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2017.07.19

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雨の日を快適に過ごすために

雨の散歩で濡れたカラダ、どうするのが正解?

犬用レインウェアを着せていても、どうしても濡れてしまう雨の散歩。散歩後に濡れたままで、愛犬の皮膚は大丈夫なのでしょうか。そこで、愛犬も飼い主も快適な、雨の散歩後のケアについて、JKCトリマー教士の渡辺まゆみ先生に聞きました。関東地方も梅雨明けとなりましたが、湿度が高く皮膚トラブルを起こしがちな季節が続きます。雨ばかりでなく、水遊びなどで水に入る機会も増えると思うので、濡れた後の正しいケア、参考にしてみてください。

#Healthcare / #Lifestyle

Author :写真・文=山賀沙耶 監修=渡辺まゆみ

雨の散歩後は、汚れ落としと乾かしが重要

 毎日散歩に行かないと気が済まないコや、外でしか排泄しないコの場合、雨の中でも散歩に行くという飼い主も多いだろう。散歩後に濡れたカラダや足を、きれいに、かつ効率的にケアする方法を、手順を追って紹介する。

① 乾いたタオルで全身の水分をざっと拭き取る
 家に着いたら、まずは玄関で濡れたカラダを乾いたタオルでざっと拭き、水分をあらかた取る。ついいちばん濡れている脚から拭きたくなるが、まずは頭、背中などきれいなところから始めて、お腹、脚と徐々に下へ。家の中でブルブルされないようにするためには、最初に振り始める頭や首などを押さえるといい。

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② 濡れタオルで汚れやすい部分を拭く
 次に濡れタオルを用意し、散歩時に汚れやすい部分を拭き取る。例えば、におい嗅ぎのときなどに地面に着いて汚れやすい、垂れ耳の犬の耳先。これは濡れタオルで拭いてコームでとかすと、細かい汚れが取れるうえ、毛束がバラバラになって乾きも早くなる。また、泥はねの飛びやすいお腹の下やお尻も拭いて、ブラシでとかしておく。

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③ できれば足先をバケツで洗う
 足先はタオルで拭いてきれいになったように見えても、肉球の間や指間、爪のキワのくぼみなどに汚れが溜まっていることも。汚れをそのままにしておくと、細菌の増殖につながり、ひどいと指間炎になってしまう可能性もある。できれば玄関先やお風呂場などで、バケツや洗面器に水を張って、足を入れて洗ってあげられるとベスト。洗った後はタオルでよく拭いて、ドライヤーで乾かして、肉球クリームを塗れば完璧だ。特に愛犬の足の状態が気になる人は、これを一連の流れにしておくといい。

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 渡辺先生オススメの肉球クリームはこちら。

ニチドウ/ペットエステ 足裏モイスチャージェル
 カサついたり硬くなったりした肉球に塗ることで、潤いを補給することができる。ジェルタイプなので、ベタつかずさらっとした使い心地なのが嬉しい。

愛犬用レインウェアの賢い使いこなし方

 雨の散歩時に活躍する、犬用のレインウェア。せっかく着せるなら、脚やお腹など全身をしっかり覆うタイプのほうが、愛犬のカラダが濡れにくくて楽だ。
 レインウェアをさらに効果的に使うコツは、撥水スプレーをかけておくこと。散歩の直前にかけると、犬がスプレーのにおいを嫌がることもあるので、事前にかけて乾かし、においが気にならないようにしておこう。

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 また、脱がせたレインウェアの手入れが面倒、という人も多い。そんな人は、雨の散歩から帰ってきたら、まずは着せたままレインウェアを拭いてから、脱がせて片付けよう。レインウェアが汚れているようなら、着せたまま水をかけて洗ってから拭く、という手もある。
 雨の日に犬の靴を愛用している人は、靴もあわせて同様に手入れしておくと楽だろう。

◎監修者プロフィール

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渡辺まゆみ先生

JKCトリマー教士。東京愛犬専門学校講師。東京都江戸川区にてボランティア活動を行う、ペット共生ネットワーク「わんず・どりー夢」代表。著書に『ドッグ・グルーマーズ プロフェッショナル・ワークブック』(インターズー刊)などがある。




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