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2018.03.01

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クパメル隔週レポート「笑う犬には福てんこ盛り」vol.16

「生きる」「食べる」「生と死」。宮崎の青い空の下で体感した狩猟文化

宮崎イノシシ猟取材から戻りましたよー。今まで見たことのない、感じたことのない生の現場を見せてもらった。すごく面白かったし、すごい体験だった。人生まだまだ知らない世界は多いと思った、2月のクパメルレポートでーす。

#Activity / #Lifestyle

Author :写真・文=白石かえ

命をいただく、という崇高な作業だった

 いやー、行ってきましたよ、イノシシ猟の現場。猟犬スペシャルで、今なお気持ちが猟犬まみれになっている私ですが、ホンモノは想像以上だった。イノシシ解体現場も衝撃的だったし、猟師の爺様たちが絶大な信頼を寄せるエースの「ポチ」(最高に優秀な猟犬だし、もう10歳を超えた爺ちゃん犬なのに、名前がポチ。可愛い♥)のニオイ発見技術と追跡も的確ですごいし、なにしろイノシシ臭を見つけたときの「ウォオオウ ウォッォオオウ!」という香鳴きもすごかった。セント・ハウンドが森のトランペッターと言われるのはこのことかー。香鳴きしながら無心で追いかけるポチの行動力、集中力のすごさ。これぞセント・ハウンドなんだ、と感動した。ポチが高らかに鳴くと、猟師たちも私も「わっ! ついにポチがイノシシを見つけたぞ!」と、胸が高まる。この古き良きイノシシ猟の現場では、犬が主役。犬の嗅覚が頼り。犬がいないと始まらない狩猟スタイルなのだ。待ち伏せしているニンゲンが頑張るのは、最後の最後にポチたちが追い立てたイノシシをちゃんと鉄砲で仕留めることができるかどうか。ここでは真の意味で、犬とヒトが一心同体のチームになっていた。

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ロケ前半は、docdog編集長Mさんと一緒に宮崎入り。軽トラの荷台にポチたちと乗って嬉しそう。犬の首輪にはビヨーンと無線機のアンテナがついている

 また初日にいきなり見せてもらった(=ちょうど罠で獲れた)、獲物のイノシシ(の死体)。そしてその解体作業。野生の毛むくじゃらの動物を、食べられるように肉の塊にするのを見るのは人生で初めての体験(未成年の頃から、獣医療での犬猫の解剖や手術は、師匠のところで何度も手伝った経験があるけれど)。解体作業はもっとショックを受けるかと思っていたんだけど、意外なくらいすんなり受け入れられた。なぜなのかしら、と自分でも不思議。けっこう皮剥ぎとか、首落としとか、おなかパックリとか、衝撃的なシーンのはずなんだけど......たぶん「生きる」「生と死」「食べる」「命をいただいている」ってこういうことなんだ、と肌で感じたからだと思う。猟師たちは、命を無駄にしていなかった。丁寧にきれいに肉を骨から削いで、そして背骨や肋骨もきれいにはずして小さな斧でバンバン叩き割って「骨」という猟師めしにする。ニンゲンが食べない頭部や足、内臓の一部は、犬のごはんになる。腸など犬も食べない方がいい内臓や剛毛(昔は理髪店のブラシなどに使われたそう)を除いて、全部命をいただく。昔っからここの猟師たちは、先祖代々こうしてイノシシと付き合ってきたんだなぁ。

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豪快に大鍋で作る猟師めし「骨」。猟が終わったあと、猟仲間が集う「猟師部屋」というか「猟師寄合所」のようなところで作り、みんなで食べる。昔ながらのコミュニティーの強さ、温かさを感じた。甘い味噌仕立てですごく美味しかった!

