
一軒家に引っ越したことをきっかけにヨークシャー・テリアを飼い始めて20年以上という飼い主の田郡さん。これまで肉球や足のトラブルを経験したことがなかったため、犬用の靴や靴下には「ファッション」というイメージを持っていたそうです。そんな田郡さんに足裏に滑り止めのついた靴下「PAWKS(パウクス)」を試していただきました。
ヨークシャー・テリアは成犬になっても体重3kg以下と小柄で骨格も華奢。気質として元気で活発なコが多いため、打撲や外傷による膝蓋骨脱臼や激しい運動による椎間板ヘルニアなど、疾患への注意が必要だ。普段の生活では、フローリングで滑ったり、ソファから飛び降りた際に足をくじいたりする可能性もあるので、十分に注意してあげよう。
これまで足や肉球関係のトラブルの経験はないと語る田郡さんだが、徐々に老化が始まると言われる7歳になったさくらのために、足元のケアを気にし始めたらしい。
「リビングはフローリング素材なので滑り防止として靴下を履かせたり、夏場のアスファルトを歩く際のやけど対策に靴を使ったりしたいなと思っています」
初めて「PAWKS」を手にしたとき "人間用の靴下に近い"と感じたそうだ。「PAWKS」はコットン素材で柔らかく伸縮性も高い。裁縫のクオリティも高く、しっかりとした作りなので、人間の靴下に引けをとらない仕上がりだ。
STEP1
はじめての靴下にチャレンジ
「PAWKS」の特徴は細かなサイズ展開にある。肉球の横幅2.5cmから対応したXXSから0.5〜2cm刻みで6サイズが選べる。さくらが試したのはXXSサイズで、一番小さなサイズになる。
靴下ということもあって、伸縮性の高い素材が用いられている。爪や狼爪に引っかかりやすいため、履かせる際には慣れるまでコツが必要。田郡さんも最初は少し履かせるのに手間取ったという。
「伸縮性が高いので靴下に足が入りきるまではきつく感じました。でも一度足を入れきってしまうと、履かせるときのようなきつさはさほど感じませんでした」
初めて靴下を履いたさくらの反応は......。
動画ではソファの上で固まってしまっているが、
「さくらも最初は違和感を覚えたようで、履かせても靴下を噛んで脱いでしまうこともありました。まずは靴下を履いた状態を維持できるように練習しないといけないかな」と田郡さん。
STEP2
靴下に徐々に慣らしていく
活発な反面、慎重なところのあるさくら。最初は見慣れない、履きなれない靴下を気にしていたが、おもちゃやボールなど夢中になれることをセットにすることで、靴下への注目度も下がり、徐々に気にしなくなっていった。
「靴下を履くことには慣れてきて、歩いたり、走ったりできるようになりましたが、サイズが少し大きいのか、激しく走るとズレて脱げてしまうことも」
庭を駆け回るさくら。靴下を履いていることをすっかり忘れているようだ
靴下になかなか慣れないというコも、さくらのように、靴下や靴に「夢中になれること、大好きなこと」をセットにしてみてはいかがだろうか。靴下への向かっていた意識をいかになくしていくかがポイントだ。「PAWKS」などの靴下は濡れたり、破れたりすると、肉球のかぶれや怪我にもつながる。屋外での使用は控えた方が安心だ。
幅広いサイズ展開に対応。足裏の滑り止めがフローリングなど滑りやすい材質の床や階段などでの滑り予防に効果を発揮する。柔らかく伸縮性の高い材質を使用しているので、肉球のトラブル時のケアにも使える。毛色や洋服に合わせやすい4色展開。
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