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2018.04.12

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クパメル隔週レポート「笑う犬には福てんこ盛り」vol.19

犬とお出かけは楽しいな♪ どんどん出かけて社会化しましょ

4月。希望の春がやってきました。新入生のみなさん、新社会人のみなさん、おめでとうございます。そして、心機一転して新生活に取り組むみなさんも共に頑張りましょう!

#Activity / #Lifestyle

Author :写真・文=白石かえ

新年度は忙しい。だけど犬はいつだってヒトにかまってほしいの!

【3月31日(土)〜4月1日(日)】
「インターペット2018 〜人とペットの豊かな暮らしのフェア〜」に行ってきた! いやはや、年々規模が大きくなっているね(今年で8回目)。日程は、ビジネスディを入れると3/29(木)〜4/1(日)だった。そして来場者数は、42,066人 (昨年対比10.3%UP)。ペット(主に犬。まれに猫とかフェレット、インコも見かけた)の入場頭数は、16,455(昨年対比10.8%UP)。やっぱねーーー、すごい賑わいだったけど、今年は1割増しなのね〜。

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インターペットでは、カート利用者がものすごく多い。日本ならではの光景。この写真のカートは今、この会場で買ったばかり。4か月のロットワイラーちゃんがくたびれちゃったんだって。いい飼い主さんだね

 グッズやおやつなどを買いに行くのが楽しみな飼い主さんも多いと思う。かくゆう私も。取材もちゃんとしたけれど、それを忘れかける楽しさなのだ。今年は22か国・地域の企業が参加したそうで、出展社数は、昨年の400社→今年502社に増加。ペット業界の盛り上がりは相変わらず堅調ですな。またフードや犬具などのペット関連メーカーだけでなく、ボルボやフォルクスワーゲンなどの自動車メーカーや、今年は初めてJAL(日本航空)のブースもあって、思わず立ち止まって話を聞いてしまった。今春「JALペットファミリー」というのを立ち上げたんだって。犬猫もマイ会員証を持ち、マイルが貯まるそうな。犬好きのスタッフたちが集まってこのプロジェクトを立ち上げたとのことで、ブースでの説明も犬愛に溢れるほんわかと心温まるものでした。

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犬業界以外の企業も出展しているからインターペットはおもしろい

 このように公共交通機関が犬たちを受け入れてくれるようになると、嬉しいね。犬の市民権が欧米並みに上がっていきそうな予感がする。他社も追随するようになってくれると、全体が底上げされるからもっとよい。さらに、飛行機を降りたあとの旅先でも、犬連れOKのレンタカーが借りられたり、犬連れ宿や犬と入れる観光地が増えたりなどの波及効果も期待しちゃう。犬の暮らしをいい方向に支えてくれる企業が増え、多様性に富んだ業種がみな愛を持ってペット産業に関わってくれることは、とてもいいことだと思う。ただし「愛を持って」が大事ね。企業にとって利潤追求が不可欠なのはわかるけれど、お金儲けだけでなく社会貢献的な発想で、愛を持って、犬も飼い主も企業もwin-winになる戦略を立ててほしいなーと思います。

 すでに来年のインターペット2019の日程が決定しているとな。来年はどんな犬業界になっていくのかしら。すでに楽しみです。

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左はこれからの季節の必需品、フランス製のダニ獲りスティック。私も購入したよ。右はdocdogのブースで、靴を試着するフレンチブルさん。可愛いね〜

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FCI未公認犬種のブルーベイ・シェパードという珍しい犬種を発見。フランスから輸入したそう。いろいろな犬に会えるのもインターペットのお楽しみのひとつ

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無駄吠えでお悩みの友達のビーグルのために、いろいろオモチャをゲットしてきました。おもしろいグッズや目新しいおやつが多種類揃っているのも楽しいんだよな〜

【4月1日(日)】
 急に暖かくなった東京。初夏の気温。ということで、クパメル、久しぶりのシャンプー!

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シャンプーすると、若干心が折れ気味になるクーパー

【4月5日(金)】
 歯医者のあとに、陽気がよいので、のんきに昼間っから近所の公園をお散歩。ソメイヨシノ(染井吉野)はすっかり葉桜になっていたけれど、八重桜は今からが満開。公園には、河津桜→染井吉野→八重桜、と3種が植えられているので、桜がずーっと咲いている。楽しい、美しい。東京って、学校や寺社、街路樹はもちろんのこと、小さい公園、個人所有の敷地にも、ちょこちょこ桜が植わっているから、そこかしこがピンク色に染まる。桜を求めて犬散歩コースを変えるのも楽しい。

 ついでに公園では、春休み中の小学生たちが元気よく鬼ごっこをしていて、そのとき犬好きの女の子が寄ってきた。いかつい顔したボクサーでも怖がらない子どもがいるのは嬉しいわー。メルは子どもが好きだから、とても喜んで愛想を振りまいている。クーパーは他人に対してあまり関心がないから(飼い主一途)、女の子に対して近寄りもせず嫌がりもせずだったのだが、「そっちの子(=クーパー)も触っていいですか?」とちゃんと女子は断りを入れてきた(えらい!)。「どうぞ〜」と言うと、クーパーもへらへらと挨拶しに寄っていった(えらいぞ)。