 黙々と手早く4人がかりで解体作業を行う猟師たち。みるみるうちに獣が、食用肉に変身していく。あれよあれよという間に、スーパーで並ぶような見慣れた肉になった。野生動物をハンティングするのは残酷かもって心の隅で思っていたけれど、ウシやブタも、誰か自分以外のヒトがこの作業をしてくれているだけだ、って思った。むしろ自分で獲ったイノシシを、自分でさばいて、余すところなく食べる猟師たちの方が健全に思えてきた。ちゃんと野生動物へのリスペクトが滲んでいる。静かに感動した。

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自己所有の山で、たっぷり運動させてもらえるプロットミックスの子犬2頭と引退犬のビーグル。ここで生まれた犬で、よそに譲渡した猟犬たちも、引退後に捨てられるくらいなら「うちに戻して」というルールにしているという。正しい。繁殖者の責任とはこういうことだ

 やっぱり、ホンモノを取材する、生の現場を見るってのは、貴重だね。今回、宮崎県南部の山間の集落に招いてくれて、いちげんさんお断りの猟師の世界を見せてくれたSさん、本当にありがとうございました。こんな世界をじかに感じる体験をさせてもらえて感謝です。この気持ちをまた原稿に還元していきたいと思います。

 それにしても、半世紀近くも生きているのに、まだまだ初めて知る世界があるもんだねぇ。人生は感動だらけだ。しかも、きゃー、イノシシ追いかけて山に入っている間に、羽生選手が金メダル取っているしーー! 

 あの週は平壌オリンピックよりイノシシ猟でエキサイトしていたけれど、東京に戻ってからはスノボクロスやカーリングやスピードスケートなどをしっかり見ました。頑張りました、ニッポン。新しい感動は、世の中にまだまだいっぱいあるねー。そだねー(←シライシ家でもただいま流行ってます)。

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猟師部屋に隣接したところにいる北海道犬(アイヌ犬)と、実猟ビーグルの子犬。とても人なつこい。すべての獣猟犬が危険なわけではないんだよね(よその犬を噛み殺したとか、子どもを噛んだとかでニュースになるけれど)。犬が悪いのではない。やっぱり飼い主の育て方次第だ

【2月16日(金)〜19日(月)】
 宮崎出張。最初の2泊3日は、どっぷりイノシシ猟取材。この記事は近々書きますのでお楽しみに(早く書かなくちゃー。汗っ)。

 ちなみに、宮崎へ招いてくれたQ companyのSさんちでは、蜂箱を設置し、ニホンミツバチの養蜂もしているのだけど(蜜蝋を材料に商品作りもしている♪)、私の滞在中、急に暖かくなった2日目に、ミツバチたちが冬眠から覚めてブーーーーンと元気よく活動し始めた。ニンゲンの経済活動も自然のサイクルの中に入っていて、持続可能な循環の一部になっているのが素敵だなぁと思った。ニホンミツバチさん、今年もいっぱい働いて、いっぱい美味しいハチミツお願いしま〜す(ここのハチミツ、美味しいよ。売り切れたらまた収穫の秋まで在庫なし、ってのも正しいね)。

 そして最終日は、東京から宮崎にUターンした元同僚の夫婦(職場結婚だから2人とも友達♪)のところで、昔話に花を咲かせてきた。ついでに彼らの愛犬のビーグルのライムの人生相談(犬生相談)も。犬を飼う、って、大変なこともあるよね。ご近所に配慮して神経をすり減らすこともある。とくにビーグルは声が太いからね。一生懸命に、犬のためにどうすればいいのかを考える友人を、全力で応援したくなりました。

 
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宮崎県日南海岸、断崖絶壁の中ほどの岩窟内に鎮座する鵜戸神宮にも30年ぶりにお参り。帰り道、参道脇の大きな岩を遠くから見ると「招き猫」に見えて、やややっと思っていたら、猫ではなくて犬でした。「神犬石」(いぬいし)だそうです

 たぶん全国には、自分ちの犬のことで本気で悩んでいる人がきっといっぱいいるのではないかと思った。だけど、どうしてよいかわからない。もしかして捨てるしかないのかもしれない(捨てたくはないけど、どうしたら解決するのかもう自分でわからない)って心の中で悲鳴をあげている人が意外と多いのかもしれないなって今回改めて思いました。悩んで涙して困り果てている飼い主さん。でも、そういう人は、とても真面目で、真摯に犬と向き合っている人だと思うんだ。なんとかしたい、捨てたくないっ!って心から思っている。簡単に捨てるわけない。だから悩んでいる、困っている、苦悩している。そういう飼い主さんのために、私の犬バカ知識が微力ながらでも役に立つのなら、どんどん使って!と思う。とりあえず、ライム! 近々、ビーグルストレス改善グッズセットを送ってあげるから待っててね。

