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2018.03.28

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健康維持に役立つ犬の新エクササイズ!

自宅でもできるバランスボールフィットネスの教室に参加してきた

犬のバランスボールフィットネスを知っていますか? 犬のバランスボールというと、リハビリで使用されているのをご存知の方も多いかもしれません。ところが最近、一般の家庭犬のフィットネスでも使われ始めているのだとか。愛犬ベルが8歳になり、体力の衰えを感じることもあるものの、もう少し何か一緒に楽しみたい。それも、犬のカラダにいいことで......。そう思っていた私、編集山賀は、愛犬ベルと一緒にバランスボールフィットネスのセミナーに参加してみました!

#Activity / #Healthcare / #Lifestyle

Author :写真=古末拓也 文=山賀沙耶

高齢犬やスポーツドッグ、一般の家庭犬にもオススメ

 今回参加したのは、『イードッグラーニング』主催の、「愛犬のためのバランスボールフィットネス」初回体験コース。愛犬と初めてバランスボールに挑戦する人向けの教室で、定員4ペアで1時間半みっちり教えてもらえる。

 私たちが参加した東京・八王子市の『フット&からだケア Salem-セーラ-』での教室の他、福岡、広島、岡山、大阪、名古屋、埼玉、札幌と、まさに全国各地で開催されている。

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 まずは犬をクレートに入れての座学からスタート。教えてくれるのは、バランスボールを使った犬のフィットネスを教える「FitPAWSマスタートレーナー」の資格を持つ、イードッグラーニング代表の富永伸哉さん。もともとはアジリティから、犬とのコミュニケーションや犬の健康に興味を持ち、アメリカのコロラド州にて「FitPAWS マスタートレーナーライセンス」を取得されたとのこと。

「2015年にアメリカでケーナインフィットネスを学んだ時、講師の先生が『バランスボールは愛犬のQOLをあげるためのものなのよ』とおっしゃったのを聞いて衝撃を受けました。私が教えるフィットネスは、治療やリハビリではなく、健康な犬のためのエクササイズ。愛犬のケガや病気の予防や、体調不良の早期発見、また健康で長生きしてもらうことなどが目的なんです」 と、富永さんは話す。

 実際、今まで全国で500ペアほどにバランスボールフィットネスを教えており、そのうちの3分の1が一般の家庭犬、3分の1がパフォーマンス向上を目指すスポーツドッグやワーキングドッグ、残りの3分の1が高齢犬や疾患を持っているコだそう。

「バランスボールフィットネスは、子犬から高齢犬、一般の家庭犬や働く犬まで、すべての犬の健康維持に役立ちます。このフィットネスを行うことで、総合的な健康のための5つの要素、筋力、バランス力、柔軟性、心肺機能、そしてメンタルが鍛えられるますよ!」

コマンド不要! オヤツの誘導だけでできるエクササイズ

 次に、犬のおおまかな骨格構成を理解し、フィットネス前の骨格のチェック方法を教えてもらう。犬の背骨や肩甲骨、寛骨の位置などを実際に触って確認し、足の関節に異常がないかを、曲げ伸ばししてみてチェック。

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 そして、いよいよステップを使ったエクササイズへ! 犬は普段、前足6割、後ろ足4割で荷重しており、後ろ足が弱りがちなため、前足を段に乗せるだけでも後ろ足のエクササイズになるのだそう。

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 ごほうびを使って、ステップの上に前足をかけるよう誘導する。実はこれ、オヤツを使って誘導することさえできれば、それほど難しくはない。最初はオヤツを見るとオスワリしてしまっていたベルも、オヤツの位置を調整しながら与え続けることで、前足をステップに上げることができた。

 ところが、問題はここからだった。もともと食べ物やオモチャにあまり興味がなく、他の犬が気になるベルに、オヤツの誘導が効かなくなってしまった......。次のレベルに上がる段階で、まずは見学することに。

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 このままだと「バランスボールフィットネス教室の見学に行きました!」という記事に変更か!? と一時は思った。

 その後、他の2頭にクレートに入ってもらい、ベルだけで再挑戦することに。「このオヤツ、使ってください!」と他の参加者の方たちも応援してくれた。その中の一つ、ゆでた鶏胸肉に大反応! これはいけるかも......!?

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 おお〜! できた! 何とかバランスボールらしい絵が撮れた!!

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 この勢いで、もう一段増やしてのエクササイズにも挑戦。

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 オヤツを飼い主側に引いたり、犬側に押したりして、カラダを曲げ伸ばしし、ハムストリングを鍛える。

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 さらに、前足を左右に移動させて、内転筋や外転筋のエクササイズも。鶏胸肉が救世主となり、何とかプログラムを終えることができた。

 ここまでのエクササイズに、特にコマンドは必要ない。ごほうびで誘導することさえできれば、誰でもどんな犬でも挑戦できる。これも、特にトレーニングの入っていない犬と暮らしている私にとっては、嬉しかったポイントだ。

バランスボールは飼い主も夢中になる楽しさ

 教室の最後は、飼い主自身がバランスボールに乗ってみる時間。実際に乗ってみると、思ったより不安定でグラグラしてしまい、犬たちはこんなものの上に体重を預けていたのかと驚かされる。

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 ちなみに、八王子のセーラでは、「飼い主様のためのボディコンディショニング」という教室もあわせて行っており、理学療法士の熊谷功江さんが、バランスボールなどを使った人間のためのフィットネスを教えてくれる。私もベルをクレートに待機させて参加してみた。

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 犬と同様、ステップを使って、プランクの姿勢で前足と後ろ足に荷重したり。

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 バランスドーナツの上に乗って、バランスボールをキャッチボールするといった、楽しいエクササイズも!

 犬のバランスボールをきっかけに、飼い主自身の健康も見直すこともできそうだ。ちなみに私はこれでバランスボールにハマり、バランスディスクを購入して、椅子に座るときや洗い物をするときに活用中。今後、ベルのエクササイズにも使っていきたいと思っている。

 今回の収穫は、バランスボールを使ったフィットネスを知れたことはもちろんだが、いちばんよかったのは、ベルの好きな食べ物がはっきりわかったことかもしれない。食べ物に興味がないから難しいと思っていたが、今後はゆでた鶏肉を常備して、トレーニングに活用していきたい。

 また、ベルを通して、バランスボールという楽しみを発見できたのも、大きな収穫だ。

 犬と一緒に何かに挑戦してみることは、犬と飼い主の世界を広げてくれることを確信した今回。今後も、ベルと私に合う楽しみを見つけて、いろいろなことに挑戦していきたいと思った1日だった。

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