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2016.09.12

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ラボ長コラム第2報

犬の靴の履かせ方メソッド、誕生秘話! 動物行動学の専門家との共同開発!!

こんにちは、ラボ長の小林です。docdog(ドックドッグ)では犬に靴を履かせることに対して不安や抵抗を感じている方にも納得して使用を検討して頂けるよう、様々な情報を用意しています。今回はその中でも「靴の慣らし方マニュアル」誕生の背景をお話したいと思います。

#Lifestyle

Author :写真・文=小林辰也(編集部)

 犬の靴をおすすめする理由については、こちらに紹介されている通りですが、愛犬に靴を履かせるにあたり、超えなければいけない壁が2つありました。
 まず1つ目は「靴がすぐに脱げてしまうこと」、次に「犬がなかなか靴に慣れないこと」でした。この2つの課題を解消するべく、docdog顧問の荒田先生と愛犬のルアンくんにご協力いただきました。

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写真は靴の履かせ方について分析しているところです。どのようにすれば脱げにくいのか、色々な履かせ方にトライしました。この写真では、右前脚が上手く履かせることができず、脱げてしまっています

飼い主がトライしやすいようにメソッドを開発!

 1つ目の「靴がすぐに脱げてしまう」問題に関して、靴のサイズが合っていないこと、履かせ方がうまくいっていないことが原因であると分析しました。海外の靴メーカーのサイトを参考にしながら、荒田先生と共にトライ&エラーを繰り返して、足の測り方と靴の履かせ方をdocdog風にアレンジしました。

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 2つ目の「犬が靴になかなか馴れない」問題に関しては、荒田先生の行動学の知見を用いてメソッドを開発しました。ポイントは、まずはハードルが低いところ(今回だと、足を握る)から始めること、うまくできたらしっかり褒めてあげること、リラックスできる環境で行うこと、そして、飼い主さんが犬と一緒に楽しみながら靴に馴らしてあげることです。
 この慣らし方のメソッドの有効性については、消費者調査も実施しました。そもそも服やリードが苦手といった犬は対象から外しましたが、見事90%以上の犬が1週間で靴に慣れて、散歩に行けるようになりました。残りの10%もあと数日で履けそうなところまで慣れてくれました。
 この馴らし方のメソッドの背景には"学習理論"という考え方があり、普段のしつけにも適用されています。今後荒田先生の記事でも紹介させていただく予定ですので、楽しみにしていてください。

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 最後になりますが、靴の履かせ方、靴の馴らし方は映像制作も行い、荒田先生と愛犬のルアンくんに登場していただきました(ナレーションも荒田先生が担当!)。
 今回作成したメソッドについて、まだまだベストな方法であるとは考えておりません。また、犬種や犬の性格、飼い主さんと犬との関係性、トライする環境などにより状況は変わってくるので、誰もがこのメソッドでうまくいくかというと、そういうわけでもないと思います。皆さんには、そういったことを考慮していただき、場合によってはこのメソッドを改良してトライしていただければと考えております。もちろん私達も、より良いメソッドを模索し続け、皆様に共有していければと考えております。

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