 こういう日々の小さな社会化が、子どもに寛容になる練習になり、犬の心のキャパシティーを広げていく。同時に、近所の子どもたちが「一見強面の顔した大きな犬でも、犬って怖くないんだよ。可愛いんだよ。あったかいんだよ」というポジティブな気持ちを心に持ち、そのまま大人になってくれたら嬉しいな。

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いろいろな人に、いろいろな場所で、撫で撫でしてもらう。これも大事な社会化トレーニング♪

【4月7日(土)】
 3月後半は、シンポジウムやら確定申告やらインターペットやらで全然お山に行けなくて、またもやクーパーが心折れ気味で、挙動不審になっていたので、やっとお山爆走へ! 数年前から崖崩れで通行止めになっていた林道があったんだけど、山桜が咲いているかも〜と4年ぶりかに様子を見に行ってみたら、崖崩れ工事が完了していて、林道が通行可能に復活していた。ワーーーイ! 久しぶりだから刺激がいっぱいで喜ぶクパメル。と、同時に、犬たちは記憶のどこかで「ここ、知ってる!」という顔をしている。

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平坦だったり、フェンスで囲われていたりする面積の限られたドッグランでは、鍛えることができない筋肉がある。さまざまな部位の筋肉を若いうちにしっかり使い、できることなら老後に寝たきりにならないように育てたい

 この数年の間に犬たちは、オトナの犬として心身ともにできあがった(完成した)。筋力も体力もついて、そして、心も(勇気も)育ったんだなぁと、爆走する姿を見ながらしみじみ感慨にふけった。クーパーもうじき9歳。まだまだバリバリ現役。かたやメルは、心なしかいつもよりペースダウンするのが早かった気がする。いつもと違う山で、前半はしゃぎすぎたのか。それならいいんだけど......メルはもうじき8歳。ボクサーは、ポインターよりは短命な犬種だ。ちょっと切なくなる。犬の命は、有限だ。いや、でも十分走ったし、いいウンチしたし、食欲もバッチリある。今はすこぶる健康。この調子で心と体の免疫力を高め、ギリギリまで自分の足で歩ける、充実したシニア期を過ごさせてあげたい。

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お山でくたびれて早寝。ボクサー7歳10か月。まだまだ長生きしてくれよ

【4月12日(木)】
「笑う犬には福てんこ盛り」 vol.19公開。

 来月から、犬と一緒の夢のプロジェクトを計画中。そのため今月はその最終準備で細々と忙しくなりそう。ああ、私も今から楽しみでソワソワしちゃう。でもそのためには今月、しっかり働かねば!(働かざる者、犬と遊ぶべからず!!)

 そうそう。マニアックなファンがいる(笑)、「そうだ、かえさんに聞いてみよう!」は、あんまりにクパメルレポートの中で「文字量が多すぎる!」(テへへ)とのご意見が多かったので、これからはお便りが来たときに、単発で1記事とすることになりました。みなさん、今がチャンスです。どんどんお便りください。素朴な疑問でも、個人的な相談でもいいのよ。ほかの飼い主さんはどうしているのかなー、とか、獣医さんやトレーナーさんに聞くほどじゃないしなー、みたいなそういうレベルのものでいいの。匿名なんだしさ、恥ずかしがらないで、じゃんじゃん聞いてね。

 そのときに一緒に書いてほしいのは、おうちの犬や飼養環境のヒントになるような情報です。「犬種(ミックスなら何キロくらいのどんな犬か)、オスかメスか、犬の年齢、飼い主の年代、性別、居住地、職業」など。私だったら「ジャーマン・ショートヘア・ポインター(オス、8歳半)、ボクサー(メス、7歳半)、アラフィフ女性(笑)、東京都、自由業」という感じ。相談内容により、フルタイムで働いていて留守が多いか、小さな子どもがいるか、などの情報も教えてください。それによって答えが変わるかもしれないからね。あ、あと、掲載可能なお写真を2~3枚ほどお便りと一緒にお送りください(編集部注;できれば横位置のお写真を!)。

 同じような悩みを持っている人は、日本全国にまぁまぁいると思うのよ。だからみんなで悩みをシェア、情報をシェア。そして日本中の犬と飼い主がちょっとでも生きやすく、暮らしやすくなれたら嬉しい。お待ちしてまーーす。

☆質問・相談の送り先は、こちらのアドレスまで☆
↓↓↓
docdog_media@delightcreation.co.jp

*メールタイトルを「そうだ、かえさんに聞いてみよう!」と入れていただけると助かります。

◎プロフィール

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白石かえ
犬学研究家・雑文家。家族は、ジャーマン・ショートヘアード・ポインターのクーパー、ボクサーのメル、黒猫のまめちゃん、夫1、娘1。前職は、自然環境保護NGO・WWFジャパン。犬猫と暮らして30数年。彼らの存在は可愛いだけでなく、尊い。犬が犬らしく生き生きと暮らせる、犬目線の原稿を書くのがライフワーク。

●執筆サイト: dogplus.me 犬種図鑑 ほか多数
●ブログ: バドバドサーカス
●主な著書:
『東京犬散歩ガイド』、『東京犬散歩ガイド武蔵野編』、『うちの犬 あるいは、あなたが犬との新生活で幸せになるか不幸になるかが分かる本』、『ジャパンケネルクラブ最新犬種図鑑』(構成・文)

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