「そうだ、かえさんに聞いてみよう!」にも、みんなどしどし「犬生相談」、メールしてくださいね。みんなで悩みをシェアすることにより、新しいアイデアや解決方法がシェアできるかもしれない。そうして日本の捨てられる犬が1頭でも減ったり、愛犬と楽しく朗らかに過ごせる飼い主さんが1人でも増えたら嬉しい。遠慮しないでね〜。このコーナーが存続するかどうかは読者次第!? お待ちしてま〜す。

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宮崎出張から4日ぶりに戻ったら、クパメル&黒猫まめちゃん3頭揃って、玄関で歓待。クパメル、しっぽ振りすぎて、お尻のピントがブレブレ写真ばかり

【2月25日(日)】
 私が出張で不在にすると、心が折れちゃうクーパー。出張中、またもやゲーリー・クーパー(=下痢っ子)になっており、私が戻ってきてもまだ軟便が続いていた。おそらく心因性の下痢でしょう。ついでに、いつもごとく左後肢の舐め壊しも再燃。500円玉級の腫瘤のようになって、赤みが痛々しいハゲになっている。まったくもーっ。ほんとに心が軟弱者なんだから−。そこで、カラダの傷にはもっぱらお気に入りのキズ薬にしているイノシシ脂のクリームを塗り、心の傷にはお山チャージ!というわけで、お山へ。まだ谷間には1か月前の雪が残っていたよ。こんなに長期間雪が残るのは珍しい。ちゅーか、今まで経験したことがないね(クーパーの9年の犬生の中で)。やっぱり今年は例年以上に寒いのかもしれないな。

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もちろん山でも、ちゃんとウンチは拾います。万が一、都会の感染症を山に持ち込んだら、野生動物に迷惑がかかるからね。ビニール袋を持って待ち構えるオット

  

 いっぱい遊んで、すっかりクーパーは心がハッピーに満たされ、ようやく心が安定したもよう。犬と暮らすってさー、なかなかどうして大変よねぇ。いちいち下痢されたら心配で、おちおち出張にも行けやしない。でも、こういう山遊びなどその犬種に見合った悦びを与え、めっちゃ笑顔で走る姿を見ると、こっちも幸せになるから、犬暮らしはやめられない(でも働かざる者飼うべからずだしねー永遠のジレンマだけどさ)。とにかくクーパーは、心と腸を安定させて、早くおなかを完全に治そう。

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野山を爆走するクーパーは、ほんとに幸せそうなのよー

  

【2月26日(月)】
 クーパーが軟便中のため、動物性タンパク質のおやつは自粛。そこで、ミイラマシン(シライシ家用語。いわゆるディハイドレーター、食品乾燥器)で、春の味覚、イチゴを初めて乾燥させてみた。ずいぶんちいちゃくなったけど、甘〜い、いいニオイ♥ そして食べてみるとこれまた甘さが凝縮されていて、いい感じ♪ 顔に似合わず草食系男子のクーパー、大喜び。

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ドライイチゴ、作りました〜♪

  

【3月1日(木)】
「笑う犬には福てんこ盛り」vol.16公開。
 うわーーー、もう3月だーーー! 確定申告、やらなくちゃーーーっ。ただでさえ事務処理能力が低い私にとって、この時期は本当に憂鬱。さらに確定申告シーズン=花粉症。涙と鼻水の季節です。花粉症の飼い主さんも多いと思うけど、お互い花粉に負けずに毎日犬の散歩は頑張りましょう。

◎新コーナー
「そうだ、かえさんに聞いてみよう!」

こんにちは、担当編集Mです。
お便りありがとうございます♪ いただいたものには、順次お答えしていきますのでしばしお待ちを......。早速ですが、今回のメッセージいってみましょう!

