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2017.10.16

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松本秀樹×docdogの[Up to You] 1st.シーズン#05

秋の行楽シーズン到来! 愛犬との旅を楽しく終えるために

人と犬の幸福な関係を目指し「日本にかっこいい飼い主を増やしたい」とスタートした、松本秀樹さんとの連載第5弾。今回は、秋の行楽シーズンへ向けて、「愛犬とのお出かけ」についてお話ししてきました。

#Activity / #Lifestyle

Author :写真=大浦真吾 文=前島大介(編集部) 協力=(株)浅井企画

犬連れでのお出かけは、災害対策にもなる

docdog前島(以下、d):気が付いたらもう紅葉シーズン。テンポよくお話しできずに申し訳ありません。さて、取って付けたような表現で申し訳ないのですが、まさにお出かけに打ってつけ、秋の行楽シーズンの到来ですね。

松本(以下、松):暑くもなく、寒くもなく、いい季節ですね......。って、前回は梅雨明け直後。ひと夏過ぎちゃってるし。まぁ、ネタ的にタイミングは真夏より合っているけどね。

d:でしょ! 結果オーライということで、今回もいってみましょう!!

松:切り替え早っ! ところで前島さんは、モーフと暮らし始めてプライベートな時間の過ごし方変わりました?

d:変わりましたね。毎日の散歩は欠かせないし、出かけるにしてもモーフのことをまず考えないといけないですし。でも、当たり前ですが家族の総意で飼い始めたわけで、モーフがいるからできないとか、手間が増えたとか、そういう風にはみんなが考えないから、散歩にしても買い物へ行くにしても、モーフがいるからこその+αを得られている気がします。毎日の早朝の散歩、週末に家族みんなで出かける夕方の散歩の時間なんて、モーフがいなかったら絶対になかったわけで。でも、生活のすべてが犬中心かというと、そういうのともちょっと違う気がします。ほんとに単に子どもが一人増えて、暮らしが豊かになったという感覚に近いかも。

松:スバラシイ!

d:あと、休みの日にみんなで出かけようとすると、必然的にモーフも楽しめる場所になるから、キャンプや山歩きなどアウトドアへ行く機会が増えましたね。

松:ですよね。犬を飼い始めるまでは完全なインドア派だったという人も、犬との生活をきっかけにキャンプを始めたという人も少なくないですね。それに、犬も毎日同じコースの散歩だけの外出で、あとは家でお留守番かのんびり過ごすだけではちょっと刺激が足りないかなぁ。さまざまな環境に慣れさせるという意味でも、日常とは異なる環境へ積極的に出かけていくことは大切です。これは、災害時など、これまで当たり前だった普段の生活が送れなくなったとき=非日常の生活環境下におかれたときの、ストレス要因を減らすことにもつながるんです。

d:環境訓化ですね! 先日、災害救助犬の活動をされているピースウインズ・ジャパンさんを取材してきたのですが、プロジェクトリーダーの大西純子さんが同じようなことをおっしゃっていました。車中泊での旅行やアウトドアでのテント泊などを、ストレスなく楽しく過ごせるようになっておけるといいですよね。

松:災害時の避難生活のことを考えると、どういう状況になるかわからないけれど、普段通りの生活はまず送れなくなりますから。少なくとも、環境が変わってもちゃんと寝られるというのは、犬に限らず人にとっても大切なことですね。

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準備しておくべき"モノ"と"コト"

松:数日の旅行やキャンプに出かけるとき、当たり前ですが愛犬用の衣食住に関する物はみなさん用意していますよね。でも、旅先でケガをした、病気になった時のための備えまでは、あまり気を配れていない方が多いんじゃないかなと思います。

d:たしかに、持病を持たれているとか、シニア犬の飼い主の方は気にされているかと思いますが、うちみたいに2歳とか3歳とか、まだまだ元気はつらつのコだと、あんまり気にしていないかもしれませんね。

