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2017.05.18

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松本秀樹×docdogの[Up to You] 1st.シーズン#02

お散歩中のマナー、きちんと守れていますか?

ペット番組やあちこちのイベントでもお馴染みの、松本秀樹さんと×docdogでスタートした新連載。「飼い主としての覚悟」についてご紹介した前回に続いて、第2回目となる今回は、「お散歩中のマナー」をテーマにお話し伺ってきました。

#Lifestyle

Author :写真=大浦真吾 文=前島大介(編集部) 協力=(株)浅井企画

「排泄のコントロールと後始末は、"かっこいい飼い主"の第一歩です」

docdog前島(以下、d):若干日が空いてしまいましたが、連載2回目もよろしくお願いします。相変わらず日本全国津々浦々、あちこちお出かけされていますね。お土産もらったことありませんけど......。

松本(以下、松):関西行ったり東北行ったり、ロケやイベントなど、おかげさまで忙しくさせていただいています。そうそう、お土産で思い出した! 前回「社会とのかかわりが大切」という話があったかと思いますが、近所付き合いは本当に大事。特に犬を飼っていらっしゃる犬友さんへの気配りは、「我がコ」のためにしておいて損はありません。その一環として、地方へロケやイベントで出かけた際は、お土産を買って届けたりもしています。

d:まぁ、僕はご近所さんではないですからね......(涙)。それはさておき、確かに、手土産が喜ばれるかどうかというよりも、コミュニケーションのきっかけは増えますよね。散歩の時の立ち話以上の話も、たしかにできそうです。そもそも、そんな気遣いを双方できる関係性になっておくことが、大切なんでしょうね。普段会釈する程度の人から、いきなりお土産もらっても......ねぇ(笑)。
 さて、今回は散歩のマナーについてお話しをしたいと思っています。正直、僕自身パーフェクトにできている自信がありませんが......。まずは、排泄のことからいきましょうか。

松:モーフは、どうしてますか?

d:いきなり僕の話ですか。うちは、屋外でも屋内でもトイレできるようにしています。ただ、外でのマーキング欲求が強くて、困る時もあるのですが......。

松:さすが!屋外でしか排泄できないというコもけっこういますが、天候や災害などの影響で、屋内でも排泄できるようにしておきたいですよね。屋外での排泄も、していい場所とダメな場所をしっかりとコントロールする必要があります。特にモーフのように未去勢のオスの場合、あちこちマーキングしたがりますから注意が必要です。基本的には、ほかの人の迷惑にならない土の上でまとめて排泄させるといいでしょう。自宅の庭でさせてから散歩へ行く、もしくは外出時もトイレシートを持参してその上でさせるという人もいますね。

d:なるほど。確かにトイレシート持ち歩いている方もいますね。そうじゃなければ、尿の場合なら水で洗い流し、ウンチはしっかり持ち帰る。

松:「かっこいい飼い主」を目指すなら、もう1ランク上を行きたいですね。洗い流す水も、重曹を混ぜて可能な限りニオイを残さないようにして、ウンチも拾うだけでなく地面に付いてしまったものも「跡形もなく」きれいにしていく。僕は、そのためにティッシュだけではなくブラシも持っています。
 そうそう、脱線しますが、犬にとって良いウンチとは、きれいに拾える硬さではありません。これって飼い主が楽なだけですよね。アスファルトであれば拾い上げたときに多少地面に付いてしまうくらいが、適度に水分を含んでいて健康的といえるでしょう。

d:重曹にブラシ......。松本さんともなると、さすがにスゴイですね。松本さんの場合立場的にということもあるでしょうけど、本当は一般の飼い主である僕たちも、それくらい外からの目を気にして行動した方がいいんでしょうね。地域で一人、そういう飼い主さんがいるだけで、犬に対していい印象を持っていない人の気持ちを、少しずつでも変えていけるかもしれないですし。

松:はい、そういう気持ちが大切ですね。あとは、散歩の時にウンチ袋を少し余分に持って出て、放置されているウンチを拾うというのも「かっこいい飼い主」への大きな一歩やと思います。

