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2018.05.10

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プロトリマー直伝! 正しいケアのコツ vol.4<肛門腺絞り編>

愛犬の肛門腺絞り、自分でできますか?

「犬は肛門腺絞りをしなければいけない」と聞いたことはあるものの、やり方がわからず挑戦したことがない人もいるのでは? 肛門腺に分泌液が溜まったまま放置すると、炎症を起こしてしまうこともあります。飼い主がやり方を身につけて、愛犬の肛門腺を定期的に絞ってあげましょう。そこで、JKCトリマー教士であり、東京愛犬専門学校の講師でもある渡辺まゆみ先生に、肛門腺の絞り方を教えてもらいました!

#Healthcare / #Lifestyle

Author :写真=永田雅裕 文=山賀沙耶

肛門腺はどこにある?

  肛門腺とは、肛門の両側にある、ニオイの強い分泌液を出す臭腺のこと。1頭1頭違うニオイの分泌液を持っており、犬同士があいさつするときには、ここのニオイを嗅ぎ合って個体を識別している。

 肛門腺には肛門嚢という分泌液をためる袋がついており、通常は排便のときなどにここにたまった分泌液が少しずつ排出されていく。ところが、小型犬や高齢犬、肥満の犬、また体質によって、分泌液がたまってしまうことがあり、月1回程度、定期的に確認して絞ってあげる必要がある。おしりを床にこすりつけたり、肛門をなめたりするしぐさが見られたら、チェックしてあげよう。

□ポイント①:肛門嚢は、肛門を時計の中心に見立てたときに、4時と8時方向の下部分にある
 下の写真の○のあたりが肛門嚢。ここを指で触ったときにコリッとしているようなら、分泌液が溜まっている可能性がある。

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肛門腺絞りに挑戦しよう!

 肛門腺絞りをすると、分泌液がビュッと飛ぶことがあるので、浴室などで絞ろう。絞った後すぐに洗い流せるので、シャンプー前に絞るのもオススメ。

□ポイント②:指を押し込んでから、手前に絞り出す!
 肛門嚢をただつまむだけでは絞れない。肛門嚢の外側を親指と人差し指で挟み、奥に少し押し込んでから手前上に向かって絞り出すようにしよう。力は入れすぎず、優しく!

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 黒っぽい分泌液が出た!

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 分泌液はかなりニオイが強いので、絞り出した後はきれいに洗い流すか、ウェットティッシュで拭き取っておこう。

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 うまくできなくても、毎月トリミングサロンに通っているコなら、サロンで絞ってくれている。それ以外のコも、動物病院やサロンに頼んで絞ってもらう方法もあるので、相談してみよう。

◎監修者プロフィール

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渡辺まゆみ先生

JKCトリマー教士。東京愛犬専門学校講師。東京都江戸川区にてボランティア活動を行う、ペット共生ネットワーク「わんず・どりー夢」代表。著書に『ドッグ・グルーマーズ プロフェッショナル・ワークブック』(インターズー刊)などがある。

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