急なお客様が来る前などに便利です。

●水のいらないシャンプー
「水のいらないシャンプー/SOPHIA」


 雨の散歩も、気持ちひとつで、楽しい時間。犬にとっては、雨だろうが晴れだろうが、飼い主と一緒にパック(群れ)で行動できる嬉しい時間です。鼻歌を歌いながら、雨の日でもルンルン♪と、可愛いうちの犬とお散歩に行きましょう!

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