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「犬が嫌い、苦手な人目線での行動を心掛けよう」

d:マーキングにも通じるのですが、歩かせ方というのも大切なマナーの一つかと思います。コースは決まっていたとしても、散歩中ひたすら愛犬の気が向くままにあっちこっちのニオイを嗅ぎ、気になるポイントではマーキングして......という人も、いるにはいますよね。例え排泄後の処理をきちんとしていたとしても、それはけっしてスマートじゃないし、正しい散歩とは言えないのかなと。

松:そう思います。まるで何かのデモ犬のように、パーフェクトなリーダーウォークが必須というわけではないんやけど、メリハリは大事。歩くことに集中させるところ、排泄するところ、自由にニオイを嗅ぎ回ったり遊んだりできるところを分けてあげるといいでしょう。そして、今できていないんだったら、愛犬と一緒に飼い主さんもその取り組む過程を楽しんでほしいと思います。少しでも進歩したら、「イエーイッ! スゴイじゃん!!」って、愛犬とハイタッチするくらいな気持ちで喜んであげましょう。

d:愛犬に何かを学ばせたい場合は、基本そのスタンスがポイントですよね。なかなか上達しませんが、ディスクドッグの先生にも同じこと言われました。
 そうそう、最近トラブルも多いようですが、伸縮リードやロングリードの使い方も気をつけたいですね。歩道や道路で伸ばして歩くのは論外ですが、広場や公園でも周囲の人や犬への配慮と注意は必要だと思います。特に伸縮リードは線が細いので遠目からだと見えなかったりしますし。人や犬の足に巻きついてしまい怪我をさせてしまった、なんて話も少なくないようです。

松:確かにいますね。伸縮リードは使い方間違えると危険ですから、それこそ見られているという意識と、安全面への配慮は欠かせません。
 あとはトラブルとしてありがちなのが、散歩中に出会う犬同士のトラブルでしょうか。相性悪いコもいるわけですから、初対面であれば相手の飼い主さんの許可なしに挨拶させないほうがいいでしょう。

d:前回もちらっと話出ましたが、散歩中に人とすれ違う時の配慮も必要ですね。相手は犬が嫌いだったり、苦手だったりする可能性もあるわけですから、基本的には相手から遠いサイドに犬をつかせて通り過ぎるまで待つとか。

松:そして、笑顔であいさつ(笑)。とにかく、人と犬との生活がより幸せに、より豊かになっていくためには、僕ら犬好き人間が「犬が嫌い」「犬が苦手」な人の視点に立って行動していくことが大切です。マナーとかルールとか以前に、人として正しい行動を心掛ければいいだけなんですけどね。

d:わかってはいますが、ついつい愛犬家スタンダードな行動をしてしまうことがあります。僕も犬メディアの人間として、しっかり意識していきたいと思います。地域から愛される飼い主、愛される犬を目指します!!

松:なんだか、市議会議員でも立候補しそうですね。まぁまぁ、特に僕らはそれくらいの気持ちでいてちょうどええかもしれません。

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d:さて、今回も終わりの時間が近づいてまいりました。

松:毎度のことだけど、早いっちゅうねん(笑)。次回のお題は?

d:次回は、賛否両論出てしまうかもしれませんが、「しつけ」をテーマに激論を交わしたいと思います。お楽しみに〜♪

◎プロフィール

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松本秀樹さん

1974年11月15日生まれ。大阪府出身。『まさはる君が行く!!ポチたまペット大集合!!』(BSジャパン/毎週火曜日19時放送)で、ラブラドール・レトリーバーのまさはる君の相棒をしている。浅井企画所属。犬好きが高じて、犬関係の資格を多数取得。子どもと犬のために一般社団法人ナチュラルドッグスタイル代表を主宰し、さまざまな活動を展開中! 隔週金曜日にYouTubeで配信されている『松本秀樹の うれみみチャンネル』も大人気!!
公式ブログ:https://ameblo.jp/macha-daichi/
浅井企画HP:http://asaikikaku.co.jp/

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