松:少なくとも、目的地周辺の救急対応も含めた動物病院の情報は調べておいた方がいいですし、最低限の応急処置キットといざという時に備えた正しい知識は持っておくと安心でしょう。基本的には獣医師へ任せるというスタンスで良いと思いますが、それにしても、獣医師がどんな情報をどんなレベルで知りたいかということは、覚えておくといいと思います。

d:まして、出先となると初めて診ていただくことになるわけですしね。docdog所属の獣医師がまとめた、ポイントを紹介しておきます。これは、長期にわたる非日常生活が続く、災害時などにも共通することなので日ごろから観察する癖をつけておくといいでしょう。

▼ケガをしたとき

「基本的には人間と変わらない」⇒困ったときには人間の子どもと同じように対処しましょう!

①傷口を良く洗う
②消毒液で消毒する
③清潔に保つ(包帯+靴や靴下など)

▼かかりつけではない動物病院を受信するとき

以下の項目について、「いつからか?」「どれくらいか?」などをポイントに、事前にチェックしておけると安心です。

□ 元気はあるか
□ 食欲はあるか
□ 排便はあるか
□ 下痢をしているか
□ 嘔吐はあるか
□ 血尿や排尿しにくそうな様子はあるか
□ 咳をするか
□ くしゃみをするか
□ 皮膚や耳のかゆみはあるか
□ 歩き方は正常か(どんな様子か)
□ 身体に痛みはありそうか(どの部位か)
□ 水を飲む量はどれくらいか
□ 体重は変化したか(増えた/減った)

意外と多い、秋口の熱中症

d:それから、この時期熱中症で病院へ訪れるコが意外と多いらしいです。

松:夏場は人間も暑いから、みんな気を付けていますからね。飼い主さんにとって適温だったとしても、犬にとっては暑い場合ありますし。これは特にクルマでの話かな?

d:そうみたいですね。おっしゃる通り、夏場は人間にとっても明らかに暑いのですが、冷房もいらなくなったし、少しの間ならと車内で待たせていて熱中症になってしまうみたいです。特にお出かけのときなどは、買い物や食事の間、日帰り温泉で入浴している間など、愛犬を同行させられないシーンもあるにはありますからね。

松:そんなときは、家族で交互に用事を済ませるとか、同行させられるお店や施設を調べていくとか、秋だからといってクルマの中に放置することのないようにしましょう。

d:あとは、この時期寒暖差も激しいので、その影響による体温調節機能の低下というのもあるようです。水分補給をしっかりとして、もう少しの間、暑さ対策グッズを持参しておくといいでしょうね。

松:せっかくの行楽シーズンですから、ケガや病気で嫌な思い出を作らないようにするのはもちろんですが、万が一のときの備えもしっかりとした上で愛犬とのお出かけを楽しんでください♪

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d:さてさて、今回もお別れの時間(字数)が近づいてまいりました。

松:マジか......。相変わらずあっという間だな。次回はいつなの??

d:次回からはセカンドシーズンとして、ちょっと記事の仕立て含めリニューアルしたいと思います。読者の方のご意見、ご相談なんていうのもうまく取り入れられたらなと思っていますので、お楽しみに!

松:お!いよいよラジオやっちゃう?? YouTubeチャンネルで番組配信とか(笑)。

◎プロフィール

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松本秀樹さん

1974年11月15日生まれ。大阪府出身。『まさはる君が行く!!ポチたまペット大集合!!』(BSジャパン/毎週火曜日19時放送)で、ラブラドール・レトリーバーのまさはる君の相棒をしている。浅井企画所属。犬好きが高じて、犬関係の資格を多数取得。子どもと犬のために一般社団法人ナチュラルドッグスタイル代表を主宰し、さまざまな活動を展開中! 隔週金曜日にYouTubeで配信されている『松本秀樹の うれみみチャンネル』も大人気!!
公式ブログ:https://ameblo.jp/macha-daichi/
浅井企画HP:http://asaikikaku.co.jp/

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