だいぶご無沙汰してしまいました、シェアハウス犬ベルのブログ。実は、第5回にしてベルはシェアハウスを卒業し、私山賀の愛犬となりました。そこで今回は、ベルと一緒にシェアハウスを卒業して引っ越したときの話をもとに、犬との引っ越しについて書きたいと思います。
ベルと私がシェアハウスを出ることになった経緯に関しては、簡潔にまとめることが難しいので、今回は割愛します。とにもかくにも、私とベルは一緒にシェアハウスを出て、賃貸マンション暮らしをすることになりました。それにともなって、ベルはシェアハウス犬ではなく、私の愛犬になったわけです。
そこで、ここでは犬連れで引っ越しをするにあたって、やってよかったと思ったことをご紹介したいと思います。
新居は、前のシェアハウスから一駅ほど離れた場所に決めました。徒歩15分ほどの距離だったので、実際に引っ越しをする前に、採寸兼ねてベルを連れて新居を訪れてみました。
すると、ベルは適応能力の高い犬なので、まだ何も置いていない部屋にすぐ慣れて、リラックスしてくれました。
このことがベルにとってよい効果があったかどうかは、正直わかりません。一度連れてきておけば、実際に引っ越したときに、ベルも「ああ、ここか」って理解してくれるんじゃないかなと、私が勝手に想像しただけです。ただ、ベルが新居でリラックスしている姿を見て、これなら引っ越しも問題なさそうだな、と私が安心できたのがよかったかもしれません。
これは旅行などに出かけるときと同じですが、犬はいつも使っている、自分のにおいのするものがあると安心します。新居に引っ越すとなると、ついベッドなど犬のものも新調したくなりますが、慣れるまでは以前に使っていたものを持ってきてあげたほうがいいようです。
ベルも、引っ越しダンボールの中からベッドを見つけて出してあげた瞬間、こうなりました。
新居は賃貸マンションなので、ベルの吠え声が近所の迷惑になったらどうしよう、というのが一つ不安要素でした。ベルは滅多に吠えませんが、散歩に行く準備をしているときや、何か要求があるときに吠えることがあります。とはいえ、集合住宅ではちょっとの吠えでも響くのではないかと、ドキドキしていました。
そこで、大家さんや隣、下に住んでいる人にあいさつに行くときに、ベルを一緒に連れて行くことにしました。子どものいる家庭などの場合も、ご近所付き合いがあって顔見知りになっていれば、トラブルになりにくいと聞きます。犬の場合も、顔を見せておけば「ああ、あのコが散歩に行くのね」とか、微笑ましく思ってもらえるんじゃないかなと考えたのです。
結果、これは大正解でした。ペット可物件だけあって、大家さんは犬好きの方で、同じ建物内に住んでいる息子さん夫婦も犬を飼っているとのこと。「かわいいわね〜」となでてもらって、私たちもすぐに打ち解けることができました。隣の方も、私が「吠え声がうるさかったらすみません」と言うと、「前に住んでいた方も犬を飼ってたし、吠えても別に大丈夫ですよ!」と笑顔でおっしゃっていただき、ホッと一安心しました。
もう一つ、本当はやりたいと思いつつまだできていないのが、しつけの先生に新しい環境を見てもらうこと。どこにベッドを置いて、どこでご飯を食べさせるか、犬にとって危険な箇所やストレスになる箇所はないかなど、相談したいなと思っています。
これも実現したら、またブログでご報告させていただきます!
シェアハウスで引っ越し準備中のシーン。ベルはどこでしょう?
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