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2017.07.03

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犬の靴・靴下ユーザーレビューvol.11

先代犬から20年。探し続けた足にフィットする犬の靴

先代犬から20年、足をケガするたびに探していた犬の靴。なかなか足にフィットするものに出会えなかったという三井さん。シープドッグトレーニングに取り組むヴィンセントに「mud monsters」を試していただきました。今回のユーザーレビューは飼い主である三井さんの視点で、靴の活用方法について紹介しましょう。

#Lifestyle

Author :写真・文=三井 惇

20年、満足する靴に出会えず、試行錯誤する日々

 犬の靴に興味を持ち始めたのは、かれこれ20年ほど前。初代犬のハスキーが10歳を目前に頸椎の椎間板ヘルニアを患って、前肢をうまく上げられなくなったのがきっかけです。散歩に出るたびに爪の上をこすり流血することから、なんとか足を保護してあげようと考えました。

 最初は犬用の靴があることすら知らず、子ども用の靴下をゴムで止めて履かせてみましたが、あっという間に脱げてしまい断念。当時はインターネットもまだ盛んではなかったので、犬関係の雑誌を見て靴の存在を知り、取り扱いをしている店を探しました。

 しかし、当然のことながら店の数は少なく、しかも求めている靴は足の大きなハスキーに合うもの。サイズを合わせるのが難しいのはもちろん、仕様としても頑丈には出来ているものの、足へのフィット感がないものがほとんどでした。しかも歩きづらいのか、履いていない時より転ぶようになってしまいました。そこで、最終的には毎回テーピングをして出かけることに......。

 あれから10年、災害などを意識して、いざというときのために簡易な作りの靴を買いました。ただ、脱げやすかったこともあり、たまに足を怪我したときに使う程度。日常的に活躍する場はほとんどなく、タンスの肥やしになってしまいました。

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おもちゃを使いながら、靴を履く感覚に慣れさせる

 そしてまた10年の月日が経ち、去年新たに若犬を迎えました。ただ、全速力から急ブレーキをかける動きが多くよくパッドを擦り剥きます。その度に簡易な靴を履かせていましたが、いまいちぎこちない様子。そこで、フィット感が高く日常生活でも違和感なく使用できる靴を探すことにしました。そこで今回出会ったのがこの靴「mud monsters」でした。

 足の大きさを計るのが少し大変でしたが、実際に履かせてみると、今までの靴と比べて表面の布は通気性が良さそうな柔らかいメッシュ素材で、靴底のゴムにも滑り止めになる細かい溝が付いていました。肝心のフィット感も問題ない様子。

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 ただ、元々洋服が苦手でハーネスも我慢するタイプですので、靴など履かせたらきっとまともには歩けないだろうと予測。まずは前肢のみ履かせて様子をみると、案の定、履かせた途端「動かないぞ」とばかり私の足の上で固まりました。そこで大好きなおもちゃを見せたところ、意外と気にせず遊び始めました。

 その後後肢にも同様に履かせたところ、初めは後ろ足があがったピノキオ状態でしたが、しばらくすると違和感なく遊べるようになりました。

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室内での練習を経て、靴を外で履いてみると......

 それから今度は外に連れ出し、アスファルトの上や、家以外の場所での歩行練習を繰り返しました。履かせた直後は毎回ピノキオのようになりますが、しばらくすると慣れてきます。

 履き慣れて激しく走り回るようになると、最初は何度か脱げてしまうことがありましたが、ストラップの止め方を工夫すると脱げなくなりました。また、靴が足に馴染んでいない時は、人間同様、足先の一部が靴擦れのように少しピンク色になったこともありましたが、慣れてくると靴擦れも出なくなりました。もちろん、一日履かせていたわけではないので、着用時間が長くなれば蒸れるなど別の理由から靴擦れが出ないとも限りません。目的を持って使用した方がいいかもしれませんね。

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 試し履きから10日ほどして、本来の目的であるシープドッグトレーニングで足裏を保護するためにこの靴を使ってみることにしました。

 シープドッグトレーニングでは制動性が求められるので、初心犬とは言え、止まったり、歩いたり、走ったりという動作を繰り返します。もしかしたら脱げてしまうかと思ったのですが、トレーニングセッション中は脱げることもなく、足裏をしっかり保護してくれました。そうそう、脱いだ靴の臭いを嗅いでみたら、やっぱりいつもの足裏の臭いが靴に染みついていました。足裏は汗をかきますし、裸足で履いているのですから仕方ないですね。もちろん洗えるので、定期的に洗濯すれば清潔さは保てるでしょう。

 クリームタイプの足裏保護と違い、靴は夏の熱いアスファルトにも対応できるので、日常生活での今後の活躍が楽しみです。もちろん蒸れない程度に装着時間も気を付けなければいけないでしょうが、足裏を確実に保護できるのは嬉しいことですね。

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