まだ犬を飼い始めて7か月の初心者マークの飼い主のお悩み解決をお願いしたく、お便りしました。
毎日手探り状態です。愛犬はボーダー・コリーのメスで、10か月です。ほとんどのことは手がかからない良い犬なのですが一つ困ったことがあります。
悩みは食事のことです。甘えん坊で餌を一人で食べないのです。なかなか食べ始めてくれない上に、側にいないと食べません。泣きたくなってしまいます。
どうしたらこの癖が直るのか。

「犬ってパクパクと餌を食べるものではないのでしょうか」

どうぞこんな悩みの解決方法を教えてください。

【お返事】
初心者マークの飼い主さん、ようこそ犬バカの世界へ(笑)。最初は誰でも1年生、みんな犬との暮らしで悩み、失敗し、試行錯誤を繰り返すものです(もちろん私なんて、今も悩みが尽きませぬ)。まずは、あまり深刻にならず、ポジティブに愛犬と向き合ってください。犬は群れの動物、同調する生き物であり、飼い主を観察する天才です。飼い主の不安、焦燥、イライラなどをすぐ察知し、犬もそれに同調し、不安を強めたりします。そうするとよけいに困った行動が増長されることもあります。とくにボーダー・コリーは、神経過敏なほどに鋭い感性、繊細さを持つ犬種ですからよけい手強いです。

でも飼い主から見れば困った行動(=問題行動)であっても、犬はわざと飼い主を困らせようとしているわけではありません(ここ、大事です)。だから、焦ったり凹んだり怒ったりする姿は犬には見せないようにして、まずは大らかにニコニコして、どかーんと広い度量で接しましょう。その飼い主の心の余裕が、犬にも伝染してくれるかもしれません。

その次に、なんでこの子は、ひとりで食べないのかな?と想像してみてください。食が細いということなのかな? おやつならよく食べるのかな? 飼い主がそばにいれば食べるのかな? これらによっても対応が異なってきます。

もし食欲がないのなら、もしや何か肉体的な問題がある可能性もあります。まずは獣医さんに行き、消化器系や口腔内のトラブルなど健康面で問題がないかどうかをチェックしてもらいましょう。

「健康」とお墨付きをもらったら、次はなぜ愛犬がそんな行動をとるか、をもっと想像してみます。スパルタな私だったら「そんなに食べたくないなら、あーげない」にするかもしれません(笑)。おなかがすけば、いずれ食べるでしょう(それくらい大らかに大雑把な気持ちでいいと思うのよ。小型犬の子犬なら低血糖とか心配になるけれど)。ちなみに我が家はいつも多頭飼育なので、食べない悩みという危機に瀕したことがありません。ニンゲンの子どもと同じく、きょうだいが多いと生存競争が激しくなり、ガツガツ食べちゃうようです(とはいえ、食いっぷりをよくしたいからと安易に多頭飼育を推奨するわけにはいきませんが)。ともあれ「食べなくて困るぅ」「偏食が多いぃ」と悩んでいる飼い主さんはけっこういます。よくあることです。だから自分の愛犬だけ特別問題児だと悩む必要は全然ありません。

ただ、大雑把でいればすべて円満解決するってこともないです。さらにボーダー・コリーという犬種特性も考えねばなりません。そこで、ともにボーダー・コリーの飼い主で、ひとりはトレーナーでもある友人Iさん、もうひとりはボーダー・コリーのレスキューにかかわる(=問題行動で困って捨てられちゃうのか、ともかくボーダーの現実をよくご存知)友人Yさんにもご意見を聞いてみました。

トレーナー資格を持ち、かつご自身もボーダー・コリーの保護犬を迎えたIさんのお返事は以下のとおり。 「私のボーダーも1歳半ぐらいまでは、お腹が空いてる状態で餌を食べていても、私が一歩でも動くと餌を食べるのを止めました。これは愛犬の以前の飼い主との間で"食べる=怒られた、痛い思いをした"経験があるからではないかと想像しています。相談者のボーダーがこれと同じでないにしても、ボーダー・コリーは繊細であり、食より、遊びや飼い主を優先する一面があります。私の場合、朝晩の餌やりでは健康のバロメーターとして<食欲があること>をみています。だから犬が餌を食べているときは、その場にいるのです。もし時間的な都合がつかないのであれば、飼い主さんの夕食時間に一緒に犬に餌を与えてみてはどうでしょうか? 同じ時間を共有しながら一緒に食べることも楽しいですよ」とのことでした。やはり、食べないボーダーは多いのかもしれないですね。繊細だもの。一緒に食べるって、いいですね。あとやはり飼い主との絆を深めることが欠かせないようです。

そしてもうひとり、いま3頭のボーダーと暮らすYさん曰く。 「その子にとって一番大事なことが、食べることではないってことだと思います。もっと飼い主との関わりを欲しているのかもしれません。そして月齢からして、そろそろ自立のために精神的に成長を促すトレーニングをした方がいいとも思いました。ボーダーはとにかく、ワーカホリックな犬なので、つねに何か仕事がしたい、コマンドを出してほしい、<私を見てくれないかな>といつもいつも飼い主に期待して待っている状態です。そもそも普段、手がかからないってどういうことなのかな?(シライシ註:ボーダーは手のかかる犬なのが普通です)。そばにいれば食べてくれるなら、そばにいてあげればいいのでは? 手からあげたら食べるなら、そうすればいいのでは? うちの犬もフードボウルは使っていません。1日分のフードを、1粒2粒机の上とかのあちこちに置いたり、自分のポケットの中にもいつも用意し、ごほうびとして与えます。名前を呼んで来たら、がっつり褒めて、褒めまくる。そしてフードを1粒、2粒あげる。そんな風にいろいろトレーニングがてらあげてみてはどうでしょう。そうすればその子に自信もついてきて、自立を促すことにもなりますよ」。なるほどねー、トレーニングの報酬として、1日分のカロリーをあげちゃう作戦ですね。普段のごはんと、ごほうびと、両方食べてると、デブになる犬も多いからね。

さすがボーダー・ファンシャー、よくわかってらっしゃる。ボーダーはやっぱり繊細で、ワーカホリック。仕事がないと、心のバランスが崩れる。そして生後10か月というのは、子犬から若犬への移行期だからね。ニンゲンの中学生の反抗期や成長期みたいな感じ。きっと犬は心の中でいろいろな葛藤や不安を抱えているのかもしれない。目の前の「食べない」という悩みの根っこには、別の何かが隠されている可能性もある。自分でわからなければ、こういうときこそトレーナーさんを頼るといいと思います。ボーダーを飼っているトレーナーさんがベストかもしれないな。ボーダー好きのトレーナーさんはけっこう多いから、口コミやネットで近くの先生を探してみることをオススメします。かかりつけの獣医さんに近所の評判のいいトレーナーさんを紹介してもらうという手もあります。

また、IさんとYさんが言うように、飼い主がとなりにいれば食べるのなら、そばにいてあげればいいんじゃないかな。食いっぷりを見るのは、健康管理でも大事なことだし、そもそも「おっ、今日も元気でいいね」とか、手作り食の場合だと「お、やっぱり野菜より肉から食べたね♪ そうか、そうか、美味しいかい」とかを観察するのは、飼い主の醍醐味でもあると思うのです。

とにかく、あまり深刻にならず、大らかに。そして犬との暮らしを楽しむ気持ちで付き合ってあげてくださいませ。試してみて、うまくいったら、また経過報告お待ちしてまーす。みんな悩んで大きくなるんだから(犬も飼い主も♪)、ひとりで悩まないでねー。

引き続き、素朴な疑問やお悩みなど、気軽にお送りください♪
質問・相談の送り先は、こちらのアドレスまで。
↓↓↓
docdog_media@delightcreation.co.jp

*メールタイトルを「そうだ、かえさんに聞いてみよう!」と入れていただけると助かります。

◎プロフィール

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白石かえ
犬学研究家・雑文家。家族は、ジャーマン・ショートヘアード・ポインターのクーパー、ボクサーのメル、黒猫のまめちゃん、夫1、娘1。前職は、自然環境保護NGO・WWFジャパン。犬猫と暮らして30数年。彼らの存在は可愛いだけでなく、尊い。犬が犬らしく生き生きと暮らせる、犬目線の原稿を書くのがライフワーク。

●執筆サイト: dogplus.me 犬種図鑑 ほか多数
●ブログ: バドバドサーカス
●主な著書:
『東京犬散歩ガイド』、『東京犬散歩ガイド武蔵野編』、『うちの犬 あるいは、あなたが犬との新生活で幸せになるか不幸になるかが分かる本』、『ジャパンケネルクラブ最新犬種図鑑』(構成・文)

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